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真実のパートナーとは何か?どうしたら出会えるのか?どうして出会えないのか?
そんな究極のテーマについて改めて考えてみました。
心の世界らしい、あいまいで抽象的な話なのですが、できるだけ分かりやすく描いてみたいと思う次第です。
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私は、2度の自分からの婚約破棄を経て、理想の男性そのものだった上司と不倫関係を終え(妹の出産を機に、彼との子どもは倫理的に望めないと実感し、自分からお別れしました)、その間に出会った男性と曖昧な関係になりながらも、その彼に対してもフェイドアウトしてしまいました。(自分のLINEアカウントを削除しました)
親密感の恐れは強い自覚はあります。
しかしながら、多少ロシア系の血が混じっているらしく、東北生まれも手伝って、滝川クリステルと波留がブレンドされたような見た目故か、年上年下既婚未婚問わず、わりとモテます。
母親やお局様はじめ意地悪な女子からの嫉妬は経験済みです。
私は心も綺麗なので(笑)、今では殆ど意に介していませんが、問題は、どうして私は、望んでいながら、真実のパートナーと出会えないのか、ということです。
30代も後半に突入していますが、この先の人生、愛を循環できる相手が必要だな、と思います。目に留めていただけたら幸いです。
(Mさん)
先日、こんな記事を書いたのですが、ほんとどうしたらパートナーってできるんでしょうね?(再び遠い目)(今日は住宅街が見えております。)
*親密感への怖れが生み出す依存心と、それゆえ重たくウザい女になってしまう理由と対策について考察する。
真実のパートナーとどうしたら出会えるのか?という話については今までも散々書きなぐってきたような気がしますし、これに関しては本を書けるくらいの情報量があると思っているんですけれど、じゃあ、果たしてうちのクライアントさんたちが見事、ヘラクレスオオカブト君をゲットして幸せになっているかというと案外そうでもなく、
「なんであんたにパートナーができないんだろうねえ」
と遠い目をしたり、死んだふりをしたりすることもよくあるものです。
「あれ?もしかしてパートナーシップのカウンセリングが苦手だったのか?」などと思うこともしばしあるほどでして(苦笑)。
もちろん、「見事、ヘラクレスくん、ゲットしました~♪」とか「ああ!ついに!根本先生にいい報告ができますー!!」という歓喜のお言葉を頂くこともあり、“口頭ではなく”、メールで報告してくださった方はなるべくブログにて紹介申し上げてるところでございます。(メールで頂いても個人情報がバンバン書かれてるケースもありまして、その場合は涙ながらに掲載を保留しております。)
ま、幸せになったらわざわざカウンセラーに報告しようなんて思わないですよね。私の存在なんてすぐに忘れちゃいますもんね。(拗ねた表情で)
ということで、例によって枕が長くなるわけですけれど、Mさんのケースを元に「真実のパートナーとどうしたら出会えるのか?論」を展開していきたいと思います。
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さて、美人でモテるからって真実のパートナーとすんなり出会えるなら、うちのクライアントさんたちはとっくに婚活から卒業して「旦那が~」「離婚が~」「レスで~」「彼氏ができて~」「浮気されて~」という話題に移っていると思うんです。
(ええ、真実のパートナーと結婚できたからってそれで問題が解決するわけじゃねえんだぜっ!!!)
まあ、ほんと「なんであんたに彼氏ができないんだろうねえ」(愚痴)と思うケースは多々ありまして、ゆえに、その心理についての研究をさせられるわけですけれど、まあ、よくよく見ればそれなりのブロックがあることは確かでございます。
さて、Mさんのネタで言えば「2度の自分からの婚約破棄」という文字が燦然と輝いているように見えまして、「ほほー、なんでなん?なんで婚約破棄したん?しかも2度もなんでなん?」とツッコミを入れたくなるものです。
さらに「理想の男性そのものだった上司と不倫関係」という文面を見るに「ほほー、婚約破棄しながらも上司と不倫関係になり、かつ、その彼が理想の男性だったのだね?」という点から、Mさんは相当な(隠れ)ファザコンであることが推測されるわけです。
要するに、Mさんもご指摘の通り、
>親密感の恐れは強い自覚はあります。
という点がまあ大きいんだろうなあ、と思われる次第です。
また、「滝川クリステルと波留がブレンドされたような見た目」という美人さんならそりゃあ、モテるだろうと思われるんですけれど、逆にそれが裏目に出てることない?という点も考慮に入れたいところです。
イジワルな女子たちからの嫉妬については経験も豊富ゆえ、だいぶ対処ができてるようですし、たぶん、自分に自信がある方だと思いますが、そういうときってこんな心理が生まれやすいんです。
(1)「男は入れ食い。みんなあたしに興味を示す。だから選び放題!」がゆえに、逆に選べない問題。つまり、完璧な男を求めすぎるようになり、相手の欠点探しに余念がなくなり、結果、「こいつもイマイチだわー」となって別れるパターン。
(2)高嶺の花になり過ぎて男側も本気で向き合ってくれない問題。美人過ぎて男側が引いちゃうパターンですね。それゆえ、見た目だけで遊び目的の男は寄ってくるけれど、本気で自分と向き合ってくれるような男は遠巻きに見てるようなケース。
(3)外見ばかりで評価されて内面を見てくれない!という問題。これ、美人だけじゃなく、巨乳だったり、スタイル抜群という「見た目が魅力的」というタイプの人に多いです。
(4)美人であることをもてはやされたがゆえに性格に難ありパターン。これは皆さん想像されるかと思いますけれど、私のカウンセリングを受けようって方にはほとんど見られないケースでもあります。
で、ここまで読まれて「ふん。どうせあたしは美人でもないし、スタイルも良くないわ。胸なんてほんと洗濯板か!って自分でもよくツッコミ入れるほどだし、今日のネタは全然面白くないわ!!ふん!!」とお怒りの方はぜひこちらの著作を読まれると良いかと思います。
*「つい他人と比べてしまうあなたが嫉妬心とうまく付き合う本」(学研プラス)
・・・。そんなこと言われたら余計怒るよね?嫌いになった??
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まあ、皆様にもぜひ自覚しておいていただきたいんですけれど、美人だから、スタイルがいいからって幸せなパートナーシップを得られるかどうかは分からないってことです。
これはしっかり岩に刻んで家訓としていただきたい所存です。
ちなみに同様のことは「性格」にも言えますので。
要するに、見た目だったり、性格だったり、そうした個人のプロフィール(すなわち、婚活サイトの自己紹介に書くレベルの内容)で、真実のパートナーに出会えるわけじゃないってことです。
じゃあ、何が大事かって言うと「自己肯定感」ですっ!!(はい、みんな、一斉に白けた~。)(ここで別ページに行かないで~)
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ということで、白けついでに大上段から「正論」を一発ぶちかましておきたいと思います。
「真実のパートナーに出会いたいみなさま。あなたは今、その相手にとって真実のパートナーに相応しいと思う?」
ここで、思い切りナイフが胸に刺さったり、頭を鈍器で殴られたり、この日本語の意味がショック過ぎて頭に入って来なかったり、「は?何言ってんだよ!表出ろや!」とついいつもの癖が出ちゃったりした方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。
パートナーシップで対等だから、その相手が真実のパートナーであれば、あなたもその相手から見れば真実のパートナーであるわけです。
でも、そうすると罪悪感や無価値感や怖れや嫌悪感や不信感やいろんなものが蠢きますよね。
つまり、真実のパートナーってお互いに不完全な相手なんです。
不完全な自分と、不完全な相手が巡り合うわけです。
けど、真実のパートナーをハリウッド映画に出てくるスーパーヒーローみたいに思っちゃってませんか?笑
真実のパートナーって「なんか許せる相手」なのかもしれません。
相手の不完全さを許せたり、一緒に成長していこうと思えたり、相手のためなら頑張りたいと思えたり、なぜかその相手とは自然体でいられたり、相手の言葉がすんなり心に入ってきたり、自分も遠慮せずに話せたり、なんか一緒にいることが自然な感じだったり、という相手です。
だから、こういうケースだって存在します。
「なんか合わないていうか、けっこう言い争いになることも多くて、正直嫌いと思う部分もあって、向こうもたぶん、あたしのことを生意気な女だと思ってるんですけど、なんだかんだ会いたいし、セックスしたいと思っちゃうんですよね。
お互いに意地っ張りでプライドが高くて、ほんとめんどくさいし、疲れるんだけど、離れられないっていうか。
なんなんすかね?これ。たぶん、彼と付き合うことになると思うんだけど、キラキラした未来ってのが見えないんですよね。けど、なんか本能的に惹かれる感じがしてて、それはこないだ向こうもそう言ってたんですよ。」
「彼ってこれと言って強く惹かれるようなところはなくて、見た目だってもっといい男は周りにいるし、彼より稼いでる人も知ってるんだけど、なんか落ち着くっていうか、ぴたっとハマるというか。
友達に紹介したら『え?マジ?ほんとにいいの?』って言われそうだけど、でも、案外、自分には彼が合ってるのかも、と思っちゃうんですよね。」
だから、けっこう感覚的なもんです。
頭で考えたわけでも、見た目がタイプなわけでも、単にフィーリングが合うだけってこともなく、なんかもっと違う感覚のようです。
だから、真実のパートナーと出会った話を聴いていると「不思議と・・・」「なんか彼だけは違って・・・」「ふだんの自分だったらOK出さない相手だと思うんだけど・・・」みたいな感じで戸惑ってらっしゃるようです。
それを私は「自然な」という表現をよくしてます。
自然な自分でいられるってのは、彼といると落ち着く、なんでも話せる、彼と会えるのがふつうに楽しみ、というポジティブな面だけじゃなく、「つい素の自分を出しちゃう」という意味で、「つい張り合っちゃう」「つい余計な一言を言ってしまう」「ついだらしない一面が出ちゃう」みたいに「自分のネガティブな部分も出ちゃう」ってことも含まれます。
でも、この辺も非常に表現が難しくて、「じゃあ、彼と一緒にいると緊張しちゃうから彼は真実じゃないのか?」と言われるとそうとも限らないんです。
「その緊張してる自分は好き?嫌い?よくあること?」みたいにもう一段掘り下げてみないと分かんないんです。
だから、先ほど挙げた実例のように「ムカつくし、ケンカしちゃう相手」が真実なこともあるし、「穏やかで優しい人だけど印象に残らない相手」が真実であることもあるんです。
ということで、けっこう腐れ縁を感じる相手ってのが真実である可能性が高いと思います。
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とはいえ、自分自身が成長していくことを考慮に入れるなら、結局誰でも真実のパートナーになり得るというのは正論過ぎて引きますかね?
これ、言い方を変えれば、何か特別なことをしなくても出会えるときは出会うものってことです。
自分を変えようとしなくても、欠点を直そうとしなくても、不完全でダメダメな自分でも出会えるときは出会えるんです。
・・・みたいなあいまいなことを言われると「じゃあ、どうすりゃええねん!」という話になるんですけど、そこでカウンセラーは見事な“逃げ道”を用意してるんです。
「だから、プロセスを信頼して、委ねましょ」
こんなこと言われたらもうどうしていいか分かんないっすよね?笑
でも、まあ、これこそが真実なんですけれど・・・(苦笑)
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で、その真実のパートナーとの出会いもしくは関係構築を邪魔するものは何か?って話をしていくんですけれど、やっぱりそこは個別論になるわけです。
その中でもおなじみの親密感への怖れってのはやっぱり大きいんです。
とはいえ、じゃあ、親密感への怖れを癒さなきゃ真実のパートナーと出会えないか?というとそういうわけでもないんです。
親密感への怖れがバリバリ強くても「この人なら」と思えて頑張って近づこうと思えたり、そんな怖れを気にせずバンバン入り込んできて、自分もそれが嫌な感じはしなかったりするのです。
そう、なんかね、これだけいろんな人たちの事例を見ていると、うまく行くときは勝手にうまく行くんだなあ、と思うんです。
じゃあ、カウンセリングなんていらねーよな、セミナーに高いお金出して参加するのは意味ねーよな、と思いますよね?
そう、その通りです!!笑
ただ、カウンセリングやセミナーに参加するのって「自分の意欲を高める」ためにはめちゃくちゃ役立つと思います。つまり、本気になるためにカウンセリングやセミナーを使うってのは大いに価値があります。
そして、問題を少しでも癒し、解決していくことは「確率を上げる」という効果が抜群にあると思います。
一人では難しいところを誰かと一緒に進むって意味での安心感もあります。
というわけで、カウンセリングやセミナーはやっぱり大事なんじゃないかと思っている次第です。義務でもないし、必須でもないけれど、あったらすごく便利で役立つもの、みたいなポジションかと。
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というわけでMさんの親密感への怖れって話になるんですけれど、これはやはりお父さんとかお母さんとかの関係に行きつきますかね?
おそらく子どもの頃から美人だったと思いますから、恋愛とか性的なトラウマもありますでしょうか?
今は乗り越えられた周りからの嫉妬にも苦しめられたこともあるでしょうか?
例えば「美人てだけでいじめられて、ほんとうに孤独な中学時代を過ごした」という方、「子どもの頃から周りの大人にイヤらしい目で見られて痴漢にもよくあった」という方、「母親からの嫉妬がすごくて女らしくすることを全否定された」という方、いろんなケースがあります。
例えば「母親が自分に嫉妬するので、大好きな父親に近付かないようにしていた」という方もいます。
ということでMさん、そして、親密感への怖れを自覚されてる皆様に質問です。
*男の人と親密になるとどんな困ったことが起きるのでしょうか?
*男の人と距離が近づいていくとどんな感情が上がってくるのでしょうか?
*婚約破棄をしたときはどんな感情が心を占めていたのでしょうか?
*また、親密さのシンボルとしてセックスがありますが、Mさんにとってセックスってどのようなものでしょうか?
*自分をありのままに表現することに対してMさんはどうお感じでしょうか?(セクシャリティ問題)
*Mさんにとって父親はどんな存在で、どんな関係だったでしょうか?
*同様に、母親、そして、妹さんとはどうだったでしょうか?
*なぜ、その不倫相手がなぜ理想の相手だったのでしょうか?
*どんな要素が理想的だったのでしょう?
もし、私のカウンセリングやセミナーを受けることがありましたら、事前にこれらの質問を書き出してきていただくと時間短縮になりますし、よりスムーズに話が進むと思われます。(Mさんだけじゃなくて、皆さんも同じね。)
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さて、最後に。
「愛を循環できる相手が必要だな」と思えるようになったのはMさんがまた大人になられた証拠だと思いますが、「愛が循環する関係」ってイメージできるでしょうか?
循環させるためには「与える」「受け取る」の流れを生み出すことが必要になってきます。
Mさんはどっちが得意?好き?
一般的に自武女の皆さまは「与え上手だけど、受け取り下手」なケースが多いですが、細かく見ていくと「ある部分では与え上手だけど、別の部分は与え下手」だったり、「全般的には受け取り下手だけど、この部分はちゃんと受け取れてるね」だったりするものですが。
真実のパートナーとの話につながりますが、愛を循環させるってことも非常に感覚的で、思考や感情の浅いレベルの話ではなくなります。
もっと目に見えない感覚的な、エネルギー的なもの。
お互いの中を行き来するエネルギーの流れを感覚的にイメージしていくものです。
自分の愛が相手のハートに届き、相手のハートからも愛が届き、それが時に自分から、時には相手から放たれます。
一方通行なわけはなく、むしろ、螺旋を描いて上昇したり、下降したり、様々な動きを見せます。
その感覚に委ねられていくとまた見える世界が変わってきます。
「ああ、そういうことになるんだなあ」と。
例えば、恋愛だけじゃなくて、カウンセリングでお会いする方も何となく「ああ、この人とは長い付き合いになりそうだな」と感じることがありますが、たぶん、そういう感覚的なものが本質的な人間関係を築いていくんだろうと思っています。
そういう点に意識を向けてみると、結果的に「なるようになるんだよね」という結論を自然と受け取ることができると思います。
「真実のパートナーは必要なときにベストなタイミングでやってくるんだな。だから、流れに身を任せて今できることをやっていくのがいいんだな。なるようにしかならんもんな。」ということなんだろうと思ってます。
ま、真実のパートナーだけじゃなく、ライフワークもまったく同じです。
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