愛情表現ができないロックマン氏に振り回されて疲れちゃったんですけれど。



ロックマン氏は「いい女養成所」の側面がある一方で、どうしたって疲れてしまう恋になりやすいものです。
それは愛したい、与えたい、助けたい、という思いが強い人だからこそ。
でも、大事なことはやはり自分軸。どうして自分がその恋を求めてしまうのか?というところではないでしょうか。

根本先生、いつもなにかにつまづいたときにブログ漁らせていただいてます。

私自身、自分のことを“女の皮をかぶった男”と思っておりました。まさか武闘派だったとは笑
今までの傷ついた男たちとの恋が救出任務だったとは笑

ちなみにロックマンな彼のことは“捨てられた猫”のような性格だなと思っておりました。

『「私ってあなたの何?」は彼との関係を破壊するキラーワード。』という記事を読んで。

いちばん私が聞きたいことであり、いちばん彼が聞かれたくないことだと我慢していました。彼の傷が癒えるならば都合の良い女でも構わないと思っていたからです。

なので自分から好きだということは伝えていました。
ただあまりにも反応がなさすぎる。

会えて嬉しいもなければ、一緒に居て楽しいもなく、ご飯作っても感想もなく、デートも決まって彼の家、マネキンでも相手にしているかのように虚しくなってきました。

たまには言葉で伝えてほしいのは戸籍上女子であるので当たり前です。確かにそれぞれ一度は言葉で頂きましたが、ロックマンにとっては一回が限度ですか?
すべて態度から汲んでよというのは甘え以外の何物でもない。

ある日ベッドで、「ロックマンすきー知ってるー?」と聞いたところ、照れながら(←知ってるけど言えないから)「俺が自惚れてるだけかもしれないけど、なにがそんなにいいの?」と。「俺の好きなところ3つ言って」と。

「じゃあ私がロックマンの好きなところ3つ言ったら、ロックマンは私になにを3つ言ってくれるの?」と言ったら、少し考えて「やっぱ今のナシ!言わなくていい!」と。なにを言う気だったんや笑

これは確保したのでしょうか?
なんだかいつも肝心なことは言わずはぐらかすだけで、好かれていると思い込むことも疲れました。会った後の御礼メールも見事既読スルーだし。

恋愛って、そうやっていつも彼の言葉や態度から、私を好きな証拠を探さなければいけないものでした。
ロックマンを好きになったのは私だけど、もっと普通に好かれているという安心感が持てる恋愛がしたいです。

ロックマンじゃ満たしてくれないのかな。
ロックマンに満たしてもらおうと思うことが他人軸なのかな。
恋愛ってこんなに疲れるのかな。
彼のことも疲れさせているのかな。
ロックマンとは合わないのかな笑
(Mさん)

ロックマン氏愛好家のみなさんはきっと今頃首が千切れんばかりに頷いており、この後に続く私の言葉を固唾を飲んで待ち構えているかと思います。「しょうもないこと言うたらこのバズーカがモノを言いまっせ」とばかりに。

で、確保したんでしょうか?という問いに関しては「確保したんじゃない?」と思うんですけど、そこが本質じゃないですよね??

>なので自分から好きだということは伝えていました。
>ただあまりにも反応がなさすぎる。

「反応がない」というのは、ロックマンをロックマンたらしめる重要かつ外せない条件でして、それができた瞬間に彼らはロックマンから野良猫男子に変化すると巷ではまことしやかに噂されている次第です。
それはそれで難しい?(笑)

でも、そういう男が好きなんですよね?
愛情表現が豊かで、いつも一緒に居たがって、「ねえ、僕のこと好き?僕もMちゃんのことが大好きだよ(はあと)」とか言ってくる奴は速攻穴掘って埋めちゃうんですよね?

とりあえず、彼の好きなところを3個と言わず30個くらいリストアップしてみてください。

つい先日も長年、既婚ロックマン氏と格闘していた武闘派女子が、
「『ノーマル男子』と婚活アプリで出会ったんですけど、はじめはちゃんと返事してくれるし、向こうから誘ってくれるし、ラインだってよくくれるし、めちゃくちゃ感動して嬉しくて幸せだったんだけど・・・」
と前置きした上で、

「なんか、ちょっと退屈かも、とか思っちゃって。贅沢な悩みなんですけど」

などと、珍しくしおらしくおっしゃっていたので、思わず笑ってしまったんですよね。
もちろん、即首根っこを捕まえられまして「お主、態度に気を付けられよ」と刃物を突き付けられた次第です。

なぜ、そんな愛情表現をしてくれない彼のことを好きになっちまうのか?
なぜ、そんな疲れる恋と分かっていながらそこに突撃してしまうのか?
なぜ、頑張って彼に与え続けることをしてしまうのか?

そこに何らかの理由があると思うんです。

>会えて嬉しいもなければ、一緒に居て楽しいもなく、ご飯作っても感想もなく、デートも決まって彼の家、マネキンでも相手にしているかのように虚しくなってきました。

こんな処遇に耐えられるのはなぜなんでしょう???

決して男性と縁がないわけではないでしょう?
自分でも「あら、いい女」とか思う瞬間あるでしょう??
ノーマルと思しき男子から近づかれることもあるでしょう???

なのに、なぜ、難攻不落なロックマン氏に惹かれてしまうのでしょう?

もしかして、傷ついた男を見ると助けたくなってヨダレが勝手に出ちゃうタイプなの?
もしかして、深いところでは自分には価値がないと思ってるの?
もしかして、受け取ることが超絶苦手だから、与えることばかりで成り立つ彼らがいいの?
もしかして、自分は幸せになっちゃいけないとか思ってるの?
もしかして、救出に失敗した経験が尾を引いてるの?

その辺は、じっくりねっとり自分と向き合ってみるといいですよ。

>ロックマンを好きになったのは私だけど、もっと普通に好かれているという安心感が持てる恋愛がしたいです。

という風に思ったならば、もし、そんな恋愛をしたら、私はどうなってしまうのか???って想像してみるのもお勧めです。

「今手に入っているものはそれを望んでいるからだ」という考え方に基づいてます。

もし、素直に愛情や感謝を示してくれる彼だったら私はどうなってしまうんだろう?
めちゃくちゃ依存的になってしまうのかな?
彼の愛情が信じられなくて、彼を困らせてしまうと思っているのかな?
私ってめんどくさい女だから、そんな彼はふさわしくないと思っているのかな?
やっぱり刺激が足りなくて飽きちゃうのかな?

ロックマン氏とのお付き合いは「いい女養成塾」みたいなところがありまして、そのハードなトレーニングを経験することで、どんどんいい女度がアップしていく傾向にあります。
だから、めちゃくちゃ成長意欲が高い人はロックマン氏を選びやすいのかもしれません。

ここでのポイントは「答えは我が心にあり」ということで、なぜ、こんな男のためにここまで自分は尽くしてしまうんだろう?ということをあれこれ考えてみることで、その答え(ひとつじゃないですよ!)を見つけていくことができます。

もちろん、よくある傾向についてはちょくちょく私のブログで語っていますので、ブログ内の検索窓で「ロックマン」と入力してもらえたら、圧倒されるくらいの記事がヒットしてきます。

ロックマン氏愛好家の傾向のひとつに「周りから見ればめちゃくちゃいい女な癖に、自分ではその自覚があまりなく、むしろ、女として自信がない」というものがあります。

それを「なんでなんかなー?」と掘り下げてみると、かつて助けられなかった人がいて、そこで生まれた罪悪感が、似たような「助けられない人」ばかりに目を向かせてる、という風に分析できたりします。

その助けられなかった人、というのは、父であり、母であり、兄であり、また、過去の男たちであり、という風に歴史を繙くことができて、その結果、常に「助けたくなる人」を探してしまいます。

例えば、Mさん。彼と似たようなタイプの人、今までの人生で出会いませんでしたか?
彼と同じような反応をする人、近くにいませんでしたか?

そんな切り口から、過去を振り返るのもアリです。
そして、そこでやり残したことを今の彼で処理しようとしているのかも?と思ってみると、少し気持ちが楽になるでしょう。

その場合、今の彼が問題というよりも、過去の人が原因だということが分かるので、その人との関係を見つめ直していくことで、今を変えることもできるようになります。

それと同時に、女としての自分を改めて振り返ってみましょう。

裸になって鏡に自分を映してみて、美しいところ、きれいなところ、セクシーなところをたくさん認めてあげます。

それを「イメージ」の中でやってみると、内なるセルフイメージが見えてきます。

すごく自分を汚いもののように扱っていたり、自分で自分を傷つけすぎて体中が傷だらけだったり、すごく悲しそうな眼をしていたり、なんだか疲れているように感じられたり。

その自分を笑顔にしてあげられるように自分を整えていきます。

そして、女としての自分の価値をもう一度見つめていきます。
いかに自分が素晴らしい女で、とても魅力的である証拠を探していきます。
欠点や短所はもう無視するくらいの勢いでいきましょう。

そうして、改めて自分に自信を深めていくと、彼の態度に振り回されないどころか、彼を再選択、もしくは、手放すことができるようになります。

ロックマン氏との恋は、苦しい反面、情熱を掻き立ててくれる効果があります。

「あんたは恋に生きる女なんだよね」という風に、デリカシーのないカウンセラーからボソッと言われて「むっ」とすることになるんですけど、自分にとって恋愛というものが、「ライフワーク」と言えるくらいに重要なことを認めることもお勧めしています。

けど、なんか「恋に生きる女」って認めるのに抵抗がある人も珍しくないんですよね。

でも、彼のことを必死に愛している自分や、過去を振り返ったときに、そう認めざるを得ない現実が現れてくると思うんです。

個人セッションの連続コース(PCC)では、よく「過去の恋愛の棚卸」を宿題にしてきます。中には10ページにも渡り、詳細に記録して来てくれる方もいらっしゃるんですけど、そこから見える傾向として「あんたは愛したくてしょうがない女なんだよな」と分かることもあります。

皆さんも一度、ノートを広げて過去の恋を棚卸してみてはいかがでしょうか。

ということで、色々と質問させていただきましたけれど、ロックマン氏愛好家のみなさんだけでなく、今、恋や夫婦関係がうまく行っていない方は、そんな風に「自分」と向き合う時間を最優先にしてみてください。

「すべての問題は自作自演」なので、自分の中に答えがあります。

そして、それは「自分を知る」ということにもなりますから、恋愛に留まらず、様々な面で自分を知ることにつながります。

そうして、自分と向き合い、自分を知り、自分の魅力を再確認していくと、不思議と彼の態度が変わってくるようになります。

そうなるとみなさん、なぜか望んでいた状況が手に入るのに「キモイ、ウザい、ヤバい、逃げたい」を連呼されるのですが、それに慣れてくると、「なんか幸せなんですよね~。うふふ。ぐふふふふふふ」などと惚気てくるようになります。

最後に彼の心理をひとつ。

彼が愛情や感謝を表現できないのは「それが必要ない」と思っているか、「その必要性を知らない」か、「恥ずかしすぎる」からです。

なぜ、既読スルーなの?と問いかけても、彼にとっては「???」な思いであることも珍しくないものです。

自分ができる、自分がやっている、からと言って、あるいは、それが世間の常識でしょ?と思ったとしても、彼にとってはそうでないこともあるんですよね。

とはいえ、他人軸になって彼に求める気持ちばかりが高まってしまうと、そうした彼の事情も受け入れることができなくなります。

まずは、自分のこと(自分軸)、そして、そこから彼を理解する、というプロセスに挑まれるのがお勧めです。

★ロックマン氏に対抗できるように、どんどん自己肯定感をあげるぞー!!

『自己肯定感をあげる3daysプログラム』

名古屋:10/19(土)、11/16(土)、12/15(日)
大阪:10/20(日)、11/17(日)、12/14(土)

※東京は来年早々を予定しています。

https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/31475

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