ロックマンで厳しい旦那と1年頑張った来たのですが、離婚した方がいいのでしょうか?



自己肯定感が低いと、自分を否定する癖が付いてしまってるので、この程度で根を上げてはダメだ!とか、もっと頑張れるはず!と自分に鞭をピシパシと入れてしまうものですが、それだとやっぱり辛いよね?という話。

根本先生こんにちは。
いつもブログを楽しく拝見しております。

1月28日のロックマンの記事、まさにウチの夫!と思いました。
結婚して明日で1年になりますが、その間に離婚を言い渡された事4回。その度に謝ったり話し合ったり、なんとか続けて来ましたが、また小さなキッカケで、もう限界!今日中に書類を書いてください。ポストに投函して実家でお過ごしください。lineがきました。
モメると顔を合わせたくないと言って、いつも家庭内別居状態になったり、実家に帰れと言われたりです。

続けると決めた後は、妻が優しくないからな~と時々嫌味は言うものの優しい夫になり、何かと気にかけてくれたり、誕生日のプレゼント何欲しい?と聞いてくれたり仲の良い夫婦になります。
私が自分の気持ちを伝えるのが苦手で、寂しい思いをさせてしまっているんですよね。あと、夫はすごく受け取り下手で、お弁当作るねにも「大変だからいいよ~」迎えに行くねにも「大丈夫!」と言う感じなので、真に受けてやらなかったら、後でそれぐらいしないのか!と怒ります。わっかりにくい!!
一人暮らしが長くて、人に頼らず生きてきた夫なので、とても頼もしいですが、実家暮らしをしてきて生活力のない私のことを甘い!依存してる!と事あるごとに責めるのです。
私は変わるんだ、家事も仕事も頑張ろうとやってきたのですが、家事はやって当たり前!と一蹴され、俺との結婚には向いてないよ。と決裂しました。
彼も子供の頃、長男だからと厳しくされあまり認められなかったみたいで、人にも自分にも厳しいです。私も彼に認めてもらいたかったのかな。夫は変わらないだろうし、私ももう離婚してお互いに自由になった方がいいのかなと思ったり。
でもまだ出来ることあるんじゃないかなと思ったり、気持ちがずっと落ち着かないです。
アドバイス頂けたら嬉しいです。
(Mさん)

そういうMさんも頑張り屋さんなわけです。
彼にあれやこれや指図されて、それをなんとかこなそうって頑張ってるわけでしょう?
そして、ちゃんと彼のことを理解しようとして色々と勉強してるのでしょう?

すごいじゃん、それ。

旦那さんはロックマンだと思いますが、たぶん、それに加えて若干言葉のDVっぽいところもある人かもしれないですよね~
アスペっちゃってるというあ。

けっこうMさんを否定すること言うでしょう?
でも、急に優しくなったりしませんか?

まあ、彼はそういう人なんですけど、その彼に対して「Mさんはどうしたいの?」というのが私のいつもの例のお決まりのセリフでして(笑)

いい奥さん、旦那さんは「まだできることがあるんじゃないか?」って頑張ったり、「私の至らぬところを直さなきゃ」と頑張ったり、「何とか認めてもらいたい!」と頑張ったりするんです。

仕事でもそうですよね。

「まだできることがあるんじゃ?」と思えば、そりゃあ、ありますよ、たくさん。
そういうのってじわじわ来るでしょ?一気に来ないんですね。
少しずつ少しずつ、負担が増えて行くので気付かないんです。

茹でガエル理論というのがあるの、知ってます?
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8C%B9%E3%81%A7%E3%82%AC%E3%82%A8%E3%83%AB

仕事もそうだし、夫婦関係でもそうだし、それこそ、1枚1枚ゆっくりと紙を積み上げていくようにストレスも溜まっていくんです。

たくさんの書類を抱えているのに、増えるのは紙一枚ずつだから「まだイケる、まだイケる」って頑張れてしまうんです。

で、Mさんのように「夫が自分にも他人にも厳しい」ということは、それがMさんにとっての基準になるので「私は全然甘い。全然できてない」とMさんはMさんで“自分に厳しくなる”のが分かりますか?

そうすると、この程度で根を上げてはダメだ!もっと頑張らなきゃ!と自分を叱咤激励して、更なる荷物を抱えようとするわけです。
それってしんどいですよね?辛いですよね?

私たちはそういうことをやってしまうもんなんです。
いい人ほど。

そういう方によくお願いするセリフがあるんです。セッションとかで。

「もう離婚してもいいよ。もう頑張らなくていいよ。」って自分に言うてみてください。

実際、声に出してね。

どんな感じがしますか?

「離婚しなせえ」って言ってるわけじゃないんです。
「離婚する」という選択肢を持ってもいいよ、と自分を許してあげるんです。

選択肢があると私たちは勝手に余裕を感じ始めるものでもあります。

そして、離婚問題や仕事の退職問題で意外と多いのが「離婚する(辞める)許可を自分に出してるようで、出していない」ということ。

さらには、自己肯定感。

旦那さんは自己肯定感とても低い方ですが、それにお付き合いしてMさんも低くしなくていいんです(笑)

>自分の気持ちを伝えるのが苦手

「それが私。」

>実家暮らしをしてきて生活力のない

「それが私。」

>私は変わるんだ、家事も仕事も頑張ろうとやってきた

「私、えらーい!すごーい!よく頑張ったね~!!」

そういう風に自分を肯定してあげるわけです。

「あたしはあたしなんだから、あたしのままでいい」って言葉も毎日呟いてみてください。

「旦那は旦那、あたしはあたし」という言葉と一緒に。

これで自分軸もついでに確立できますね。

体を鍛えたり、ダイエットしたりするのにパーソナルトレーナーを雇うひとも増えてきましたが、一人だったら甘えたり、逃げたりするところを「あと一回!もうちょっと!」って追い込みかけてくれて、ボディメイクをしていきますよね?

旦那さんっていわば、そんな厳しいことで有名なトレーナーさんみたいなもんだと思ってください。

いろんなこと、鍛えられるでしょう?
精神的なものまで。

もしかしたら、そういう旦那さんに追い込みかけられてダイエットに成功しちゃったりする?(笑)

きっと結婚して1年でずいぶんと成長したんじゃないかなあ、と思うんです。

そこでMさんには考えてみてほしいんです。

「あたしの理想の夫婦関係とは?」

離婚するかどうか?って話を伺うと、私はもう少し大上段に立った見方をお勧めすることが多いんです。

「どんな関係が理想なの?」
「夫婦として大切にしたいことって何??」
「夫婦だったとしてもこれは譲れない!とかこれは嫌だ!というのはある?」

そういうのを超絶ワガママモードで考えてみてください。

そうすると「あ、あたし、別にトレーナーさんと24時間年中無休で鍛えたいわけじゃないわ」と思うかもしれないし、「あたし、めっちゃ成長したいねん。だからトレーナーさんみたいな旦那がちょうどいいねん」と思うかもしれません。

選ぶのは自分。

お互い選びあって成立するのが夫婦。

せっかくご縁があって結婚したんだからって頑張るのもいいし、1年頑張ったんだからこの辺でいいか、と離婚するのもいいし、それは自由です。

でも、大事なのはそれを選ぶのは自分自身である、ということ。

こういう選択って10:0で決まることってまあないですよね?
どんなにひどい旦那だったとしても、7:3とか6:4ならまだいい方で、実際は5:5の選択になることも多いんです。
しかも、朝は6:4で離婚!だったのに、夕方になったら逆転しちゃった・・・ということもままあるんですね。

だから、自分の気持ちに素直になりつつ、「どういう生き方が私らしいんだろう?」ってちゃんと自分軸で考えることが大事なんですよね。

「さて、私はどうしたいんだろうなあ?どういうのが私らしいんだろうなあ?」って空でも眺めながらぼーっと考えてみてください。答えは出なくてもいいので。

常に自分の味方になってあげることを忘れないようにしましょう。
自己肯定感が低いと「私」の一番の敵になっちゃうから要注意なんです。

ということで宣伝タイム!!!(笑)
自己肯定感あげるなら、これ。

「敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法」(あさ出版)

自分軸な夫婦関係を築くためには、これ。

「敏感すぎるあなたが人付き合いで疲れない方法」(フォレスト出版)

旦那さんを手放すぞっ!執着・癒着から自由になるぞっ!ならば、これ。

東京:5/26(土)13:00-16:00
大阪:6/2(土)13:00-16:00
「本気の手放しワーク」
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/24013

自分自身を深く見つめ直して、自分らしさと出会うならばコレ。

東京:5/27(日)10:00-18:00
大阪:8/4(土)10:00-18:00
「根本裕幸の1DAYセミナー~問題を解決して幸せな自分になる~」
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/23795


あわせて読みたい