2ヶ月ほど前に、夫から離婚申し入れがありました。



自分軸が大事と分かっていても、どうしたって感情(欲求)に引っ張られてしまうもの。
今できることしかできないから、今の自分に目を向けてできることをやっていきましょう。
他人軸の何が問題か?というと、そこに愛がないからです。

まだ、メルマガ登録してから日が浅いのですが、頭の中を整理するためにも、こちらにメッセージを書かせて頂きます。

なんとか現状を良くしたいと、書店で『敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法』を手に取って、ワークを進めているところです。

2ヶ月ほど前に、夫から離婚申し入れがありました。
私に対する不信や嫌悪感から、1年間ほど離婚を考えていたようです。

私は薄々、そんなこと(離婚を言われること)があるかもしれないと感じていました。
それは、こんな態度をとっていれば嫌気が差すだろうな、と思うほど自分の苛立ちや八つ当たりが激しかったからです。
こんな態度を止めないといけないと思いつつも、自分でもどうしていいのか分からない状態でした。

そして、離婚したいと言われてからは、どのように自分の気持ちを整理したら良いのか分からず、相手にどんな気持ちや態度でいれば良いのかも分からず、お互い苦しい時を過ごしていました。

ひと月経ったころに、苦しくて辛いと伝えると、夫も同様に辛いとのことでした。
違う点は、私は離婚したくないという点と夫はいち早く離婚したいという点。

私は根本さんの書かれたものを読みながら、また他の方のアドバイス等も耳に入れながら、これは私自身の問題だと、自分自身に目を向けられつつあり、少し気持ちが楽になってきた状態です。

夫はというと、私を拒絶する気持ちは変わらず、早く離婚したいとのこと。
もうこれは、私がどうのこうの関係なく、夫自身の問題で夫が決めていくしかないのだと分かりました。

私は自分を信じること、自信を持つということ、に少しずつ気持ちを持っていけています。
そう思っても、やはり拒絶されるというのは辛いです。

もう受け入れてもらえることは無いのだろうかと、やっぱり他人軸から抜け出せません。

うん、私は夫に受け入れられたいのです。これ、めちゃめちゃ受動態でしょうか。
(Mさん)

そうですねー。「~されたい」という気持ちが強いときってのはバリバリ他人軸状態ですわね。

とはいえ、まだ2か月でしょう?それも無理ないでしょう。

長年一緒にいた人から別れを切り出されたとして、「はい、そうですね!畏まりました!」ってなれる人はむしろ怪しいってもんでして、そりゃあ、そうなるでしょーって思います。

焦ってあれこれ手を出してしまうかもしれませんけど、分かっていてもできない時期ですしねー。

だから、今はまだ自分軸になり切れなくてもしゃあないよなあ、と思っておいてください。

とはいえ、自分軸に移行する試みは大事なもんでして、うまく行かなくても「ああ、まだ他人軸だ~」って気付いたときに「私は私」て意識をしていけば大丈夫です。

わずか2か月で、自分を信じたり、自信を持てたりできるようになったんでしょう?
それって素早いですよね・・・。もしかして、バリバリの自立系武闘派女子ですか???

それだけ成長できた自分を褒めてあげることもとっても大切なことですね。

そもそもなんで苦しいのか?というと「自分の思い通りにしたいのにならない」からですよね??

これ、ものすごく重要なことでして。

「自分の思い通りにならなくて苦しい」
 ↓
「その苦しみから早く抜け出したい」
 ↓
「相手(状況)を思い通りにコントロールしたい」

という風に考えてしまうものです。

でも、当然「相手は思い通りにならない」ので、最初に戻って、ますます苦しくなる、という流れです。

これは誰でも通る道だと思います。

ここで「彼の気持ちは私にはコントロールできないものなんだ」という当たり前のことに気付けると、少し手放せるようになります。

自己肯定感をあげる方法に「自分にできることとできないことの区別をつける」というのがあります。

それって自分にどうにかなるもの?という問いかけを自分自身に投げかけてあげるのは結構大事かつ効果的なものです。

そうして、意識を「自分自身」に向け始めることができるようになります。

Mさんもお気付きのように「これは自分の問題なんだ」と思えるようになるんです。

とはいえ、それに気付いたってどうしたってその「思い通りにしたい欲求」というのは強いですから、自分の内側に葛藤が生まれます。

「これは自分の問題なんだ!自分に目を向けるんだ!・・・でも、やっぱり相手の挙動が気になる・・・。どうして?なんで?もう駄目なの?・・・いや、でも、やっぱり自分軸だ!自分の問題なんだ!・・・そうは言ってもやっぱり気になる。私には無理かもしれない・・・。いやいや、そこでくじけてどうする!私は私でしょ!人は人なの!・・・でも・・・」

という風にぐるぐると葛藤が繰り返されると思います。
おそらくこれをお読みの方の中にもきっと同じプロセスをたどった方も少なくないでしょう。

でも、その葛藤を繰り返していくと、だんだん「自分」の方が多くなってきます。

ブログで時々紹介させていただくネタの中にも「最近は主人の動向が気にならなくなってきました」という話が出てきますが、その方もそうした葛藤を乗り越えて、だんだん自分軸になって来たんだろうと思うんです。

とはいえ、急には難しいもんですからね。
気長にいきましょう。

「できることしかできない」ですから、どうしたって欲に引っ張られるのは無理ないことですから、そんな自分も許してあげることが大事なんです。

「今はしゃあないよねえ・・・」って。

他人軸(旦那軸)の場合、何が問題か?というと、相手のことを見てないからなんですね。
つまり、そこに愛はないんです。

先ほどの、

「自分の思い通りにならなくて苦しい」
 ↓
「その苦しみから早く抜け出したい」
 ↓
「相手(状況)を思い通りにコントロールしたい」

というのを見ても、これって自分のことしか見えてませんし、考えられていません。

痛みが強いから当然そうなるわけですけど、私たちがこの状態にある間、彼はどんな気持ちでいるか、考えられるでしょうか?

夫婦関係の問題で奥様に私がよく釘を刺した上に塩を塗り込むセリフとして

「今のあなたを見て、旦那さんは愛おしいと感じられるでしょうか?」

というものがあります。

関係を改善していこう!ていう時に、相手から見て自分が魅力的に見えるのか?それともウザい存在になってるのか?かわいく見えるのか?重たく感じるのか?ってことです。

今の自分の態度や状況を彼が見たときに「俺、愛されてるなあ・・・」てどれくらい感じられるか?ということです。

離婚を切り出される、ということは、恋愛であれば振られてる状態ですよね。
結婚制度があるから、あるいは、生活上の都合によって一緒にいられるんだけど、恋人としてふつうに付き合っていたカップルならば別れてる状態なんです。

とはいえ、その制度があるからこそ、復縁の可能性も高まるわけですが、その制度にしがみついていても彼の気持ちは戻りません。

また、さらに追い打ちをかけるがごとく、塩を塗り込んだ後に、レモンに唐辛子まで塗り込むセリフとして

「今のあなたはどんな目で彼を見ているでしょうか?」

というものがあります。

もし、縋り付くような目で彼を見ているならば、彼を責めるような目で見ているのならば、可愛そうな妻の目で彼を見ているならば、彼は罪悪感を溜めることはできても、彼女を愛そうという気持ちにはなりにくいものです。

仮にそこで「やり直そう」というセリフが出てきたとしても、それは罪悪感からくる補償行為なので、奥さんの気持ちが落ち着いてきたらやっぱり彼は再び離婚を切り出すでしょう。

「もう一度、彼が惚れられる女になってみませんか?」

というのは非常にジェントルマンな提案でございますけれど、要するに「自分軸になりはなれー、旦那軸を手放して、自分のことをちゃんと見つめなはれ~」という話です。

Mさんの文面を見るに、元々うまく行ってたときも「旦那軸」だったことってありませんか?

彼を感情処理係として使っていたようですし、また、色々と振り回してきたのかもしれませんね。

少しレベルの高い話をしますと、

「離婚話を切り出される原因となったことは、修復を目指して頑張っている間にも出やすい」

という傾向がみられます。

例えば、元々ワガママで旦那さんに依存していた奥様は、旦那さんに離婚を切り出されて一念発起して自分を変えようとして頑張って自分を磨いている最中にふと

「ね、私、変わったでしょ?だからやり直してよ」

って言っちゃったりします。旦那さんからすれば、

「お前のそういうところに嫌気がさして離婚を切り出したんだろ?何も変わってねーなー!」

ってところです。(こういう話は非常に多く耳にしますね)

私としては、そういうことがあることは想定内っていうか、日常茶飯事なので、「まあ、しょうがないですよねー、また今日から頑張りましょうね~」です。
だから、それで「もうダメかも!」って不安になる必要はほんとはないんです。

長年の習慣を変えるのはすぐには難しいのかもしれませんし、他人軸の状態だと、相手に変わってもらおうとする姿勢がなかなか抜けきらないので、ますます「変わってねーなー」と言われやすくなってしまいます。

なので、ますます「自分軸」を意識しましょう。

旦那さんを自分から意識的に切り離していきます。
Mさんも少しずつできているところですですけど、油断は禁物ですね。

・自分が笑顔になれることをする。
・人に話を聞いてもらって気持ちの整理をする。
・好きなこと、楽しいことをやってみる。
・日常を飛び出して非日常に自分を置いて目先を変える。
・体を大切にケアする。
・女性(男性)としての自分を磨く。

今できることをやっていきましょう。

離婚話に至った原因を考えるのも悪くないですけど、それは一人じゃないときにするもの。
それよりも、今、笑顔になれることに意識を向けていきます。

Mさん、味方になってくれる人はいますか?
話を聞いてくれる相手はいますか?
オシャレをして出かけてますか?
かわいいパンツ履いてますか?(←少しセクハラが入ってます)
美味しいケーキ、食べてますか?
リトリートセミナーの申し込みしましたか?(←宣伝です)

そうして、「今を楽しむ=今を生きる」ことで、自分軸も出来上がっていきますし、旦那さんのことも信頼できるようになっていきます。

「彼には彼の人生がある。そして、彼にはそれを自分で選ぶ権利がある。彼も大人なのだから、自分の幸せを考えて選択するだろう。私はそれを支持しよう。」

彼のことを愛してる。
だから、彼が考えて選んだ選択を私は支持できる。
私は彼のことを信頼している。
彼がその道を選ぶならば私はそれを応援する。

私は私を信じている。
私は今でも十分いい女だし、もっといい女になれるし、そして、また幸せになる。
だから、今は私ができることをやる。

これを機にまたいい女になっちゃう。どうしよう、困ったなあ・・・。ぐふふふふ。

人生をよりよく変えるためのきっかけにどうぞ。

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自分軸での人間関係を学ぶならばこの2冊。

「敏感すぎるあなたが人付き合いで疲れない方法」(フォレスト出版)

「敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法」(あさ出版)


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