もういい加減、ジェントルマンと素敵な恋愛がしたいです!!~「男性を癒す」という才能とは?~



才能の現れ方というのは多くの場合「苦悩」という形になることも多いんです。
ダメと思っても辞められない、放っておけない、という心理が才能を示していることが多いのです。
それをネガティブに見るか、ポジティブに見るか、ということが分かれば、幸せな恋を自分に許すことができるようになるのです。

根本先生、こんにちは!
「男性を癒す」という才能について、お尋ねしたいです。

根本先生はよく、武闘派女子たちについて「傷ついた男性を癒す才能」という言い方をされますよね?

それというのは具体的に、どんな能力なのでしょう?
癒し系の雰囲気ですか?
話し方や行動に何かあるのでしょうか?
その才能をもつ女性とそうでない女性とは、何が違うのですか?

というのも、私はモラハラ父をもつ正真正銘の武闘派女子ですが、飲み会に行けば寄ってくる男はロックマンや俺様男ばかりです(涙)
しかも私もそんな彼らを心底愛してしまい、結果的にボロボロに傷ついてきました。

経験上、「ああ、この男はやばいな…(態度がやたら俺様、私に連絡してきそう…)」と思うと、そんな彼から飲み会のあとにお誘いメールが来たりします。
そんなことが続くので、女友達からは、「男から見たら、従ってくれそうな雰囲気が出てるんじゃない?」
と、言われる始末です…(涙)

私自身は普通に振る舞っているつもりなのに、どうして私にばかり傷ついた男が寄ってくるんだろう!?
自信のなさが伝わるんでしょうか?
自分では原因が分からないのです。
友達には、そんな男は寄ってきません。
もういい加減、ジェントルマンと素敵な恋愛がしたいです!!(笑)

それでもロックマンの正体が傷ついた子羊ちゃんであるなら、私にも「男性を癒す才能」があると思っていいですか?
根本先生のブログを読み続けたおかげで、劇的に低かった私の自己肯定感もかなり上がってきています。

根本先生は日々武闘派女子たちに接触し、武闘派女子の専門家として日夜研究に明け暮れておられると思いますので、その才能とは何なのか?どういう部分が男性を癒すのか?
教えていただけないでしょうか?
(Mさん)

いや、しまった・・・適当に「男性を癒す才能」って言ってただけなのに、まさか突っ込まれるとは・・・なんてことを漏らすと、そこいらの自立系武闘派女子に首根っこを掴まれて海に沈められる危険性があるので、万が一にも言えないんですよね。あはははは(汗)

>しかも私もそんな彼らを心底愛してしまい、結果的にボロボロに傷ついてきました。

こういう文章を見ると反射的に「Mさんは男を癒す才能があるんですよ~♪」と言ってご機嫌を取りたくなるわけです。

才能の現れ方ってのは色々あるんですけど、武闘派女子の皆様が俺様・ロックマン・野良猫・ダメンズに惹かれるのもまたその才能の現れです。

「放っておけない」

と思っちゃったり、

「助けたい」

と思っちゃったり、

「私が支えてあげたい」

と思っちゃったり、

「何とか救ってあげたい」

と思っちゃったり。

俺様・ロックマン・野良猫・ダメンズの皆さんは心に暗い影や傷を持つ人たちでしょう?
そういう要素を感じると、表層意識でどう思おうが、潜在意識では

「助けてあげたい」
「少しでも癒してあげたい」

という風に感じてしまい、その誘いに乗ったり、誘ったりしてしまうのです。

そして、癒し方という「方法論」についてはその時の自分が思いつくあらゆる方法を駆使するので、すぐに体を与えちゃったり、時間やお金を惜しみなく注ぎ込んでしまったり、許しちゃったり、話を聴いてあげちゃったりするんです。

例えば、文才のある人は美しい景色を見たときにそれを何とか言葉で表現したいと思い、あれこれと頭の中で思索し始めます。
歌の才能がある人は、感動した時にそれをメロディーに乗せて表現することが得意で、かつ、そうすることが大好きです。

それは世に認められるとかそういうレベルではなく“体が反応する”という潜在意識・無意識レベルでのできごとなんです。

だから、俺様・ロックマン・野良猫・ダメンズの匂いを嗅ぐと、「この男はあかん!ヤバい!」と思っても、ついつい体を与えてあげちゃったりするんです。

看過できない。
無視できない。
放っておけない。
ついつい気になってしまう。
心配してしまう。

そういう感情的な反応の方が頭で考える「ヤバい」よりも優先されてしまうわけですね。

当然そういう女性に愛される俺様・ロックマン・野良猫・ダメンズたちも、そこに一服の安らぎを得ます。
もちろん、彼らも自らの傷を自覚しているケースばかりではなく、特に俺様たちなんぞは「自信家」という袈裟を纏うことも多いですから、むしろ、傷なんてない!すでに癒されてる!なんて意識レベルでは主張なさるんです。

でも、皆さんが感じてるように潜在意識では傷つきまくっていますから、彼女たちと接することで自分の存在価値を感じられたり、孤独感が紛れたり、自己破壊的な欲求がマシになったり、安心したりするんです。

残念のはこれらの素晴らしい貢献がお互いの意識レベルに登ることはマレで、多くの場合、過剰に与え過ぎてボロボロになる女子と調子に乗るクレクレ男子の図になってしまうことですね。

そういうわけで、

>私自身は普通に振る舞っているつもりなのに、どうして私にばかり傷ついた男が寄ってくるんだろう!?

ということが現実的に起こるわけです。

女子たちはその傷の匂いに敏感に反応し、男子たちはその女子に癒してもらいたいと近づいてしまうわけです。

だから、ブログでもたびたび触れていますが、そういう才能はちゃんと然るべきお金を取ってやんなさい、仕事にしなさい、という話をさせてもらうんです。

>経験上、「ああ、この男はやばいな…(態度がやたら俺様、私に連絡してきそう…)」と思うと、そんな彼から飲み会のあとにお誘いメールが来たりします。

こういうことに気付けるようになったのは大きな進歩ですね~♪
素晴らしいです。

で、そこから実際にボロボロにならずに済むには、そして、ジェントルマンとの素敵な恋をするにはどうしたらいいのか?というと、もうこれは自己肯定感をあげる、ということに尽きてしまうのですが、それを言うともう書くことがなくなっちゃうんですよね。
それでいつものように本の宣伝をしてお茶を濁して終わりってことになるわけですけど、根本先生は偉い人なのでそんなことはしないわけです。

ということで、コレ。

「敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法」(あさ出版)

(笑)
(笑)
(笑)

自分が傷ついた男に相応しい、と思っている理由は何でしょう?
パートナーシップはどんな相手でも対等なので、俺様・ロックマン・野良猫・ダメンズたちと共鳴する何かを自分も持っている、というわけです。

例えば、典型的な自立系武闘派女子でかつ男性を癒す才能がバリバリあるとある水商売従事中のあるクライアントさんは

「男を癒す才能があるってのは分かるの。傷ついた男が私と一緒にいて元気になったり、幸せになったりしていく姿を見るし、それが私の幸せだから。
でも、それで『結婚しよう』とか言われるとスーッと引いちゃう私がいるの。
あなたの妻には相応しくないって思っちゃって。」

なんてことをよく言ってました。

罪悪感からくる自己否定が背景に根強く残っているわけです。

そこでは「私は幸せになってはいけない」という思い込みがあると思っていいですし、もっと具体的には「ジェントルマンな素敵な人と私は釣り合うわけがない」と思い込んでいるのです。

ほんとはそんなことないんですよ。誤解なんですよ。
でも、過去の経験や自己肯定感の低さから、そういう風に思わざるを得なくなってしまってるのです。

それはとても悲しいことなんですよね。

だから、自分自身を見つめ直し、受容し、肯定し、癒していく、というプロセスが王道としてはお勧めなのです。

男性を癒す才能がある女性は、自分自身の性格、外見、価値観、過去の経験において大きな誤解をしていることが多いんですね。
素晴らしいことをしてきたのに、それを全然分かっていないんです。
どれだけ自分の存在によって男性が癒されているかに気付けないんです。
だから、過剰にサービスし、全身全霊で与え、そして、気が付けば体も心も預金残高もボロボロになっていたりするんです。

それは誤解なんです。

でも、それも分かりますよね。
才能ある人は自分にとても厳しく、更なる向上を目指します。
陶芸家だって、画家だって、スポーツ選手だって、「自分はまだまだだ」と上を目指しますよね?
日本のプロ野球で十分名声と富を得ているのに、それでもメジャーリーグを目指す人が後を絶たないのは、彼らが野球と言う才能を持ち、それをふんだんに生かしているからでしょう。

「男性を癒す才能」というのは、そういう風に捉えると分かりやすいと思います。
このブログを読んでる方も、年々好きになる男がハードになっていく・・・と言う方もいらっしゃるでしょう?

それ、メジャーリーグにチャレンジしようとしてるホームランバッターと同じなんですわ。

ただ、違いは自分自身の才能に気付いていないこと。
言い換えれば、自分のことを思い切り誤解している、ということ。
エースで四番の才能あふれる選手が「俺ってダメだー!」って嘆いているようなものだということ。

もっと自分の魅力を受け取りなさい。
自分がどれくらい素晴らしい女性なのかを思い知りなさい。

ということなのです。

「もう幸せな恋をしてもいい。私には十分にその資格がある。私はすごくいい女。」

そんなアファメーションを毎日何十回と唱えてみてください。
それだけでも変わり始めます。

才能はそれが才能であるがゆえに常に困難を自分に与えたがるものです。
それを否定的に見れば、悲劇の物語にしか見えませんし、辛くて苦しい道のりに見えます。

「根本さん、よくそんな毎日しんどい人の話を聴いていられますね?辛くなったりしませんか?」

「根本さん、毎日あれだけ長い文章よく書けますよね?自分にはとてもできないです」

「根本さん、よくあんなに怖い女子たちに囲まれて平気ですね?自立系武闘派女子っていうくらいだから、ほんと怖いと思うんですけど。」

ネガティブに見れば悲劇のストーリーとして表現できます。
実際、私、女性恐怖症ですし。

でも、結局私の心の中ではそれが好きで、楽しいし、面白いし、応援したいと思っちゃうのが私のサガなので続けられるんです。

私の場合はそれを仕事という名目にできているので、まだマシなのかもしれません。
だから、Mさんは「傷ついた男を癒す才能」を仕事にしていくことを考えるといいんです。

そうするとパートナーはジェントルマンでステキな人がいい!と思えるようになりやすいんです。

※編集部注:その根本さんの奥さまがレディでステキな人かどうかは敢えて触れないのが紳士淑女のマナーですぞ。

ということで、「自分の素晴らしさを思い知れ!」「素敵な恋をしていい!幸せになっていいと許可をしろ!」という主張でございました。

さて、そんなMさんや同志の皆さまに送るセミナーはこちらだぞ!

東京:11/19(日)13:00-17:00 特別集中恋愛講座「どうして野良猫/ロックマン/ダメンズにハマってしまうのか?どうしたらいいのか?」
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/21256


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