「彼の気持ちが分からない」と思ったときは「本音責め」が有効。



彼のこと、期待し過ぎていませんか?
仕事ができるからって恋愛スキルも高いとは限らないんです。いや、むしろ逆。
だから、彼から近づいてくるのを待ってても進展しないんです。
じゃあ、どうやって近づいたらいいの?というお話です。

「彼の気持ちが分かんない」とか「彼が何を考えてるか分からない」というご相談を年間5件ほど頂くわけですけど(サバ読んでます)、それに続いて「根本さんのブログで言うロックマンだと思います」とか「きっと彼は野良猫なんだと思います」という話が出てくるわけですね。

で、先日もそんなお話を聞いていたんですけど、皆さん、勝手に彼を見上げてしまってるんじゃないかなあ?ということを今日はお伝えしたいわけです。

そんな彼に出会うのは「仕事先」だったり、「知り合いの紹介」だったり、「婚活サイト」だったりするんですね。

で、営業をしていたり、経営者だったりするので、非常に人当たりが良くて話が面白くて楽しくて、自立系武闘派女子にとっては大変質の良い男に見えるわけです。

もちろん、それも嘘ではないのですが、恋愛と仕事は別物っちゃ別物で、「営業トークが抜群にうまい彼が、恋愛コミュニケーションに長けてるわけではない」というルールが確実に存在するんです。

むしろ、ビジネストークが上手くて、周りを楽しませたり、笑わせたりする人ほど、恋愛スキルは意外に高くなかったりするのです。

男女の違いについて複数の本を出版されている根本先生によれば、女子と違って男子は「仕事モード」「恋愛モード」というモードチェンジを行います。

女子にも「オフィス」「給湯室」「母親の前」「友達とカフェ」「合コン」では全然違う顔を見せるわけですが、それは「ペルソナ(仮面)チェンジ」というレベルで、女子は基本的に公私混同を旨とする生き物です。
つまり、その場その場で役割を切り替えられる「女優」なんです。

しかし、男子のモードチェンジというのは、極端に言えば人格が変わってしまうようなもので、「仕事ではペラペラしゃべって笑わせてくれるのに、二人になるとむすっとして無表情な取りつく島のない奴」に変わってしまうことも多いのです。

だから、そんな女子の感覚で男子を見ると「はっ?」「なんで?」「へっ?」ということがよく起こります。

「仕事ではリーダーシップを発揮してチームをバリバリ引っ張っているデキる奴」が「恋愛でも彼女を上手にエスコートしてくれる素敵なジェントルマン」とは限らないっていうか、まず、そんなことはないんです。

この辺は経験豊富な自立系武闘派情熱男好き女子にとってはかつての実績から十分ご理解いただいているかと思いますが、自分に自信のない武闘派、恋愛よりも仕事中心に生きてきた武闘派、突撃は得意だが駆け引きの苦手な武闘派の皆さんにとっては「は???」ということかもしれません。

そもそもビジネスコミュニケーションというのは「ある程度の距離のある関係」においてです。
でも、恋愛コミュニケーションというのは「かなり親密な距離での関係」ですよね?

うまい例えをするならば(先にうまいと言っちゃうところが根本先生のスキルのなさです)、「マラソンが得意な選手は100メートル走でも早いの?」ということです。

もうすでに競技が違うのです。

でも、女子の皆さんでもそういうことあるでしょう?
ランチセミナーとか恋愛講座をする時、「バリバリの自立系武闘派女子で仕事ができる女」なのに「恋愛になると超恥ずかしがりやで一言も言葉を発せなくなる」みたいなこと、あるでしょう?

そういえば、あるクライアントさんは職場の超人気女子で、仕事だけでなくどこに行っても女子にも男子にもモテモテなんですけど、なぜか恋愛がまったくさっぱりダメで、「彼女に彼氏ができないのは我が社の7不思議の一つ」と取締役に言われるくらいの人でした。

でも、なんか仕事ができて、オシャレで、清潔感のある男性って、そのまま恋愛にも通じるように思っちゃうんです。
もちろん、そういう男性も少なからずいらっしゃるわけですが、そもそも競技が違うわけですから、ね。期待しちゃうのも分かるんですけど・・・ね。

だから、よくよく彼と話をしてみれば「20代はずっと仕事ばっかりで恋愛はあまりしていない」とか「仕事優先でやってきたから、恋愛はそんなに重視してなかった」とか「結婚願望とか全然なかったから、あまり深い付き合いとかは避けていた」なんて話がポロポロ出て来るのです。

で、そういう彼のことが気になって近づこうとすると「デートはするんだけど、なんか距離が縮まらないのよね」とか「いい感じだと思うんだけど、彼もなかなか踏み込んでくれなくて」とか「やっぱり私じゃダメなのかな?」なんて思いに駆られるんです。

でも、それ、たいてい間違いです。

皆さんに忘れてほしくないのは「彼も自信がない」ということです。

この辺、自立系武闘派女子が幸せになるための恋愛講座(宣伝です)などでは毎回のように伝えてると思いますが、仕事に自信がある男子が恋愛にも自信があるかなんて分かんないんです。
むしろ、そうじゃないケースが相当数ある、ということを覚えておいてください。くどいけど。同じ話何度もするけど。

100%そうだ!とは確定できないですけど、次のようなケースも頻繁にあるってことを覚えておいてください。

・彼も恋愛では自分に自信がなく、どうしていいのか分からない。

・自信がない分だけ、彼女がすごく恋愛経験豊富な女性に見えて気後れしている

・「またフラれたらどうしよう」「もしうまくいかなかったらどうしよう」という不安を彼もふんだんに持っている

・「彼女から見れば自分なんてあまり魅力がないんだろうな」と思っている

・「彼女には自分より似合う男がきっといるんだろうな」と思っている

・「彼女にとって僕は遊びで、他にきっと本命がいるんだろう」と思っている

・きっと本当の自分を知ったら彼女は自分から去っていくだろう、と思っている

・距離を縮めたいけれど、どうやって縮めていいのか分からない

・もっと近しい関係になりたいけれど、彼女に拒絶されたら傷つくから、今のままの方がいいのかもしれない

・恋愛になると彼女に振り回されることが多いから、ちょっと躊躇してしまう

・彼女は本気で自分のことを考えてくれてるのだろうか?分からない。

・好きになりそうなんだけど、自分だけが盛り上がりそうで嫌だなあ

・どうしたらもっと仲良くなれるんだろうか?そのやり方が分からない

・彼女の気持ちが分からない。

・仕事ならなんぼでもアタックできるのに、恋愛になるとどうやっていいのか分からなくなってしまう

・彼女はたぶん自分のことを気に入ってくれてると思うけれど確証がないので、その気持ちに自信が持てない

・なんか彼女は自分のこと、すごい人だって言ってくれるけれど、ほんとはそんなんじゃないからいつか幻滅させちゃうと思う

・迂闊に手を出して体だけの関係?って思われるのも嫌だし、「私って何よ」って問い詰められるのも嫌だし。

え?あたしと同じ??とか思いませんか?
そう、けっこう、女子と似た心理を男子も持っているんです。

もちろん、男性はセックスがしたい存在でもあるので、できれば面倒なやり取りは抜きにベッドインしちゃいたいと思っている節もありますが、彼女のことを大事にしたいと思えば思うほど(つまり好きになればなるほど)逆に手を出せなくなるんです。

だから「もう何回もデートしてるのにキスもしてくれない」というのは、あなたに興味がないわけでなく、単に踏み込めないだけなのかもしれないのです。

だから、「スーツを着て仕事してるときの彼と普段着で恋愛をしてるときの彼は全然違うかもしれない」ということを覚えておきなさい、とこのブログだけで3,4回も同じことを言ってるのです。

じゃ、どうするのか?

私のお勧めは「本音責め」。

例えば、なんかいい関係の彼に対して「私のことどう思ってるの?」って聞きたくなるでしょう?
でも、それを聞いても彼はどんな風に答えていいのか分からないし、その場その場でいろんな答えが返って来て混乱しちゃうわけです。

ついつい「根本さん、彼からこんな返事来たんだけど、どういう意味だと思います?全然わけがわかんなくて」と聞きたくなっちゃうわけです。

男性にとって選択肢の広い質問はタブーです。
どう答えていいかわからないから。

それならば「私のこと、女として見てる?好き?」の方が答えやすいんです。

でも、この質問はめちゃくちゃ勇気いるでしょう?
いやあ、もし、それで「いや、別に何とも思ってない」とか帰ってきたら間違いなく根本さんの首を絞めに行きたくなっちゃうでしょう?

だから、私は自分の命を守るために、そういう風に思ったときはこんな風に伝えることをお勧めしてるんです。

「私、○○さんのこと、本気になりそうなんだけど、いい?」
「私、○○さんのこと、好きになってもいいですか?」

選択肢の狭い質問ってこういうのです。「はい」か「いいえ」で答えられる奴。
そうすると彼はどう答えていいのか?で悩むこともないし、彼女の質問の意図をあれこれ考える必要もないし、また、事実上の告白みたいなものだから、かなりテンション上がるんです。

つまり、私の気持ちをストレートに伝える、という本音責めがロックマンだったり、野良猫だったり、私のブログの読者の皆さんが好きな男性には有効なんです。

「私はあなたと付き合いたいんだけど、あなたにその気はある?」

なんて聞けたらいいですよね~。

そうするとそもそも仕事のできる男ってのはドMに決まってるわけですから、「俺、○○ちゃんの手のひらの上で転がされてるよね~」とか「俺なんて、○○ちゃんにとっては吹けば飛ぶ程度だもんな」とか嬉しそうに語り始めるのです。

これって自信がないとなかなかできないって思っちゃうかもしれませんけど、ちょっとした勇気と、そのドキドキを越えて伝えてみると、それが自信につながるし、また、いい女度がアップするし、ぜひ、チャレンジしてほしいなあ、と思うんです。

「困ったときは本音をぶつけてみる」これが一番の解決方法だと思うし、それでこそ自立系武闘派女子だと思うのです。

ほら、いつもの通り、槍持ってツッコんで行けばいいんですよ。

ちなみにステマですけど、この件に関する参考文献はこちら

「愛されるのはどっち」
「頑張らなくても愛されて幸せな女性になる方法」
http://nemotohiroyuki.jp/books

さらにステマですけど、この件に関するセミナーはこちら

<東京>
2/11(土)10:00-12:00 
自立系武闘派女子が幸せになるための恋愛講座~与える愛~
http://nemotohiroyuki.jp/event-cat/16831

<大阪>
3/25(土)15:00-17:00
自立系武闘派女子が幸せになるための恋愛講座~受け取る愛~
https://pro.form-mailer.jp/fms/e82c24ef89307 (申し込みページ)

<名古屋>
4/29(土)10:00-12:00
自立系武闘派女子が幸せになるための恋愛講座~愛され女子になる方法~
https://pro.form-mailer.jp/fms/e82c24ef89307 (申し込みページ)

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