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プレイボーイくんはあなたを振り回してくれるんだけど、お陰で魅力に磨きがかかりますね。
そして、地に足を着けさせてくれる存在。
退屈させない秘訣は「私」です。
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根本先生
初めましてKと申します。
プレイボーイの心理を研究していたところ、根本さんのブログに行きつき「ようやく納得のいくお話をしてくれる方に出会えた」と嬉しい気持ちになりました。
もしよかったら、私の不安をネタにしていただけたら嬉しいです。
恐らく私は「情熱系武闘派女子」です。
そしてカタチのない関係を続けている彼は「ちょい岩男」だと思います。(お母様からの干渉が強かった模様、元奥様の不倫が原因で離婚)
彼は、若いころから複数の女の子と関係があり、来るもの拒まず去る者追わず。
依存されると逃げることも私はよく知っているので、この2年バランスを保ちながらうまくやってきたと思います。
私の不安というのは、彼を蝕む(?)『退屈』による私からの卒業(?)です。
とにかく彼は退屈と戦っていて、それを解消するために、セックス・ギャンブル・お酒が手放せない人です。
私は彼に安らぎや癒しを与えてあげられているかもしれませんが、彼に「刺激」は与えられていないと思います。
だから、根本先生がいつしかのブログに書いていた「とんびにあぶらげさらわれる」事を恐れています。
そしてその反面、彼のモノクロの人生をとてもとても華やかにしてあげられるのは、本当は、どこかにいるとんびちゃんかもしれないなぁ…と思うところもあります。
何が起きても受け入れて自由を尊重する心構えはあるつもりなのですが、「情熱系武闘派女子」所以、できれば彼を私に夢中にさせたいって気持ちは正直あります。
今の関係を続けながら、彼を退屈させない女性になる方法ってあるのでしょうか?
癒しと刺激は、やはり対極なのでしょうか?
先生、『退屈』って何なんでしょう?
長々とすみません(><)
(Kさん)
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プレイボーイってのは前にも書きましたが、
・お母さんとの関係が良くない。
・彼女が原因の大失恋している。
が原因のことが多く、要するに
『一人の女性を愛し続けるのがものすごく怖いの。だから、保険を作ったり、刺激的な恋愛したりして、1人に集中しないようにしてるの。』
ということなのですね。
それで、自立系武闘派の女子たちは「いやん、そんな傷ついた男なんてめっちゃ魅力的やん♪」って吸い寄せられていき、「助けてあげる。癒してあげる。」って頑張るわけなんですね。
で、その勢いが時に「骨の髄までしゃぶり倒す」雰囲気を醸し出してしまい、気が付けば獲物を取り逃がしている風景が作られます。
>とにかく彼は退屈と戦っていて、それを解消するために、セックス・ギャンブル・お酒が手放せない人です。
この彼の退屈って何なのでしょうね?
刺激がないと飽きちゃうって意味だと思うのですが、それくらい彼は孤独なんだろうと思うんですよね~。
セックスをしているとき、
パチンコ屋さんやJRAに多額の寄付をしているとき、
お酒に酔っぱらっていい気分になっているとき、
そういう時に「感じなくて済む」ものがあるから、それだけの刺激物にハマるわけです。
何を見たくないのでしょう?
彼が退屈と言っているものってそれだと思うんですね。
でも、まあ、これは彼の話ですから、あまり重要な話ではないんですけどね。
プレイボーイくんとお付き合いすると、多数のライバルや、こっちだけを見てくれない寂しさ、不安、焦り等から、女としての魅力はぐーんとアップすることが多いです。
彼の存在そのものが刺激物になるわけで(←これ、重要なポイントね)、今まで隠していたような女の私がどんどん出てくるんです。
それは素晴らしいことですね。
彼と付き合った後にKさんがどれくらい魅力的になられたか?を考えてみましょう。
それすごく大事なことですね。
>今の関係を続けながら、彼を退屈させない女性になる方法ってあるのでしょうか?
>癒しと刺激は、やはり対局なのでしょうか?
彼のようなプレイボーイくんにとって、癒しが最大の刺激物って分かります?(笑)
だって、怖くてしょうがないですよ。癒されることなんて。
彼にとって最悪のストーリーというのは「○○にめっちゃ惚れてる。○○がいないと、俺、ダメかも。」と思うこと。
だから、そういう風になる直前で逃亡する(距離を空ける)のが彼らのよくある姿です。
まあ、癒しって何ぞや?って話になるし、刺激って何ぞや?って話になるので、この辺は一般論ですよね。
そもそも「やっぱさー、競馬場行くと癒されるんだよね~。ゴール前、めっちゃ叫んでストレス発散されるし、当たったら最高、当たらなかったら次!ってなって、めっちゃ癒されるわ~」っていう人もいます。
そうかと思えば「ちょっと薄暗くて物静かなマスターがいるバーでさ、居心地のいい椅子に腰かけてぼーっとスコッチなんかを飲むのがめっちゃ癒しなんだよね」という人もいます。
あるいは「家に帰って彼女が待っててくれるのを見るとすっげーホッとして、彼女が作ってくれたメシ食うのがすっげー幸せで、家にいるだけでめっちゃ癒されんだよね~」という人もいます。
しかも、こういうのってコロコロ変わりますしね。
だから、相手に合わせてたらダメってことですよね。
自分には自分にしか提供できないものがあるんだし、そこに集中しないと。
人を退屈させる秘訣って、相手に合わせまくることだと思うんですよね。
相手に嫌われないように、
相手に迷惑かけないように、
相手を困らせないように、
相手を怒らせないように、
相手が喜ぶように、
相手が機嫌が良くなるように、
そうして相手に合わせてると個性って消えますよね?
「あなたって何?」ってアイデンティティが喪失しますよね?
それがビジネス上だったらまだいいかもしれないし、さほど興味のない相手に対してならいい人間関係を築けるからいいんだけど、好きな人に対しては逆効果ですよね?
だって印象に残らないもの。
でも、そこで「私には個性がない」とか「私にはこれといったセールスポイントがない」て感じる人もいると思うんですが、それって間違いですからね~
1.気付いてない
2.認めていない(否定している)
3.その価値を受け取れていない
まあ、1~3どれも同じような意味なんですけどね~。
「セールスポイントがない」って思う時点で、自分の価値見てないもんね。
ないものねだりになっちゃってるんですよね~
あるクライアントさんの話。
彼がセックスがすごく好きだから、彼が喜ぶようにってあれこれ研究したのね。
でも、ちょっと無理したんだよね。
彼女、ほんとは清潔な人なんだけど、彼がお風呂に入らずにそのまましたがる人だったのね。
でも、彼が喜ぶならって我慢してたわけですよ。
それで、彼が望むような体位とかプレイとかをあれこれしてたんですけど(で、もちろん、イク演技もしてたんだけど)、本音ではあまり楽しくなかったんです。
というのも、彼、やっぱり自分本位でね。
彼女を満たすってことをしてくれない人で。でも、彼女は我慢してたんですよね。
で、数か月後に彼に言われた衝撃の一言。
「お前、風俗嬢みたいだな」
そこで、ブチ切れて暴れられる人だったらいいんですけど、あまりの衝撃に何も言えなかったみたいなんですね。
彼女、自分の個性を殺し過ぎて相手に合わせ過ぎたわけですね。
彼が彼女に合わせてたのはセックスだけじゃないわけで。
「でもさ、その間にだいぶテクニックは上達したでしょ??」ってフォローしてみたんですけど、まあ、あんまり嬉しくはないですよね?(笑)
彼を退屈させないためには「私」をちゃんと大事にする必要があるんです。
プレイボーイに限らず、「私」を振り回す人っていっぱいいるでしょ?
でも、振り回されるってことは「私」がいるわけですよ。
いなかったら振り回されてることに気付かないもの。
で、その私って何だろう?ってのが大事なんです。
気を使う人にはよくこういう提案するんです。「もっとわがままになった方がいい」って。
もちろん、そう言われたからってすぐにわがままになれるわけじゃないですよー。
そもそも「わがままって何ですか?」て話になったり。
「私は・・・」と主語をはっきり意識することです。
自分が好きなもの、嫌なもの。
自分が大切にしたいもの、どうでもいいもの。
自分にとって重要なもの、そうでもないもの。
メリハリを付けるんです。
彼のことが好きだから、嫌われたくないのは当然なんだけど、それで自己喪失してしまったら、彼のことも喪失します。
さて、
Kさんの女としての魅力って何でしょう?
Kさんが彼に与えられてる喜びってどんなものがあるでしょう?
Kさんが彼から受け取っている喜びってどんなものでしょう?
Kさんは彼とどんな関係性を築いていきたいのでしょう?
この4つの質問について、夜を徹して熟考下さい!!(笑)
その上で、意識をここに置きましょう。
「私には私にできることしかできない」
「私が与えられるものを彼に与える」
「私は十分魅力的。愛されるのが相応しい女性である」
「私は幸せを選択し続ける」
これでグラウンディングもできると思います。
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