どうしていつも私はNo.2(2番手、選ばれない)の恋ばかりなんだろう?



好きになる人にはいつも彼女がいる、というご相談を伺ってるときにあることに気付きました。
それは「自分も相手をNo.2にしているんじゃないか?」ということなんです。

恋愛の話。
いつも自分はNo.2ばかり、という話を聞きながら、あることに気付きました。
そっか、自分が相手をNo.2にしてるから、自分もNo.2になるんだ、と。

「付き合う人にはいつも彼女がいて、自分は選ばれない2番手なんです。」
「好きになる人はたいてい結婚してる人。私はいつも愛人ポジション。」

そんなNo.2のパターンのほかにもこういうケースがあります。

「彼は仕事が第一の人。デートも仕事でドタキャンされることがある」(仕事がNo.1、私がNo.2)
「彼は何だかんだいつも家族を大事にしてる。私の意見よりも家族の意見の方が大事なの。」(家族がNo.1、私はNo.2)

実はこれも広い意味での「投影」として捉えることができるんです。
すなわち、

「自分が相手をNo.2にしているから、相手も自分をNo.2にしてくる」

もう少し噛み砕いて言えば、

「自分が別のものをNo.1にしているから、自然と相手はNo.2になる。だから、相手も自分をNo.2にする人を選ぶ。」

俄かには信じられないと思います。

だってそんなつもりじゃないもん。
いつもNo.1のつもりだもん。
だけど、No.2になっちゃうのよ!

って思われるかもしれません。

ただ、ちょっと心の中を掘り下げていくと「相手をNo.2にしている証拠」が見つかってきたりします。

「いつもお父さんのことを考えて来たの。子どもの頃からお父さんが大好きだったから。」(お父さんがNo.1)

「お母さんのことが心配で、いつも気になっちゃうの。結婚したいけれど、もし私が結婚したらお母さんが一人になっちゃうと思うと、それが障害かな、とも思う」(お母さんがNo.1)

「過干渉なお母さんにいつも気を取られて生きて来たの。心配性だからあれこれと口出ししてきてほんとに嫌で、ずっと距離を取ってた時もあったの。」(同上)

「別れた旦那のことがまだ許せなくて引っかかってる感じ。どうしてあんなことしたんだろう?って今でも時々思い出すの」(元夫がNo.1)

「もう10年くらい前だけどすごくいい彼氏がいて、この人とそのまま結婚するんだろうな、と思ってたら突然別れ話。すごくショックで何か月も泣いて暮らしたの」(元彼がNo.1)

「お母さんが『もし私に手に職があればお父さんと離婚できるのに』ってずっと言ってたから、私は結婚しても仕事を辞めずに続けると思う。今の仕事も続けられることを条件に選んだ会社なの」(仕事がNo.1)

「私、海外旅行が好きで年に1度は何があっても行くようにしているの。それでいつもどこに行こうか?誰と行こうか?って考えているのが楽しいの」(趣味がNo.1)

「やっぱり私を第一に考えてくれる人、すごく愛してくれる人がいいの。甘やかせてくれて、わがまま聞いてくれるような人。家事とかもあまり得意じゃないからできる人がいい。あともちろんちゃんと稼いでくれて私は専業主婦になりたい。」(自分がNo.1)

「私って気が多いというか惚れっぽいというか。好きになって付き合うんだけど、他にも好きな人ができちゃうことがあって。そういうの直さなきゃと思うんだけど」(恋愛がNo.1)

もちろん、明らかに「付き合ってる人がいる」とか「好きな人がいる」という場合はNo.1が誰かは分かりやすいと思うんですが、そうでない場合を挙げてみました。
意外な場合も多いんじゃないでしょうか?

ただ、これに当てはまるからと言っていつもNo.2になるわけじゃないですよ。
いつもNo.2になっちゃうな、選ばれないな、と感じている人は「もしかして私も何かをNo.1にしてる?」って考えてみるといいでしょう。

実はNo.2になってしまう理由ってこれだけではないんですね。
でも、心のどこかでそれを許容していないとそうはならないんですよね。

だって「自分の他に彼女がいるって分かった時点でどんだけ好きでもその人とは付き合わない」って人もいるでしょう?

自信がなかったり、傷ついていたり、という心の状態もまた自分をNo.2が相応しいと思わせる要因になります。

じゃあ、どうすれば相手をNo.1にできるの?という疑問が出てくると思うんです。
むしろ、早くそれを教えろ、と。

さて、それは有料メルマガへ登録してくださった方にのみ・・・あ、有料メルマガはやってなかった・・・(笑)(→現在はやってます!!!

またもったいつけ始めたな、この野郎。早く書け!とお怒りモードに転じそうなので、サクッと書いてしまおうと思います。

「どうやって相手を喜ばせてあげようか?」って“与えること”をいつも考えてる人は相手をNo.1にしてあげやすいです。

でも、相手をNo.1にするって自分を後回しにして犠牲しろ!ってことじゃないんです。
ちなみに相手に気を使って我慢して犠牲してしまう人は実は「自分がNo.1」です。だって嫌われないように、怒られないように、って保守的になってるわけだからね。

優先順位をほかの人やものよりもその相手を一番に考えてあげられる人もまた相手をNo.1にしてあげられますよね。
だから、案外「彼が出来たら彼のことばっかり考えちゃって仕事が手に付かないの」という方の方が、愛人ポジションにはハマりにくいかもしれません。

ただ、カウンセラー的に言えば、そのNo.1になっちゃってる人(もの)って意識的じゃなくて、潜在意識的にそうしてると思うんですね。
潜在意識だから、自覚がないんです。

「私、いつも相手が喜ぶことをしてあげたい!って思ってるんです。なのにいつも彼には他に彼女がいるんです。どうしてですか??なんでなんですか???」って思う方もいらっしゃると思うのです。

だから、

「私はいつもNo.2になっちゃう」

「ん?私も彼をNo.2にしてるの?」

「じゃあ、何がNo.1なの?」

「あああ、元々々々彼か!!(お母さんか!仕事か!)」

という風に自分の心を見つめていき、

「じゃあ、元々々々彼を手放そう!辛いけど!もう私は幸せになるから!」

って展開していくのがいいと思うんですね。

じゃあ、どうしたら手放せるの?というとこれはセミナーでやるくらい感情を扱うものなのでケースバイケースなんですけど、簡単にご紹介しましょう。

1.その人に対して感じている正直な気持ちを書き出してみる。好きな気持ちもむかつく気持ちも。
2.その人に出会えて良かったこと、ありがたかったことを探して書き出す。
3.その人を手放して自分が幸せになることを宣言する(アファメーション的)
4.その人を見送るイメージをしてみる。
5.出会えて良かった、ありがとう!!と手を振るイメージをしてみる。

自覚していないとなかなか1,2が書き切れなかったり、あっさりできてしまったりするものなので、いまいちピンと来ないなあ、という方はセミナーなどを検討されてみてください。

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