母親としても女性としても幸せになりたいという望みは叶えられないのでしょうか?



そういう相手が出てくるということはもう一段階上のコミットメントが求められているということ。
「母としても女としても幸せになれる」という自信のようなものを付けたいですね。

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初めまして。いつも興味深く拝見しております。
初めてリクエストしますが、もし良ければ記事にしていただけると嬉しいです
わたしは、子供が2人いるシングルマザーです。
1年半付き合った彼がいたのですが、この前彼に「私の子供を愛せない。将来のことを考えると一緒に暮らすのは無理だし、私の子供達にとって自分は必要のない存在だから私との付き合いに未来はない」と言われ、別れることとなりました
彼はバツイチで元奥さんの側に自分の子供が2人います。
彼自身の年齢的なものもありこの先、一緒に暮らせる安定した相手を求めているのだと思います。もし私には子供がいなければ私と暮らしたいと言われましたが、私は子供を手放すことは絶対にできないし、彼も私に子供を手放して欲しくないと言っています。
彼自身、母子家庭で育っているので、母子家庭の子供の気持ちがわかるからと言っていました。
私は彼のことを本当に大好きで、この先も一緒に居たいと思っているのですが、彼の幸せを考えると私が相手ではないのかと思うと身を引いて彼の幸せを願う気持ちもありますが、彼のことを好きなのでやはり辛く悲しくやりきれない気持ちもあります。
過去に同じような理由で男性とうまくいかなかった経験があるので、私はこの先も、誰かと深くお付き合いするのはむずかしいのか…と考えてしまったりします。
母親でもいたいし、女性としても幸せになりたい。こんな私の望みを叶えるのはむずかしいことなのでしょうか?
ちなみに彼は根本先生のブログでいう 野良猫的なことろがあり、私は情熱の女(笑)だと思います。
(Kさん)
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彼が野良猫くんなら、おいそれと恋の話に乗って来ないですよね~。
さらにKさんが情熱の女なら、すぐに手に入るオトコは面白くないですよね~(笑)

彼の心理を少し考えて見ると「私の子供達にとって自分は必要のない存在だから」と彼が感じているのであれば、彼が子ども時代に感じてたことが背景にあるのかもしれません。
どういう形で、何歳の時から母子家庭になったのかは分かりませんが、彼が「新しい父親はいらない」と思い続けていたのかもしれませんね。
また、男の子ととして「僕がママを守るから他の男はいらない!」と、どこかで「ママのパートナー役(すなわち父役)」をやって来られたのかもしれません。(この傾向が強いと、意外とマザコンなのかもしれません。もちろん、それは悪いことではありませんが)

また、彼自身が離婚経験があるなら、残してきた子どもたちへの思いもKさんとの恋に障害を与えているのかもしれません。
もし、彼が自分を“捨てた”父親に潜在意識で恨みを持っているとしたら、それを自分の子どもたちに投影し、子どもがいる人の父親になることを拒んでいるのかもしれません。
もちろん、その投影はKさんの子どもたちにも起こりますから、「きっと、新しい父親が来たら嫌だろうな」との思いに至ります。

ただ、敢えて彼のお話をしましたが、彼の心理は実はどうでもいいことですよね。
「目の前に起きている現象は自らが望んだもの」という観点で敢えて見ていきませんか。
だって、彼の心はKさんにはどうすることもできないことで、手に届かないものです。
だから、彼がそう言うのであれば、それをただ受け入れることしかできませんよね。

それでこういう風に考えて見て欲しいわけです。

「彼にそう言わせたのは私」
「そういう彼を選んでいるのは私」
「一緒になりたくないのは私」

意識的・感情的には違うことを思っているかもしれません。
しかし、潜在意識ではこう思っているから、そういう現実を引き寄せているわけです。

もちろん、そういう風にはすぐに思えないでしょうから、「仮に」「もし」でいいですよ。

つまり、『彼に「私との付き合いに未来はない」と言われた』と言うと受け身になっちゃって、彼に原因があることになりますが、『彼に「私との付き合いに未来はない」と言わせた』と意識すれば、これは自分自身を変えれば済む問題に早変わりします。

さて、どうして彼と一緒になりたくない私がいるのでしょう?
もう少し、細かく表現すれば、どうしてこれ以上彼との距離が縮まることをKさんは怖れているのでしょう?
彼のことは女として好きだけれど、父としては相応しくないと感じている自分がいるのでしょうか?
彼とは結婚して一緒になりたいと思うけれど、子どもたちのことを思うと躊躇している自分がいるのでしょうか?
彼のことをこれ以上好きになってしまったらヤバいって感じている自分がどこかにいるのでしょうか?

私の経験上、子どもがいるということは恋の障害にはなりません。シングルマザーでありながらバンバン恋愛して、結婚して、子どもたちともうまくやってる方もいっぱいいます。

しかし、離婚の痛みや親密感への怖れ、はたまた、家族を作ることへの抵抗などから、「子どもを恋の障害にしている人」にはよくお会いします。
つまり、子どもの存在を理由にして関係性を前に進めない人、です。
そう言えば、彼ってそういうタイプですね。
ということは・・・もしかしたら、Kさんの潜在意識にもそんな思いがあるのかもしれません。

以前、お会いした方の中にも、彼と幸せになりたい、という思いを強く持ちながらも、彼と一緒になることで子どもたちが不安定にならないか?あるいは、この人は子どもたちとうまくやっていけるのか?などの思いを影に持ち続けていた結果、いつも失恋を繰り返してるママもいました。
「本当はまだ結婚はいらないって自分が思ってるみたいですね」という話をしていきました。
そして、自分自身の生い立ちから、恋愛観から、元夫への思いやら、子どもへの愛情などを見つめ直した結果、当時お付き合いしていた人とデキ婚することになりました。
「意気地のないママとパパが赤ちゃんに背中を蹴とばされた結婚」って彼女は言ってました。

もう一段上のコミットメントを学ぶ時期に来ているのかもしれません。
「女としても、母としても幸せな人生を創ることができる」ということに。
そもそも、そのことをもっと信じられるようになりたいですよね~。

そこに離婚の痛みが残っているのであれば、男性不信や自己不信が強いのであれば、そこを癒していきましょう。
離婚したことによって子どもたちからパパを奪ってしまった罪悪感があるのならば、自分を許し、元夫を許し、その意識を軽くしましょう。

だから、今一度、「どうしてこれ以上彼と親密になることを私は怖れているのだろうか?」という点について見つめ直してみて頂きたいんですね。
そこから気付くことがたくさん出てくると思います。

同時に過去を振り返るだけでなく、違う視点でも考えてみてください。
よくこういう宿題を出すんです。

「私が女としても、母としても、幸せになれる30の理由を考えてください」

例えば「彼のことも、子どもたちのこともちゃんと愛せる器を持っているから」など。
これは自分自身の価値や魅力に気づくレッスンです。
時間がかかってもいいのでぜひ取り組んでみてください。

あとこういう問題が出てくる背景には「母>女」というバランスがある可能性もあります。
もっと「女」を強く意識してもいいかもしれません。
ファッションやメイク、下着、アクセ等で、今よりもっと女を意識してみてはどうでしょうか。

こうして恋や結婚に意識を向けることで、また新たな関係を築いていけることと思います。

そのために少し見方を変えて自分自身と向き合っていきましょうね。

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