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評価基準を外側に置いてしまうと自己否定を繰り返すことになります。
今の自分にとってのベストパフォーマンスを目指すこと。
それが自信を付けさせ、かつ、愛を受け取れるようになる秘訣なのです。
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よくお話ししていることですが、また再び。
「何者かになろうとしていませんか?」ということ。
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例えば、あなたが初めてフルマラソンに参加するとします。
出場者の平均タイムが4時間だと耳にしました。
では、あなたもまた4時間を最低限の目標にするでしょうか?
そして、実際走ったところ5時間半かかりました。
平均タイムから1時間半も遅いんです。
自分を能力が無いと責めるのでしょうか?
初めて走るのであれば4時間どころか、完走を目指しませんか?
もし1回走ってその時のタイムが5時間半ならば、次は4時間ではなく、5時間切りを目指しませんか?
今日は膝の調子が万全ではなければ、自己ベストが4時間であったとしても、とりあえず行けるところまで行って、できれば完走、という目標を立てませんか?
そして、実際マラソンを走ってみて、その目標を達せられたとしたら喜びもひとしおですよね!
よっしゃ!次も頑張るぞ~!と。
でも、残念ながら目標に達しなかった場合、落ち込みますか?
そりゃあ、多少は落ち込みますよね。でも、次はまた頑張るぞー!ちゃんとトレーニングして、体調も整えてチャレンジするぞー!って思いませんか?
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その時の自分に合った目標設定をし、それを達成できたら喜びとし、そうでなければ、次への課題とする・・・。
これ、何に対しても言えることだと思うんですよね。
人間関係でも、仕事でも、恋愛でも、家事でも、近所付き合いでも・・・。
今日できるベストパフォーマンスを目指すのが一番大切なことだと思うのです。
そこに自己承認が出来ていれば、仮に他人から批判されたとしても素直に「ごめんなさい」って言えます。
自分を責める気持ちがないから、相手が自分を責める気持ちに理解が示せます。
その批判に素直に耳を傾けられます。
でも、そこで基準を外に置いてしまうと苦しいですね。
他人との比較や競争、他の人の決めた基準、自分が自分にかけてる期待(これくらいはやらないとダメ、とか)。
そういうものに応えなきゃ、と思うと、ロボットか何かにならなきゃいけなくなります。
それくらい“愛されたい”ってことなのですが・・・。
でも、そんなに頑張らなくても、ちゃんと愛されてると思うんです。
むしろ、外に基準を置けば置くほど、愛は感じられなくなるんです。