「え?そこで?」は、“そこ”じゃない。しかも、もっと自分を愛しなさい、というメッセージ。


何かミスをして過剰に説教されるようなときって、その直接の原因が問題ではなく、積み重なったイライラがそのミスによって臨界点を超えただけなんですよね。
とすれば、とんだトバッチリなのですが、本質的な意味はより深いところにあるのです。

職場でもパートナーシップでも、相手のイライラが原因でケンカになったり、理不尽な説教を喰らったり、関係がぎくしゃくすることってありますよね?

例えば、職場で急に上司に呼び出されて「さっき提出してくれた書類が全然なってない」といきなりダメ出しをされた場合もそうです。
確かにミスもしたけれど、そこまで言わなくてもいいんじゃないの?というくらいのダメ出し。気が付けばその書類の話から飛び火して、ふだんの勤務態度、以前のミスなどを掘り出して来ては説教されるのです。

また、旦那から「部屋の片づけがなってない!」といきなり怒られる場合もそう。「え?ふだん、そんなこと気にしないくせに」と思うのに、それが合図になってケンカして、お互いすごく悪い気分に。


そもそもそういうイライラをぶつけられるのは「信頼」や「甘え」の対象であることがほとんどで、その上司も旦那も「あなたならば受け止めてくれるだろう」「こいつだったら怒りをぶつけても大丈夫だろう」という信頼?甘え?であることは事実です。ありがた迷惑な話ですけれど。

さて、その説教やケンカ、イライラの原因ですが、その直接の要因となった「書類」「片付け」がほんとうの問題じゃないんですよね。

イライラが臨界点を超える図。

図のように、そもそもイライラが溜まっており、「書類」「片付け」のアクションによってイライラの“臨界点”を越えて、ああいう態度になった、というのが現実です。

だから、書類のミスが本質でも、片付けが問題でもないのです。
それで、そこで争っても意味がなく、話は違う方向に転じて行くのです。
(もちろん、ふだんの勤務態度を説教されるのも、本質的な問題ではありません)

そういう場面ではほんとトバッチリとも言えます。

ただ、その上司も旦那もふだんから我慢してること、気を使っていること、犠牲していることがたくさんあることが問題なんですよね。
それを「奴らの問題」として切り離す(放置する)のではなく、自分なりにできることを探して、何らかのストレスケアをしてあげる、というのも大切な課題ではないでしょうか?

さて、潜在意識的には「信頼」「甘え」と言いましたが、もう一つ忘れてはならないのは、あなたの中にある「自己攻撃」です。

引き寄せの法則に従えば、あなたが上司や旦那から怒られる、ということは、その怒られるだけの感情的要因(罪悪感、無力感、無価値感等の自己嫌悪、自己攻撃)がそもそもあなたの中にあった、ということを示しています。

「片付けをしなければいけないのに、それができていない妻はダメだ」という思いがあったり、そもそも「自分は妻としてちゃんとしていない」という嫌悪感があれば、旦那の指摘に「イラッ」と来てしまいます。
同じく「きちんと書類を作らなければ」という観念や、「自分はあまり仕事ができず、周りに迷惑をかけている」という思いがあると、「そんな自分は責められて当然」と思うようになり、その説教を引き受けてしまいます。

他の人ではなく、なぜ、自分なのか?
なぜ、そんな下らないことで自分を責めるのか?

その要因は実は自分の中にもあるのです。

だから、自分の中にある、自己否定を見つめて行くのも大切な課題です。

もっと自分を愛しなさい、
もっと自分を認めてあげなさい、
もっと自分は素晴らしい存在であることを知りなさい・・・。

トバッチリとも思える相手からの行為には、そんなメッセージが含まれているのかもしれないのです。

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