この間の東京ヒーリングワークベーシックで、ふと降りてきた言葉。
(ワーク中はあまり思考していないので、いろいろなインスピレーションが受け取れる、私にとってはネタの宝庫とも言える場所なのです(笑))
私たちの怒りの多くは「どうして、私がこんなに好きなことを分かってくれないの?」「なぜ、私がどれだけあなたを愛しているのか分かってくれないの?」という思いに集約されるのかもしれません。
パートナーシップや家族の問題で、憎しみや強い怒り、恨み辛み、期待、そうした強い感情を持つ裏側にある、本音なのかもしれません。
表面上は文句や恨み辛みばかりで、その人を愛しているなんて、つゆほどにも感じられないかもしれません。
しかし、どうしてそこまで怒りを感じるのか?
どうして、それほどまでに感情が揺さぶられるのか?
どうして距離を取れないのか?
どうしてそれでも関わってしまうのか?
そこには必ず「愛」が隠れていると私は思うのです。
ネガティブなものであっても、そこまでネガティブなエネルギーを注ぎこむ理由があるのです。
『本当はあなたのことが大好き。とても愛している。
でも、そんな私の愛を受け取らずに、気付いてもいないなんて。
それが本当に悲しいし、辛いし、怒りを感じてしまう。
どれくらい私があなたを愛しているのか、分かってくれないことが何よりも悲しい。』
好きだからこそ、怒りを感じるのです。
分かってくれなくて、伝わらなくて、受け取れなくて、十分に愛せなくて。
そのことに気付くと葛藤が一つ消えるでしょう。
そして、実は罪悪感という感情からも解放されるのです。
素敵でしょ?それは。
もし、あなたが誰かに怒りを感じたとき、思い出してみてください。
どれくらいその人のことが好きなのか、愛しているのか。
そこに素直になったとき、心に平安がやってくるのではないでしょうか。