前に出るのが怖くて苦手。リーダーシップへの心構え。



リーダーシップを取ること、と言ってもいいかもしれません。
前に出るのが苦手、表に出ること、スポットライトを浴びることが怖い、苦手、という話をよく耳にします。

ある営業マンがこんな相談をしてくれました。
「ある月、たまたま売り上げが営業所でトップになったんです。それまでは万年2位か3位でトップは先輩が独占してたんですね。それが自分がトップになってから営業に出るのがものすごく怖くなってしまって」と。

トップというのは注目を浴びます。
いろいろな人から標的にされることも多いでしょう。
いわゆる矢面に立つポジションです。


それだけの価値はない、力はない、魅力はない・・・そして、自信がない、というのが正直なところだと思うんです。
だとしたら、誰かの影に隠れていたいと思います。

でも、そういう数字が出てきた、ということは、そろそろ前に出てもいいんじゃないの?という神様からの思し召しですよね。

できるだけまずは素直に受け入れたいところです。

女性の方でこんな話を伺うこともありますね。

「私は表に出て活躍するよりも、そんな人を傍で支える方が向いている」

もちろん、そういうタイプの人も少なくないと思います。
また、いろいろなことに気が利くタイプの女性は向いているポジションだとも思います。
でも、もしかしたら、前に出ることを怖れての発言なのかな?と感じることもあります。

表に出てしまったら色々な批判を浴びるんじゃないか、攻撃されるんじゃないか、競争を仕掛けられるんじゃないか、足を引っ張られるんじゃないか、嫉妬されるんじゃないか・・・様々な怖れが出てきます。

しかし、実はそのすべては“内なる自分”の働きかけなのです。

自分の内面にあったんだけど、今まではそれほど目立たなかったネガティブな自己評価が浮上してくるのです。
(もちろん、気付いていたけど見過ごしていたものも少なくないでしょう)

それを外に投影したものが「人の目」です。

どう思われるかが怖い、と。

先の営業マン。まずは職場の中でどう思われるか?嫉妬されるんじゃないか?批判されるのではないか?とびくびくしていました。
実際はむしろ評価されることの方が多いそうなんですが、全然受け取れません。

上司からも「一皮剥けるときだよな」と言われたそうです。

すなわち、誰かの後を付いていく段階から、自らをリーダーとして扱ってあげる段階へ遷移してきたんです。

それを受け止めましょう、ということなのです。

自分を批判する、抑えるのではなく、褒める、承認することが大切です。
自分をもっと好きになることを許可することも大切です。

ある種の開き直りも大事です。自分にできることしかできないしな、という風に。

そして、できることを一生懸命やろう、という心がけは周りのサポートを集めるでしょう。それが人望ですね。

周りの人に感謝する気持ちをより強く持つと、助けてくれる人が増えます。

そして、より自分らしさを表現していきましょう。結局はこれなんです。
自分らしさを出していくこと、すなわち、覚悟なんです。

そんな話を彼に伝えました。

覚悟。コミットメント。

表に出る、前に出る、スポットライトを浴びる。

それは覚悟です。

だから、本当に魂を込められます。本気になれます。自分の本気で生きられます。

それは素晴らしいことですよね。

そうしたらますます目の色を変えて生きることができるでしょう。

表に出ることは、本気で生きる覚悟ができた証。

みんなそれぞれが自分の人生の主人公なわけだから、遠慮せずに前に出てみましょう。

殻を破って、タガを外して、スポットライトを浴びましょう。

それが自分らしい人生を創る秘訣かもしれませんね。

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