「真実」という言葉をよく使います。
“事実は変えられないけど、真実は変えられる”という格言があるように、起きてしまった出来事は変わらないが、それをどう受け取るか?という真実は如何様にも変えられる、ということです。
それは同じ出来事に対して人それぞれの真実が違う、ということでもあります。
取引先とトラブルを起こしたとしましょう。
そのトラブルが起きたことには違いはないけれど、その受け取り方は様々ですよね。
「なんでこんな時にトラブル起こすんだ。ほんとうに情けない」と自分を責める方にとってはそれが真実です。
「向こうが悪いに決まってる。こちらのミスではない」と責任転嫁をされる方にはそれが真実です。
「また成長するチャンスが来た。これをうまく乗り越えて、さらに先方との信頼関係を高めよう」と思う方にはそれが真実です。
だから、真実はチェンジOKなんです。
「あ、いかんいかん、先方に責任を押し付けても何も解決しないがな。できる限り誠実に向き合って、いい関係を築こう」と言う風に。
その中でも特に私たちが使う「真実」という言葉には、「あなたが幸せになる選択」という意味が込められてると感じます。
・あなたにとって真実はなんでしょうか?
・彼女(彼)を真実のパートナーにするために、何が必要でしょうか?
・今の仕事はあなたの真実なのでしょうか(ライフワークなのでしょうか)?
・真実を選びましょう。
・自分と向き合っていれば真実が見えてきます。
そんな表現を使います。ちょっと怪しいですか?(笑)
カウンセリングやセミナーで私が意識を置いているのは、この部分です。
幸せにつながる部分、もっと言えば、心の中の愛と繋がる部分を指して「真実」と呼び、そこを見つめ続けようとします。
そうすると、お父さんを憎む息子の中に、お父さんへの深い愛が見えてきます。
人生に絶望する背中に、俺はこんなもんじゃないんだ、という情熱が見えてきます。
もう夫とは無理なのでしょうか?という悲しい目の奥に希望が見えてきます。
その真実が見えたとき、私は堂々と「大丈夫ですよ。何とかなりますよ」とお伝えします。自信を持って。
そして、「そんなに難しくないですよ。」と付け加えることも多いです。
その真実を思い出し、繋がれば、もうほぼ、問題は解決しています。
あとは現実が、あなたを追いかけてくるのを気長に待つのみなのです。
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「女として目覚めようとすると、過去に封印した女としての痛みがよみがえってくるもの。」
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『「事実」は変えられないけど、「真実」は変えられる。』
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