「いい加減にしてくれよ」とうんざりしてませんか?


ラブ・カウンセリング

震災の影響、原発の不安、余震への恐怖、地震酔い等々、様々な影響を1ヶ月以上に渡ってそれぞれがそれぞれの立場で感じ続けています。

大切な人の有り難味、優しさ、人のつながりの素晴らしさを知る一方で、不安や怖れからくる緊張状態に1ヶ月以上晒されている方もいらっしゃるでしょう。

自分よりもっと辛い思いをしてる人がいる、と分かっていながらも、何だか疲れてきませんか?もううんざりしてきません?

「もう、いい加減にしてよ・・・」

と地球や東電に言いたくなりません?

震災直後は必死に生きてた方、何とかできることをしようと頑張って動き回っていた方々も、そろそろ疲れが見えてくることかもしれません。


震災直後は「負けないぞ」と思っていたとしても、こう1ヶ月以上も緊張状態が続くと、ストレスがボディブローのように効いて来て、うんざり感が訪れるものです。

始めはイライラや怒りといった表出的な形で訪れるのですが、怒るのって気力体力を消耗させますよね?
そうすると、うんざりしたり、諦めたり、そうした気分になってくるのです。
(よって心理学では、うんざりも諦めも、めんどくさいのも“怒りの表現の一つ”として捉えます。)

さて、うんざりしてきたり、疲れが溜まってくると、人は当然、他人に対して冷たくなりますし、投げやりな態度で接してくることも増えるものです。

また、何をするにも面倒になり、それまでは周りの人の気持ちを考えて動いてきた“親切な人”が、徐々に、疲れを感じて“自己中な人”に変わってしまうこともあるんです。

例えば、
「震災直後はマメに連絡をくれた彼と最近連絡が取れなくなった」
「震災の後は家族のことを気遣ってあれこれと尽くしてくれた夫が最近冷たくなった」
「ここ数回、私と会ってもなんか上の空で楽しくないのかな、と思っちゃう」
「なんか一緒にいるのが面倒なのかな?投げやりって言うか、愛情を感じないの」
と思わせる態度になったりするのです。

また、あなた自身も
「なんか最近がんばってる彼にやさしくできなくなった」
「不満やわがままを前よりも言うようになった」
「地震の後はできることを頑張ろうと思ったのに、最近は自分のことしか考えられなくなった」
みたいな気持ちになったことはありませんか?

こういう傾向は誰にでも訪れます。
地震、政府、東電、大企業、地球、神様に強い憤りを感じたり、批判したりした方は漏れなく当てはまると思いますし(=怒りを感じることから来るうんざり感)、不安や緊張のまま過ごされている方ももちろん当てはまります(緊張から来るうんざり感)。

そうすると、震災で親密になった関係に、再びヒビが入るわけです。
「えーっ、地震の後はお前が一番大事だって気付いたって言ってくれた彼なのに、最近は、お前とはやっぱりやっていけないって逆のことを言うんです」
みたいなことも出てくるのです。

ただ、心理的に見れば、疲れが溜まり、緊張が続き、うんざり感でいっぱいになったとしたら、自分のことしか考えられなくなるのは当たり前なことなんです。

むしろ、そこで無茶して頑張ろうとすると、ますます心が砂漠化して、しんどくなっていきます。

だから、こういう時に大切なことは、表面的な言動で安易に相手の気持ちを判断しないことなんですね。
もちろん、これは常に言えることなんですが、今みたいな非常時には特に大切なことだと思うんです。

自分も怖れや緊張、疲れから平常心でいられない分、いつもよりも視野が狭くなるものです。

とはいえ、「そりゃあ、疲れてるのは分かるけどさ、それにしても、その態度はないんじゃないの?」と思うことだって出てくるでしょう。
あなたも、自分がしんどい分、誰かに八つ当たりをしたくなることだってありますから。

でも、それで関係を終わらせてしまったり、「彼は本当はこういう冷たい奴なんだ」と決め付けるのは、あとで後悔することになりかねません。

ということで、まずは「自分自身の状態をチェック」することが大切です。
敵を知る前にまず味方を知る、では無いですが、自分自身が元気なのか、どれくらい疲れてるのかを知るのはとっても大切なことだと思います。

ということで簡単なチェックリストを作ってみました。
ご自身を知るのにお役立てくださいませ。

1.揺れてないのに揺れてるような気になることがある(いわゆる地震酔い)
2.夜、ちゃんと眠れてないと思う。
3.震災関連のニュースを目にするとイライラしたり、うんざりする。
4.あまり外出する気分になれず、ずっと家に居たい
5.スーパーやコンビニで買う生鮮食品にいつも以上に気を使っている。
6.もし出来る事ならば海外もしくは西日本などに避難したい。
7.動悸がしたり、胸が苦しくなったりすることがある
8.溜息をつくことが多くなった。
9.人に会うのがおっくうに感じることが増えた。
10.原発や地震について詳細に調べたことがある。
11.人に対して最近、前よりやさしくできてないかもしれない。
12.映画や遊園地、旅行など娯楽に行く気持ちが起きない。
13.食欲が減った、あるいは逆に、過食気味。
14.アルコールやタバコ、チョコレートの量が増えた
15.気がつけばボーっとしていることが多い。

当てはまるものが多ければ多いほど、ストレスが溜まっていたり、うんざり感でいっぱいだったり、疲れたりしているのかもしれません。
当てはまるものが多いほど、普段のあなたと、今のあなたが違っていて、だから、冷静な判断を下しにくい状態にあると思っていいでしょう。

だとしたら、彼の言動をちゃんと汲み取ってあげることがしにくい状態なんですね。

とすれば、まずは、あなた自身が元気になることなんです。お互いの関係性をよい状態に持っていくためにも。休みは重要です。とても大切。ディズニーランドも再開したことですし、何か楽しみ、悦びを解禁するときではないでしょうか?

逆に当てはまる要素がなくて私は元気なんだな、と感じた方。
彼の「真意」をぜひ、見てあげましょう。

自立的な人の冷たい態度やイライラした態度は、時に「助けを求めるサイン」「甘えたいオーラ」だったりするんですね。(素直に甘えられないから怒ったりするのです)

そうすると、後悔のない関係が築き易くなるんじゃないかな、と思うのです。

参考にしていただけましたら幸いです。

 

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