「ありがとう、が言えないとき」



*「こんなとき、どうしたらいいの?」にお答えする心の処方箋シリーズ*

例えば、素直に相手の気持ちを受け取れないとき。
自分の中に入ってしまって、自分のことでいっぱいいっぱいなとき。
罪悪感が強くて、どうしても、拒絶反応を示してしまうとき。

ありがとう・・・とは素直に言えないものです。


でも、そこで気付いて欲しいのは「ありがとう」と言いたい自分がいるということです。

すなわち、感謝の気持ちを持ってしまっているということ。
それは、反射的に持ったものなのか、義務的に作り出した気持ちなのかは、おいておきましょう。

だから、言えないな・・・というときは、その思いをただ、感じていればいいのです。

言えない事情もあるでしょう。
それを斟酌してあげることだって大事なことなのです。
自分を責めるよりは、はるかにはるかに大切なもの。

何もできないときもその人のことを祈ってあげることはできます。
それと同様に、ありがとうと言えないときも、その気持ちを心の中で感じてあげることで、いずれは自然と口を付いて出てくるものです。

でも、ありがとう、はとってもいい言葉なので、ふだんから練習してみることをお勧めしています。
コンビニのレジで、カフェのお姉さんに、ショップのお兄さんに。

そうすると、さらに「言いやすく」なっていきますね。

今日は、「すいません」を「ありがとう」に変えて一日過ごしてみませんか?

心の処方箋

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