「頑張りすぎてしまうとき」



*「こんなとき、どうしたらいいの?」にお答えする心の処方箋シリーズ*

仕事だったり、恋だったり、ついついオーバーワークに陥ってしまうこと、ありませんか?
「考えすぎてしまう」というのも、頑張りすぎに入ることが少なくないんです。


頑張ることが悪いわけではありません。
また、頑張らなければいけないときも、人生には訪れるものです。

しかし、“すぎ”はいけません。心に負担ばかりをかけてしまいます。
そして、その“すぎ”はやがて“癖”になり、頑張りすぎることが“ふつう”になってしまうんです。

さて、そんなあなたは、何を分かって欲しいのでしょうか?
頑張りすぎるほどエネルギーを注ぐことによって、何を訴えたいのでしょうか?

自分を認めて欲しいのかもしれません。
ただ愛して欲しいがために、そこまで頑張るのかもしれません。
自分のことが愛せなくて、誰かにその愛を求めているのかもしれません。
償いのため頑張っているうちに、止められなくなってきたのかも知れません。

何かきっと分かって欲しいこと、伝えたいことがそこにはあるはずなのです。

でも、それを認めるには、ちょっとプライドが邪魔するのかもしれません。
だからこそ、勇気を持って手放すことに意義があるのです。

それはあなたが誰かからの愛や承認や価値や感謝を受け取るということに他なりません。
あなたを愛している人がいて、そのままのあなたを必要としている人の存在に、本当に気付くときなのです。

勇気を持って宣言してみてください。
もう自分をいじめるのはやめます、と。

心の処方箋

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