6/24 大阪・心理学WSのフォローアップ


ご参加くださった皆さんありがとうございました。
アンケートにて頂きましたご質問に回答させていただきます。
参加されていない方にもできるだけ分かりやすいように作成しているつもりですので、どうぞお時間のある時にお楽しみ下さい。

心理学ワークショップ(大阪)
2006/6/24(Sat)『自己イメージを変えてみよう!~新しい自分を発見する!~』
2006/6/24(Sat)『今の人間関係が教えてくれること~私の周りのには“先生”がいっぱい~』
淀屋橋・大阪市中央公会堂


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【質問・疑問】

Q.セルフイメージを外した「本来の自分」にもネガティブな要素を持ち合わせていると思うのですが、その要素とどう付き合ったら良いのでしょうか?(私の場合は自分が発言するときに自信がないと感じてしまうところです)

A.セルフイメージ(自己イメージ)について考え始めるとどんどん思考の罠にはまってしまうのですが(^^;、実は「ネガティブな要素」というのも「自己イメージ」の一つなんですよね。

人間ですからそうしたネガティブな要素は必ず持ちます。
だから、それがあること自体は自然なことで、ほんとうは何も悪い事ではないんですよね。
でも、例えば「自信が無い」と感じたときに私達はそんな自分をとても責めてしまうんです。「発言するときに自信を持たなきゃダメなんだ」というふうに。

そこで「自信が持てるように前向きに考えよう!」と思えたら、その要素はきっとネガティブなものにはならずに、自分を成長させてくれる糧になると思うんですね。

つまり、その要素がネガティブなのが問題ではなく、それをネガティブに扱ってしまうことが問題なんですね。

・・・。
なかなかうまく表現できなくてすいません。

何をお伝えしたいかというと、自分の要素(発言するときの私)をネガティブに扱うんじゃなくて、ポジティブに捉えられるといいですよね?ということです。

だから、「自分の発言に自信が無い」ことや、そんな自分を責めるのではなく、ポジティブに捉える見方は無いだろうか?と探してみる事をお勧めしたいんですね。

どんな要素にも見方によってポジティブな面とネガティブな面を持ちます。
「優しい」ということは、他方で「優柔不断」という見方が出来る場合もあります。
「コミュニケーションが苦手」ということは、他方では「人に対する気遣いができる(人の気持ちが分かる)」という特長を持ちます。
自己嫌悪があると、どうしてもネガティブな方を選択してしまうのが私達の心の有り様ですから、それを変えていけるとより人生が楽になるでしょう。
そのためにもネガティブな自分をどう受け入れてあげるのか?どう許してあげるのか?を真剣に考えていきましょう。
どう否定するのか?ではなく、どう寛容になるのか?がポイントです。
そして、そこで深刻になってしまったり、過去のトラウマなどが引っかかる場合は、その心の痛みを癒してあげることも前向きな選択になると思います。
痛みを解放してあげられると、その分、ネガティブさは徐々に減って行き、より前向きに考えられるようになるでしょう。

Q.自分の状態をよく知ることができました。でも、知った後で次はどう変わっていけば良いのでしょうか?

A.自分の今の状態を知ることとは、いわば自分の立ち位置(どこに自分がいるのか?)を知ることでもあります。
そこが分かってきたら、今度はどこへ行きたいんだろう?という点を考えてみましょう。

つまり、どんな自分になりたいのか?(どんな大人、どんな女性/男性になりたいのか?)という目標を設定したり、ヴィジョンを描くことが大切ですね。
今は思いつかなくても、自分が何をしたいのか?あるいはどこへ向かいたいのか?をより自分に素直になって探してみてください。
過去、特に小さい頃に思い描いていた夢はありませんでしたか?
学生時代に持っていた目標はありませんでしたか?
そうした過去の自分の思いにも手伝ってもらいながら、将来を描いていけるといいですね。

Q.人との付き合い方や付き合う人を変えることでも自分を変えられるのでしょうか?

A.環境を変えることも自分を変えるための良い手段になることは少なくありませんね。
皆さんも少なからず環境(周りの人たち)からの影響を感じざるを得ない局面も少なくないのではないでしょうか?
(その最たるものが“お国柄”かもしれませんね)

付き合う相手を変えれば、今までとは違った影響を受けますから世の中に対する見方や感じ方も変わり、自然と自分の態度も変わっていくでしょう。

例えば、うちのワークショップに来られて「ああ、こんな優しい、温かい人たちもいたんだ」という経験をされた方がいらっしゃいました。。
彼女が今まで生きてきた世界はとても厳しく、冷たいものだったので、とても居心地良く感じられたそうなんです。
そして、ワークショップに出続けることで、少しずつですが「人間も悪いものではないなあ。生きていることにも希望が持てるなあ」という感覚を得る事もできるようになって行き、表情や雰囲気もどんどん柔らかく、温かく、優しいものへと変わって行ったんです。

ただ、環境を変えるということは同時にリスクもあり、自分の内面に準備ができていなければ、望んでいた環境にめぐり合えても拒絶反応を示してしまうこともありますね。

また、「自分が変われば相手も変わる」という格言もほんとうで、人に対する態度を自分から変えていくことで関係性をも変えることができます。
例えば、今までとても大人しかった営業マンが、ちょっと頑張って大声で挨拶をすることにしたんですね。
その結果、今まで目立たなかった彼の印象が、取引先で話題になり、自然と彼に対する相手側の態度も代わり、営業成績も非常に伸びる結果になりました。
もちろん、大声を出しただけで成績が伸びるわけでなく、自分を変えようとした気持ちや態度が相手に伝わった結果と言えると思いますが、自分を変えることで大きく今の生活をも変えてしまった好例と言えると思います。

Q.今ここで話している自分は自己イメージにとらわれている自分であって、その自分が接した人たちが考えた私のイメージが本当の自分とイコールになるのでしょうか?

A.私達は自分ことは自分が一番よく知っていると誤解しやすく(そのため私達は「自分のことを誰も分かってもらえないんじゃないか?」という不安を持ちやすいのです)、人の言葉、人から見える自分をなかなか受け入れることができません。
特に自分の価値や魅力については何度伝えられてもなかなか認めにくい場合もあるんですね(自己嫌悪が強い時は特に)。

自分が思っている「自分」(=自己イメージ)は、あくまで「自分」という人間の一部であることをお伝えするのが今回のワークショップのテーマの一つです。
つまり、「今ここで話している自分」も「本当の自分」なのですが、それが全てではなく、「自分が接した人たちが考えた私のイメージ」も「本当の自分」だと思っていただけると嬉しいです。
同じものも見方が変われば違って見えるように、「自分」という人間も見る人が異なれば如何様にも見えます。
そして、それが間違っているとは必ずしも言えないんです。

そして、こうして他の人が見てくれた「私のイメージ」を受け入れることができると、自分自身の幅(可能性、キャパシティ、能力と言ってもいいです)を広げられるんですね。
グループでの実習の時、自分のことは信じられないけれど(受け取れないけれど)、他の人に対しては「うんうん、そうだ、そうだ」と感じられることが多かったと思います。
なかなか自己承認するのは難しいのですが、こうしたワークショップが少しでも自己イメージを(ポジティブな面に)変えるきっかけになってくれると嬉しいです。

Q.周りの人が発するメッセージがネガティブなものだったら受け取り方を変えることが求められるのでしょうか?

A.カウンセリングをしているときに、よくお客さまから発せられるネガティブな言葉を、むしろ、ポジティブな意味に受け取ることは少なくありません。
例えば「私は頑固だから、全然素直になれないし、人の気持ちが分からないんですよね」という言葉の裏側には「自分の考えや意志をきちんと持て、表現できる人」というメッセージが込められています。(もちろん、ご本人には自覚がないことがほとんどですが)
そこで、私達はどうしてポジティブな意味ではなく、ネガティブな意味に受け取ってしまうんだろう?ということを考えていくわけです。
つまり、「自分の意志をきちんと表現したことで、周りの人とうまく行かなくなった経験があるんだろうか?」とか「誰か大切な人の気持ちを理解しようとして、うまく行かなかった経験があるのかもしれない」とか言うふうに。

そうすると最初の「頑固で、素直じゃなく、人の気持ちが分からない」という発言から、だいぶその方のパーソナリティ(個性)を深く掘り下げることができるようになるんです。

もちろん、一般の生活でそこまですると「突っ込みすぎ、詮索しすぎ」と嫌われることもあります(苦笑)が、受け取り方を変えることで、その人に対する態度が寛容になれ、許せるようになるとしたら、どんどん受け取り方を変えてあげることが望ましいと思います。

ただ、ネガティブな発言をポジティブに受け取るには、自分自身に余裕がないと難しいですから、自分の心の状態とよく相談しながらやってみることが大切ですね。

Q.恥ずかしくてメッセージを受け取れないときはどうしたらいいのでしょうか?

A.人からもらったポジティブな評価や魅力・価値は恥ずかしくてなかなか素直に受け取れないことも少なくありませんね。
特に自己嫌悪が強い場合は、いいところを伝えられても右から左に流れてしまってすっかり忘れてしまうこともあるくらいです。

そういうわけで、まずは自分が恥ずかしがりやで、受け取り下手なことを知っておく、自覚しておくことがとても大切なのです。
受け取れない、恥ずかしい、ということを認めることもまた抵抗があるかもしれませんが、自分を知る上で今の自分を受け入れることはとても大切なことです。

そして、そうした自分を受け入れると「恥ずかしくても受け取るためのアイデア」を考えることも可能になっていくでしょう。
つまり、恥ずかしがりやであることを許せなかったり、受け取り下手な自分を認められないのは、アイデアの出口を塞いでしまうようなものです。
そうすると「自分は受け取り下手だから、人から見てもらった価値はちゃんと忘れないようにメモしておこう」とか「“そういう風に自分を見てくれる人もいるんだな”程度ならば受け入れやすいな」とか、自分なりに調整しつつ、相手のメッセージを受け取れます。

恥ずかしさは人との壁を作りますし、とはいっても、なかなか認めにくい、乗り越えにくい壁ですが、まずはそこを認めてあげることで一歩先に進めますし、前向きに捉えることも可能になってくるでしょう。

Q.自己イメージの正体は何なのでしょう?私達の味方?それとも敵?

A.どちらにもなりうる存在だろうと思います。
ネガティブな自己イメージはある種、自分を守る鎧として用いることができますが、他方、自分を低く見積もり前向きな気持ちを封印してしまうこともあります。
ポジティブなイメージは、逆に良い影響が多いのですが、一方では問題点を見過ごしてしまう危うさも併せ持っています。
ですから、敵とも味方ともなりうる存在なのでしょう。

ただ、自己イメージに振り回されてしまい、自分らしくない、自分を表現できないなどの窮屈さを感じて問題を抱えていらっしゃる方がとても多いように思えるんですね。
(それで今回もこのテーマを設定させていただいたのですが)
ですから、良くも悪くも、自分が自分に対してもっている自己イメージを知り、受け入れ、そして、必要に応じて解放できる自由を学ぶことが大事だと思うんですね。
そういう意味では、自己イメージをどんどん味方に取り入れ、より楽に、元気に、生きやすい毎日を作っていくことを目標にしてみましょう!

Q.以前アンケートで質問させていただいてご丁寧な回答を頂きましてありがとうございました。(中略)アドバイスを頂いたお陰で、その問題が解決しつつあると思ったら、今度は席替えがあり、半年前に別れた元彼と隣になってしまいました。すごく気まずく毎日がきついです。。。お互い会話もなく、どう接したらいいのでしょうか?

A.それは過酷な運命ですね・・・。半年たった今も気まずいってことは、別れ際はけっこうゴタゴタがあったのでしょうか?
同じオフィスに元彼・元彼女がいる状態は“毎日が修羅場”になりやすいですよね。
ただ、その分、腹を括って自分が向き合えば離れている場合よりも気持ちはすっきり、次のステージに向かいやすいこともあります。
前向きに捉えられるようになることがまずは目標かもしれません。

お互いの今の気持ちや状態(例えば、「彼はやり直したがってるけれど、私はもうごめん、という状態」とか「別れ際はかなりドロドロしていたので顔を見るだけでその頃の辛い思いが蘇ってくる」とか「お互い友達になろうと努力してるが横槍が入って暗礁に乗り上げてる」とか)にもよりますが、まだ向き合うには時期尚早なのでしょうか?

苦しいということは、まだまだ未消化な思いがたくさんあるということですよね。
その気持ちを解消してあげることがまずは先決かもしれません。
“彼が横にいるから苦しい”と思ってしまいがちなのですが、実際は“彼が隣にいると処理しきれない気持ちが溢れ出てきて苦しい”という状態なんです。
(似てますけど、全然違うものです)
ですから、自分の気持ちが軽くなり、楽になれば、彼が隣にいようが遠くにいようがマシになっていくでしょう。

もし近くに事情を知っている方がいるのであれば、相談の上、改めて席替えをするのも一つの案です(それはふつう難しいかもしれませんが)。
少なからず今の苦しさを知ってくれている人が側にいてくれると、サポートしてもらえることもありますし、職場の仲間で話せる人がいたら相談してみるのもお勧めです。
理解者がいてくれたり、話を聞いてくれる人が近くにいれば少しは気も晴れるはず。

でも、彼が隣になったということは、そろそろきちんと向き合って、自分の気持ちを整理しなさいってことかもしれませんね。

Q.子どもの頃から身につけてきた自己イメージがなかなか手放せないです。何とかしたいのだけどうまくいかず、自己嫌悪をやめたいのにできません。どうしたらいいのでしょうか?できることがあったら教えてください。

A.自己嫌悪は私達みんなにあるもので、カウンセリングでも非常によくお見受けするテーマです。(心理学講座でもよく扱ってますね)

自己嫌悪を抜け出すアプローチは人それぞれ背景がありますので、細かいプロセスは異なりますが、もう本当にそんなことは辞めたい!抜け出したい!と強く決意することがまずは大切です。
自己嫌悪は底なし沼のように絡み付いてきますので、何度も諦めそうになり、そして、またコミットをし、でも、やっぱり・・・とくじけそうになり、でも、そこで踏ん張って・・・というプロセスを繰り返していきます。
だから、とても一人で頑張るのは無理があるんですね。

それにこの自己嫌悪を抜け出すには「誰かのために・・・」という要素がとても大切なように感じています。
それは、自分を応援してくれる人、サポートしてくれる人、自分が愛する人、大好きな人、そんな人たちのために・・・という部分です。

私達は自分ひとりのために何かをするには限界があり、やがては孤独感に苛まれるようになってしまいます。
誰かとの繋がりをもってして、抜け出せるものはたくさんあります。

誰でも、自分が大好きな人が自己嫌悪に苦しんでいる姿は見たくないと思うんですね。
だから、その人のためにも、自分が自己嫌悪を手放そう!とするのは大きなチャレンジになるのです。

だから、自己嫌悪を抜け出す秘訣は自分が誰かを愛する事、大切にすること、好きになること、ファンになること、と言えるかもしれません。
家族、友達、恋人などなど片思いでも構わないんですね。

また、自分が好きなことをしているときは私達は自己嫌悪できません。
なぜなら、好きなことをしている自分のことは当然好きだからです。
だから、何か自分が好きなものを探してみることはぜひお勧めしたいことです。
人でもモノでも趣味でも思想でも何でも構いませんから、自分自身の「好き」というアンテナを磨いてみるんですね。

そうすることで少しずつ抜け出せるようになっていくでしょう。

もし自己嫌悪にまつわる強いトラウマ(心の痛み)がある場合には、誰かのサポートを受けて、その傷に目を向けてみるのも大切です。
ただ、この場合も、好きなもの探しなどのポジティブな要素がないと、すぐに燃え尽きたり、痛みから逃げ出したくなってしまうものですから、まずは「好きなもの」を真剣に、とことん探してみる、突き詰めてみることをお勧めします。

Q.どうしても自己攻撃に陥りがちなので、自分をもっと大切にしてあげたいのですが、「自分に優しくする」=「自分を甘やかす」と思ってしまいます。ますますダメな自分になってしまいそうで・・・。どうしたら自分を大切にできますか?

A.先ほどのご質問(すぐ上の自己嫌悪に関するご質問)と同じで、好きなこと、情熱を感じられることを、遠慮せずやってみることがお勧めですよ。
今、できる限りやってるなあ~と思っても、きっと本当に情熱を傾けているときには、もっともっとと、滾々と湧き出る温泉のように果てが無く感じるものです。
よって、好きなことがあるのにやってないなあ・・・という場合には、まだまだ「遠慮」があったり、「誰かに気を使ってる」状態だったりするんです。

だから、もっと自由に、大胆に、貪欲に、好きなものを楽しんで欲しいな、と思います。

で、そうして湧き出したエネルギーを自分が大切な人に与えてあげると、そこでプロセスは完結します。
例えば、すごく美味しい料理を食べたり、素晴らしい景色を見たり、感動的な体験をしたら、誰かに話したくなりますよね?
一人でその経験を独り占めするのは、ちょっと勿体無いし、物足りなくなるんです。
誰かと共有できて初めて心は満たされていきます。
それがそのエネルギーを与える、回すことになるんです。

だから、自分を大切にすることは、誰かを大切にすることでもありますから、自分にやさしく出来ないなあ~って感じたときは、自分なりに誰かに優しくしてみるといいですよ。

でも、大抵の人は自分に厳しすぎると思いますので、ちょっと甘いなあ~というくらいがちょうどいいのかもしれません。
だから、時々は「ちょっと甘々だよなあ~」という時があってもいいくらいだと思っています。

Q.結局のところ「自分はこうだ!」と決める事は無理ですか?冷たい部分、優しい部分も自覚していますが、自分のことをちゃんと知りたいのです。

A.自分を知りたい!ということは素晴らしいことです。
カウンセリングでも、特に始めの段階では“自分を知ること”が目標になることが多いんです。
何か問題を抱えている状態では、自己評価を下げすぎて、あまりに自分を粗末に扱ってしまうからなんですよね。(問題を抱えている、悩んでいる自分は嫌いでしょう?だから、そんな時は特に自分をとてもちっぽけに見てしまうんです)

そして僕は“ちゃんと知ること”と“自分はこうだ!”と決める事とは同義でしょうか?って考えてしまうんですよ。
冷たい、優しいという両面を知ることこそが“ちゃんと自分を知ること”ではないかと思うんですよね。
例えば「自分は冷たい」と決め付けてしまうと、人に優しくしなくて済むようになります。
逆に「自分は優しい」と決めてしまうと、辛いとき、しんどい時に誰かに優しく出来なければ自己攻撃して自分を傷つけてしまいます。
「今の私」が「優しい気持ち」か「冷たい気持ち」のどちらが強いのか?区別できると思うのですが、どちらか一方に決めてしまうのは危険だし、自分の可能性を閉じてしまうことではないかと思うんですよね。

こうした要素はデジタル式にall or nothingで決められるものではなく、色合いというか、密度と言うか、濃淡というか、ちょうどグラデュエーションのように変わっていくものだと思うんですね。
そして、その上での個人差・個性はあると思います。
だから、“あの人は冷たいように見せているけど、実は優しいところもあるんだよ”などと言えますし、全体的に“優しさ”が際立っている人のことを、私達は“優しい人”と呼ぶんだと思います。

じゃあ、本当の自分って何か?というと、やはり第一には自分の長所・価値・魅力を知ること、きちんと受け入れることだと思うんです。
私達は自分に厳しくすることはお手の物ですから、悪い点については事欠きません。
だから、逆にいいところを知る、魅力を発見することこそが、自分の内面的なバランスを整え、自信を持つ秘訣だと思うんですね。

こういう見方を“中庸”と呼ぶことがあるみたいですが、何より、自分自身に対して寛容に、器を広く持ちたいですね。
そうすると、大切な誰かを受け入れてあげることができるでしょう。

Q.神戸メンタルサービスのスクールは根本先生が今日教えてくださったような教え方なのでしょうか?

A.“教え方”というのがどの部分(方法)を指していらっしゃるのかは分かりかねますが、今回お話させていただいた内容やアプローチは同じ心理学をベースにしていますので、内容はそれほど大差はないと思います。
ただ、当社のワークショップでは、講師それぞれの考え方や個性を自由に反映した講座運営をしていますので、担当講師によって講座を受けられた後の印象は異なると思います。
(人が違えば、同じ内容もまた異なって聞こえますよね?)
ですから、今回のワークショップは言わば「根本の考えた、根本によるワークショップ」ですので、同じテーマを他の講師が担当すれば自然と内容や進め方は変わってくるでしょう。

また、様々な形態で講座・ワークショップを提供させていただいておりますが、その開催時間や講座の種類、テーマによっても進め方は全然変わってきます。
特に母体である神戸メンタルサービスの講座・ワークショップでは、その場の雰囲気や参加者の様子によって内容を作っていくスタイルですので、内容もその場にて決定されることが多く、非常に自由度の高い運営となっています。

ですから、もしスクールに興味がおありでしたら、スクールの無料説明会に足を運んでいただいたり、あるいはお電話で問合せ頂けましたら幸いです。
(スクールは06-6190-5611にて疑問や不明な点についてお伺いしています)

【ご意見・ご感想】

◎恥ずかしかったけれど、色んな話、意見を聞けて新鮮で楽しかったです。
◎私にとっては新しい見方が出来たのでおもしろかったです。
◎人から見た私について、自分が思っても見なかったことを言われたのでいい経験になりました。
◎初めてで、しかも、苦手な自己紹介もあったけど、普段経験できない事だし来て良かったです。話も面白くて4時間があっという間でした。楽しかったです。
◎グループで自分の意見を言うことが多くて緊張しました。でも、普段話せないようなこと、考えようなことを考えて話せてよかったです。
◎身近な人や気になる人を見るときに、ちょっと違った見方ができるようになりそうです。自分の中にある要素にもっと目を向けていきたいです。
◎いろんなことに気がつきました。すごく勉強になりました。
◎自己イメージと心のギャップが大きいことが深く理解できた。
◎最後までいい気分で過ごせました。
◎自分のなりたいイメージが明確になってきた点が良かったです。
◎自分の印象を言われたのは恥ずかしかったけれど嬉しくもありました。
◎グループの人から価値を伝えてもらって自分では気づかないようなことを伝えてもらった事は良かった。でも、そんなことはない・・・と思ってしまう。
◎皆さんといい感じで和めてよかったです。ふだん居心地が悪く、逃げ出したくなることが多いので皆さんが温かく感じられました。
◎自己イメージを変えるための考え方は、とてもよく納得できて理解できました。
◎投影の件についても、大変面白く学びました。でも、相手に感じる要素が自分にもある、という点はまだ実感としては感じにくいところもあります。しかし、この投影の見方をすることで、苦手な人を理解しやすくなっていくだろうと思います。
◎今まで自分のイメージにがんじがらめになっていたところがあり、なかなかそこから逃げる事は出来なかったのですが、“自分の好きなことをすれば変わる”ということを教えてもらったお陰で、無理に自分を変える必要はなく、自由にやりたいことをすればよいことが分かり、気持ち的にとても楽になりました。
◎このワークショップに来させていただいたり、HPを見せて頂いてから考え方が変わり、心の仕組みが分かり、随分楽になりました。昔なら耐えられなかった事も今は平気になったりしました。

以上です。ありがとうございました!

ワークショップのフォローアップ&テキスト集

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