地に足が着かないわけですから、そわそわしてますよね。
焦り、不安、恐れがあるのかもしれません。
何を焦っているのだろう?
何を怖がっているんだろう?
そう、心に聞いてみてもいいでしょう。
そういう時は深呼吸して大きく自分の中に空気を入れてあげます。
で、大きく吐き出しましょう。
怖いときは吸うよりも、吐く方に意識を向けるのが効果的です。
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また、ちょっと心の中の「一時停止ボタン」を押してみます。
ミニコンポの曲を一旦止めるように。
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ちょっとしたイメージワークも作れます。
だだだだーっと走っているイメージ、あるいは
たたたたたーっと足早に歩いてるイメージをしてみましょう。
で、ふっと立ち止まってみて、深呼吸です。
さっきの要領で。
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それから、こんなエクササイズはいかがでしょうか。
両足を今いる場所にきちんとつけます。
そして、足の裏がきちんと“床(地面)”に付いていることをチェックします。
リアルなくらい。
これはそのまま“地に足を着ける”という実習ですけど(笑)、でも、マジメにやってみると意外に効果があります。
今はいてる靴を脱ぎ、ストッキングや靴下を脱ぎ、リアルに床に足を付けてみると、もっと感じられるかもしれません。
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地に足が着いてないな・・・と思ったら、一旦立ち止まって、今、目の前にあるものを見つめてみましょう。
きちんと目の前にあるものが認識できたら大丈夫。
一つ一つ、物を確認していきましょう。
そして、今の自分にできることをゆっくり、丁寧にやってみます。
単純作業がいいかもしれません。
「できることだけを一生懸命やってみよう!」
そんな言葉を自分にかけてあげるといいでしょう。
一度じゃなく、何度も何度も。
焦ってもいい結果は招きません。
分かっていても、つい焦っちゃうものですが、その焦りを鎮めるための方法をいくつかご紹介しました。
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これらのアプローチは例えば人前で講演しなきゃいけなくてすごく緊張する!とかいう場面でも使えます。
舞台に立った後、目の前にいる一人一人の顔(目)をじーっとゆっくり見つめていくと、心が落ち着いてきたりします。
(よくお客さんを物と思え!というアプローチも聞きますが、より心に響く演奏や話をしようと思ったら、物と思うよりも、むしろ人間!と思った方が味方が増えて安心するんじゃないかな?と僕は考えてます)
もちろん、そんな時間すら怖いときもありますが、目の前の3、4人と繋がれただけで、だいぶ変わります。