お盆に入ったせいでしょうか、大阪のカウンセリングルームの周りはオフィスビルが多いので人通りもまばらでした。
お店も休んでるところが多かったですしね。
(予約センターも17日までお休みですし)
天気も良かったので、仕事とはいえ、平日とは違ったリラックスした気分でカウンセリングできます。
今年の夏は、冷たい飲み物をあまり摂らないようにしているので、休憩時間も熱いお茶を淹れて飲んでました。
ホッとするものがありますね。
関西ではほうじ茶を飲むことが多いようなんですが、静岡県出身の僕としては、やはり緑茶が基本です。
ちょっとおじいさん臭いでしょうか???(笑)
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彼氏に依存してしまう・・・恋愛依存症なのかも・・・セックスに依存してるのかも・・・というご相談を頂くことが多いです。
だから「自分はすごく依存的なんじゃないか?」と思われる方が多いんですが、実は逆で「自立」が問題の解決を妨げてることが少なくありません。
というのは「恋愛依存症」というのは、彼氏以外の人には依存できない状態なんですね。
だから、仕事や対人関係などでは徹底的に自立してしまうんです。
友達にも頼らない(頼れない)、仕事は誰にも迷惑かけないようにきちんとやっていく、それで、彼だけにどんどん依存していくような感じです。
だから「恋愛依存症なのでは?」と感じていらっしゃる方にはキャリア志向の女性が多かったりするんです。
それで「彼に依存してしまってしんどいんです」という方のカウンセリングをしていく時に、場合によっては「彼への依存が問題ではなくて、自立的な部分が問題なんじゃないでしょうか?」という話をさせていただいてます。
依存心を強く感じるので盲点になってしまうのですが、彼への依存が強まると、周りへの自立の度合いも増し、心の状態や彼との関係がデッドゾーンに突入していきます。
そんな時は、彼への愛情や執着が非常に強くなりますが、周りに対して自立的に振舞っている分だけ、誰にも頼れなくなります。
そうすると孤立感や寂しさ、甘えたい欲求などが行き場を失って自分を苦しめます。
その思いが彼に向かって噴出してしまうんですね。
そうすると、彼がどれだけ満たしてくれようとしてくれても、次から次へと湧き出るように依存的な気持ちが出てきて自分でも本当に訳が分からなくなります。
それで、彼に愛想を付かされたり、冷たくされたりしてしまったときに、いよいよ本格的にその依存心の行き場がなくなります。
でも、もし、そこで誰かに頼ることができたとしたら?
彼以外の誰かを信頼することができたとしたら?
その流れを変えてあげることができます。
セックス依存も似たところがあって「セックスにしか依存できない自立した私」が問題を作っています。
だから、セックスが象徴する「親密感」「つながり」「愛情」「気持ちよさ」「開放感」などの感情をセックス以外で受け取ることが出来れば、その問題は自然と氷解していくものなんです。
どう受け取るか?というのも難しい課題ですが、そこは自立している強みで、皆さん、きっかけさえ掴めば、すーっと変わっていかれることも多いようです。
自立を抜ける鍵は「信頼」「コミットメント」に加えて「サレンダー(身をゆだねること)」。
どれも難しいテーマのように思えますが、信頼できるカウンセラーに出会うことで、それらの要素が満たされていきます。
(ちょっと宣伝ですかね・・・(笑))