性欲が強いことを嫌悪して蔑んでしまう私~欲望は自己成長のための重要なエネルギー源~



性欲が強いことを恥じる文化が日本にはまだ残っているのですが、それを禁じ、欲望そのものをNGとすることで、殻を破れず、モヤモヤした日々を送るのもまた辛いのではないでしょうか?
性欲もそうですが、欲望は私たちを磨き、育て、夢を与えてくれる大切なエネルギーです。
だからこそ、勇気を出して向き合い、その欲を愛してあげることを目指してみませんか。

昔から、周囲からは「しっかり者」「落ち着いている」と言われることが多く、自分でも真面目なタイプだと思っていたので仕事もプライベートも誠実に歩んできました。
でも、最近そんな自分のセルフイメージが、足元から崩れていくような感覚に襲われています。

理由は「性的な欲求」の強さです。

現在、お付き合いしている彼がいるのですが、彼と会うとどうしても肌に触れたい、もっと深く繋がりたいという衝動が抑えられなくなります。彼から求められるのも決して嫌ではなく、むしろそれを心待ちにしている自分もいます。

でも、行為の最中やふとした瞬間に、冷や水を浴びせられたような冷徹な思考が頭をもたげるのです。
「女のくせにこんなに求めてしまうなんて、はしたないのではないか」
「本来の私は、もっと理性的で清らかなはずなのに」

まるで、自分の中に「貞淑で真面目な自分」と「本能に忠実な自分」の二人がいて、一方がもう一方を蔑んでいるような感覚です。幼い頃から刷り込まれてきた「女性は控えめであるべき」という価値観のブレーキが強すぎて、気持ちよくなることにも罪悪感を覚えてしまいます。

欲望を持つこと自体が不潔で悪いことのように思えてしまい、彼と向き合うのが怖くなる時もあります。こんな悩みを持つ30代は、やはりどこかおかしいのでしょうか。
この「心のブレーキ」を、どう扱えばいいのか分からず苦しいです。
(Rさん)

この「心のブレーキ」というのはセックスのときだけじゃないと思うんですよね。
甲子園球場のライトスタンドで大声で六甲おろしを歌えるでしょうか?
中山競馬場のゴール前で「よしっ!きたっ!そのままそのまま!よっしゃ!!」とガッツボーズを決められるでしょうか?
バンジージャンプを飛ぶときに「きゃーーーーーーーっ!!!」と腹の底から叫べるでしょうか?
推しのライブで非文化的な叫び声をあげまくって声を枯らすことがあるでしょうか?

何かにせよ、そのセルフイメージにとらわれてブレーキがかかってしまうと思うんですけどいかがでしょうか?

親は躾が厳しかったですか?
あるいは、親自身も何かとしっかり者でマジメな人でしたか?
もしくは、幼少期から尼寺で修行を重ねてきた・・・わけはないですよね。

「ありのままの自分を受け入れよう!」(自己肯定感)という話をしてるじゃないですか。

そのとき、私たちが「受け入れがたい」と感じてしまう自分が必ず出てくるものです。
「こんな性格の自分はダメだ」とか「こういうことがうまくできない自分はよくない」みたいに「こういう自分はダメだ、良くない、最低だ、嫌われる」と思っている“欠点・短所”ですね。

Rさんなら「性欲の強い私」なんだろうと思います。

そんな自分を出したらダメだ!と思うからひた隠しにしてしまいます。
(そうしてひた隠しにし続けるとアンダーグラウンドに誘われるという恐ろしい一面もあります)

一般的に“欲”に関するものって制限がかかりやすいんです。
「あんたはわがままだ!」と言われて育った方などは特にそうなりやすいです。

つまりは「禁欲主義」になっちゃいやすいんです。

性欲のみならず、物欲や食欲もそう、ああして欲しい、こうして欲しいという「重たい女」の要素もそう。

特に「性欲」ってのは日本社会では長らくタブー視されてきて、特に女性が性に積極的というのは「はしたない」「恥ずかしい」などと言われてきました。

奥床しさ、貞淑さ、清楚さ、処女性が女性にとって重要な要素だ!と言われてきたわけです。

そして、そういう傾向は現代においてはだいぶ薄れてきたと言え、でもやっぱり、今でも「性欲に素直になったら淫乱になりそう、痴女だと思われそう」と思っている方は意外と多いものです。(だってカウンセリングでもよく伺うから)

その結果、性欲って悪者になっちゃうんですよね。

でも、感情って抑圧すればするほど反発して大きくなる傾向があるんです。

だから、性欲を悪者にして抑圧してしまうと、より大きな欲求になっちゃうんです。
それこそ、「四六時中エッチなことばかり考えてしまう」とか「何を見てもエッチなことを想像しちゃう」みたいな。
それを「脳内が男子高校生みたい」と表現する方もいました。

そうして禁欲主義を貫こうとすればするほど、そのことが頭から離れられなくなり、それをまた禁じると、さらに脳裏を駆け巡るようになり、という悪循環が生まれます。

だから、表向きマジメで理性的で良い子をやっていながらも心の中はその逆の自分に苦しむことになるんです。

そういう意味では「性欲が強い」と感じるRさんも、抑圧の結果「強い」と感じている可能性があるわけで、それを許していけば「性欲が落ち着いた」という状態になって、それに振り回されることも減るんじゃないかと思うんです。

だからそれも自分の一部として受け入れ、認め、愛してあげることを目指していきませんか?

それは良い子の仮面をそろそろ脱いでみよう!というテーマにも合致します。

別に悪い子になるわけではなく、もっと素直に、もっと自分の気持ちに正直になる、ということです。

例えば、女性の場合、「子孫を残す」という本能が働くからか、30代以降、性欲が高まりやすい傾向がそもそもあります。

男性の場合は20代半ばがピークとされていますので、個人差は大きいですが、30代になると「彼女の方が彼氏よりも性欲が強い」という現象が昔から起こりやすいと言われます。

また、最近は男性の男性性の成長が緩やかになっている(その分、女性性が成長している)傾向がある上に、女性の自立が進んでいる分、男性性が強い女性も増えてきているので、年代関係なく「彼女の方が彼氏よりも性欲が強い」ということも珍しくなくなってきました。

でも、性欲が強いのは何も悪いことではありません。

むしろ、それくらい生命力が豊かで、エネルギッシュで、素晴らしいことでもあるんです。
(だから「セクシャリティ」は「性的魅力」と直訳されますが、同時に「生命力の強さ」とも言い換えられるものです。)

そういう意味でもRさん自身がご自身の性欲の強さについてポジティブな見方を採り入れていく意識は大切なことですね。

でも、やっぱり本題はセックスだけでなく、欲望に対するネガティブなイメージの方なのかな、と思うんです。

セックスの最中にも気持ちにブレーキをかけてしまうのは嫌ですよね。
ひとりでしているときも同じようになりますか?
それともひとりのときはブレーキをかけずに済みますか?

また、これからどういう生き方をしていきたいのか?というライフワーク目線でも考えてみたいと思うんです。

Rさんの未来を考えたときに、どれくらい「自分らしさ」や「情熱」を感じられるでしょうか?

そこに「こういう人生を送りたいんじゃ!!」という“欲望”はどれくらい出てきますか?

それとも平凡で目立たず大人しい人生を送りたいでしょうか?

うん、そういう人生を望む方はたいてい自分の情熱に疲れてる人が多いですけどね。笑

「欲」「欲望」って悪いものなのでしょうか?

自分を突き動かすエンジンのようなものです。

性欲にしても彼をもっと愛したい、彼の愛をもっと感じたい、という情熱を作るでしょう?
そして、それがパートナーシップの“絆”を創ってくれるものでしょう?

「広いリビングのある家に住みたい」
「かわいい服を着たい」
「みんなからちやほやされたい」
「おいしいものをたくさん食べたい」
「みんなから憧れられるような生活をしたい」

それも「欲」ですけれど、みんなそれがあるから頑張れるんじゃないでしょうか?

「推しのライブに絶対行きたい!」という欲もダメなことなのでしょうか?

「○○大学に何としてでも入りたい!」という欲もNGでしょうか?

ある意味、下世話な欲でもいいんです。

「モテたい」という気持ちで仕事を頑張ったり、おしゃれに気を使ったり、メイクを何時間も研究したりすることって悪いことなのでしょうか?

人間的でとても素晴らしいと思います。

そして、その欲によって私たちはめちゃくちゃ成長するわけです。

私がカウンセラーになったのも別に大義があるわけではなく「女性の心理を理解してモテモテになりたい」という欲求がありました。(結果、女心は永久に分からん!女性不信じゃ!になりましたけど何か?)

欲に振り回されて苦しむのはしんどいことなのですが、それは「欲」が問題というよりも、それを含めた心の状態に問題があるという見方をします。

だから、欲を肯定することって難しいんだけど、すごく大事なことなのです。

Rさんの同志の方々にこういう宿題をよく出します。

「妄想日記をつけてください」

その妄想はエッチなものでもいいし、すごく悪人が出てくるものでもいいし、ホラーでもかまいません。

自分中にある妄想を素直にノートに書き出す(スマホなどでも可)のです。

これは自分自身の心の中にある「闇」を受け入れるレッスンとして提案します。

誰に見せるものでもないので自由に書いていただいて構いません。

ただ、宿題として出すので「どんな妄想が出てきましたか?それを自分はどう捉えましたか?」という質問はのちにさせてもらいますけれど。

そうして、内側に閉じ込めて、嫌って、蔑んでいる「もうひとりの私」を解放してあげるのです。

それを「これもわたしの一部なんだ」ということで認めてあげることが目的です。

そして、それくらい自分の一部が苦しんできたことを知るのです。

この「内側に閉じ込められたもう一人の私」は今後のRさんの人生において重要な役割を担うことになるでしょう。

それは「欲望」というエネルギー源であり、エンジンであり、また、自分を自分らしくしてくれる個性でもあろうかと思います。

優等生の仮面を剥ぎ取るときが来たようですね。

それはライフワークを見つけていく、自分がイキイキとできる生き方を探っていく、自分が心から笑える日々を創っていくためにとても大切なプロセスになるでしょう。

今までのマジメで誠実で理性的なRさんもほんとのRさんなのですが、それと内なるもうひとりの自分がタッグを組んだとしたら無敵になっちゃうんですね。

だからこそ、その欲望を素直に認め、受け入れること。
自分の性欲の強さを恥じることなく、認めること。

それを目指してできることから始めていきましょう。

心のブレーキを外すにはこのセミナーがやっぱりイチオシです。

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