第2週「感情の荷物を手放す」
その荷物の正体は実は「感情」なんです。罪悪感、寂しさ、不安などの感情があるからついしんどいものを背負ってしまうのです。
その荷物を構成する感情を見極め、いくつかのワークを通して解放していきます。
こちらの記事で「あなたが抱え込んでる「心の荷物」って具体的にどのようなものでしょう?」を考えてみました。
どんな荷物が浮かびましたか?
その荷物の正体って何かというと「感情」なのです。
だから、その「感情」を解放していくことがほんとうの意味での「抱え込んでる荷物を手放す」ということになるのです。
例えば、あなたが「期待に応えなきゃ」という荷物を抱えているとしましょう。
この思いの裏にはどんな感情が隠れているのかを想像してみませんか?
実はこれ人によって微妙に異なるのです。「自分の場合は○○だけど、あの人の場合は△△なのか」という風に。
だから正解ってものはないんです。
その感情を知るためにはこんな風に考えてみます。
「期待に応えなきゃ、と思ったときに感じる感情は?」
あるいは
「期待に応えられなかったときに感じるであろう感情は?」
そうすると分かりやすいんじゃないでしょうか。
「責任感」や「プレッシャー」がまずは思い浮かぶ人が多いと思います。
ストレートに「重たい」と荷物であることを感じることもできるでしょう。
他にも、
「嫌われる怖れ」・・・期待に応えられなかったら嫌われてしまう、必要だと思われる、失望・がっかりさせる、等
「罪悪感」・・・期待に応えられなくてごめんなさい!期待を裏切ってしまって相手を傷つけてしまった!
「無価値感」・・・期待に応えられない自分なんて何の価値もない。
「孤独感・寂しさ」・・・期待に応えるからこそ自分は愛されるし、必要とされている。
などの感情が浮かぶかもしれません。
そうすると「期待に応えなきゃ」という荷物を手放すためには、そうした感情を解消・解放していくことが大切なのです。
でも、ここでちょっと視野を広げてみましょう。
「嫌われる怖れ」って「期待に応えなきゃ」と思ったときだけ出てくるのでしょうか?
そう思いながら他のリストを眺めてみましょう。
「失敗しちゃいけない」「みんなに好かれたい」という荷物の裏には「嫌われる怖れ」が隠れていることに気づくでしょう。
「ちゃんとした人間でいなきゃ」「弱い自分を見せちゃいけない」という荷物の裏にも「嫌われる怖れ」があることに気づくかもしれません。
そうするとこの「嫌われる怖れ」というのは慢性的なパターンとなって自分を苦しめている感情だと気づけるでしょう。
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では、この感情をどうしたら手放していけるのか?
カウンセリングの中ではそのルーツを探していきますね。
いつから嫌われる怖れがあるの?(いつから期待に応えてきたの?)
誰との関係でそれを強く感じたの?(誰があなたに期待をしたの?)
まあ、そうするとたいてい「親」(特に母親)が出てくることが多いと思うんですが・・・。
(そうすると「親を背負って生きているのかも?」という気づきにもつながるでしょう。)
そうして親との関係を見つめなおし、必要な癒し、許しを行い、親に対する感情を解消していくことを目指します。
これは本格的・本質的なやり方ですが、少々お時間が必要です。
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今度の4週連続ワークショップでは、それとは異なる2つのワークを用意しました。
1)その気持ちを神様・女神様に預けるワーク
2)その気持ちを書き出す(お恨み帳)ワーク
イメージワークと実際に手を動かすワークのダブルで、その感情を手放していければと考えています。
でもね、大切なことは「嫌われる怖れ」にしても「罪悪感」にしても、決して悪者ではない、ということです。
ましてや敵でもありません。
その感情はそうして自分を守るために動いているもの。
だから、「汚い、悪いものだから早く出しちゃわなきゃ!」と思わないことなんです。
嫌われる怖れから「期待に応えなきゃ」という思い込みを作っていたとしても、そうすることで自分が傷つかないように「防御」しているんです。
つまり、自分を傷つくことから守るためにその荷物や感情があるんです。
そうして悪者じゃない!と思うだけでも少し心が軽くなるかもしれませんね。
これを実践してみたい方はぜひワークショップにご参加くださいませ。
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