仲良くしていた友達に会う約束をキャンセルされることが増えてきました。もしかして嫌われてる?



友達って絶妙な存在でして、基本的に女子は「共有」「共感」を求めるもので、それができる相手を友達と思うものです。
となると、お互いの成長、変化などで「共有」「共感」できることが少なくなれば付き合い方も変わって行くのが自然の摂理でしょう。
となれば、昔の感覚は手放して「今の自分」をちゃんと見ていくことが大事なんじゃないでしょうか?

根本先生。友人関係、人間関係について、ご相談したいなと思います。

仲良くしていた友だちとだんだん会えなくなってきました。

今まで月イチくらいでご飯などのお誘いをしたいるですが段々と予定が合わないと断られる、リスケしても断られ、リスケされないし

他の予定を優先したいからキャンセルしたいと言われることが増え、さすがにこちらは仕事の休みを取り、予定を押さえてるのに突然のキャンセルがここ1ヶ月だけでも5人ほどあり、悲しいやらショックやら腹が立ったり。

ふと思うと、私がお誘いをしていて誘われたことがないし、相手から電話やLINEが来ることも無い、最初は予定だし仕方ないか…と思ってはいたものの、断られたりキャンセルがここ半年~1年連続で続き、昨日の断りの連絡でメンタルが本当にやられ、「会いたいと思ってるのは、私だけだったのかもしれないな」と思うようになり、友だちたちのことは大好きだけど今後は距離を置くことにしました。

人生を通してこうして合わなくなる、会えなくなるということが頻繁に起こり、そのまま疎遠になります。
よくステージアップすると周りの人たちと合わなくなるって言われますけど

本当は嫌われてるんでしょうかね??(笑)
嫌われるのは仕方ないけど、多すぎやしねーか…またこれかよ、と疲れます。(ま、このまま続けてもしんどいだけなんですけど…)

ちなみに転職も多いですが今の職場はメンズ2人と私の3人で唯一安定した職場の人間関係。
パートナーとも長く付き合っておりますし

やっぱり、そもそも女子とは合わんのかな……

寂しいなーと思います。

自分をまだまだ低く見積もってるのか?
自分に合う環境に出会ってないのか?
まだ自分を隠してるのか?
そもそも、そういう生きものなのか?
根本先生の見解を伺きとうございます。
(Aさん)

1か月で5人?
そりゃあ、寂しいし、嫌われてる?て思ってしまうのも無理はないですよね。

なんでなんでしょう?

例えば、、、、、

・一緒にご飯を食べていても退屈、おもんない、愚痴や不平不満、悪口、自慢話ばっかりで全然楽しくない。

・一緒にご飯に行く店の値段が金銭感覚と合わない。

・そんな感じで生活水準がそもそも違う。

・ライフスタイルが以前とは変わってしまってる。

・お互い自立系武闘派女子なので、他の戦闘(仕事、恋愛等)で超多忙である。

・何かしら「嫉妬」や「競争」が絡んでいる。

・いつでも会える、と思われている。

みたいな理由がパッと浮かぶんですけど、どうでしょうか?

キャンセルされるってことは悲しくて寂しくてムカつくことなのですが、きっと何かが合わないってことなんですよね。タイミングも含め。

特に女子たちは「気持ちを共有する」ということがコミュニケーションの基本ですよね。「わかるわかるー」「そうだよねー」っていう。

それがライフスタイルの変化によって「共感できないことが増える」という状況になるわけです。

例えば、学生時代の友達からの変遷を追っていきましょう。

就職して「地元」と「東京」に離れてたとします。

はじめは新鮮なので「東京」の話題で盛り上がれますし、推し活とかコミケとかアキバに行く目的で上京した際に会えたりもします。

でも、だんだん東京での生活に染まっていくわけです。

人も多いし、金もかかるし、人間関係だって地元より希薄になりやすいんですよね。

そもそもお互い仕事に慣れたり、仕事頑張ったりするのにエネルギーを割くので、ふだん連絡を取り合っていても「世界が違う」ということになります。

地元に残った友達が東京に憧れを抱いていたならそれが嫉妬に変わることもありますし、経済的に東京での生活が厳しければ実家暮らしでお金に余裕のある相手とギャップを感じたりします。

生活が全然違うので「共有」するところが少なくなっていきます。

また、「結婚」なんてイベントが発生し、かつ「出産育児」となりますと、もう友達関係が自然消滅しちゃうことも多いですよね?

母になれば子どものことで頭がいっぱいになって、話の中身も子どものことばかりだし、独身にとってはおもんない、興味ない、わけわからん、そしてなんか惨めになることもあるので話をしたくなくなります。

あるいは、思想の変化もありますよねー。
考え方が違う、という。

東京でできた友達にしても生活水準の違いで会いにくくなったり、彼氏がいるいないでも距離が生まれたりします。

とはいえ、結婚して疎遠になっていた友達が無事離婚されて婚活市場に復活したのをきっかけに距離が急接近したり、東京での生活に一区切りつけて地元に戻ったことをきっかけに友達関係が復活することもありますので、それで終わりとは限らないのですが。

そして、年齢を重ねると同時に「優先順位」も変わって行くんですよね。

学生ノリが残っているときって友達優先じゃないですか。(彼氏は別として)

でも、仕事でだんだん重責を担っていく立場になると、プライベートよりもオフィシャルなことの方が優先されがちになるものです。

プライベートな時間も仕事に捧げる、みたいな。

また、Aさんは彼氏がいるけど、相手にはいなかった場合には、「女友達と会ってる場合じゃねえ。寸暇を惜しんで婚活じゃ!」と鼻息荒い場合もありますね。

だから、お互いの状況が異なって「共有・共感」がしづらい状況になるとどうしても距離が空いてしまう(キャンセルが増える)のだと思います。

1か月に5人の友達にキャンセルされるのってめちゃくちゃ寂しいことでメンタルやられるんですけど、でも、ご飯に誘える友達が5人もいるってのはこれまたすごいことですよね。

キャンセルされずにご飯に行けた友達もほかにいるわけでしょう?

ってことはAさん、とても友達が多いんですよね?

Aさんに友達が多いってことは、その友達も知ってるわけですよね?

となると、「Aさんとはいつでも会えるし、他にも誘える友達がいるから、今回はマジごめん!ほかの用事を優先させて!!」という思いを相手が抱いていることも想定できるでしょう。

また、こういうケースって何かしらの「嫉妬」が絡んでることも多いのです。

もし、その友達から嫉妬されてることがあるとしたら何だと思います?

実は相手から嫉妬されていて、そのつもりは全然ないんだけど、相手からすればAさんからマウント取られてるように感じているようなこと。

逆に実は自分がよくキャンセルしてるって場合もあるんですけど、それはどうでしょうか?

自覚があまりなかったけど、彼氏との予定を優先させてるので結果的に友達を「都合のいい女」にしちゃってる、みたいな。

さて、

>ふと思うと、私がお誘いをしていて誘われたことがないし、相手から電話やLINEが来ることも無い、

こういう話ってよくお伺いするんです。

「いつも誘うのはあたしの方、相手からは誘われない」
「連絡もいつも自分から。相手から来ることはほぼない」

これって人間関係の役割分担みたいなもので、いつも誘う側、連絡する側からするとなんか損してるような、自分ばっかり頑張ってるような、虚しいような、寂しいような気がするんですけど、じゃあ、逆はどうなの?って考えてみると納得すると思います。

友達からの誘いが来たら乗れるタイプ?
けっこう忙しくて都合合わせるの難しいんじゃない?
好みがはっきりしてるから、誘われても内容によっては断るんじゃない?

誘う側が自立、誘われる側が依存という立場になり、長年の付き合いで固定されるものです。

みなさんも今の友達関係をずらっと眺めてみると、「こいつはいつも自分が誘ってるけど、あいつはいつも誘ってくるなあ」みたいな感じでパターンが定まってることないですか?

だから、やっぱり自分が相手からどう見られてるのか?思われてるのか?って確認した方がいいかもしれませんね。

無自覚なことも多いですから。

>よくステージアップすると周りの人たちと合わなくなるって言われますけど

というのはよくある話ですね。

例えば、うちの読者さまのように、仕事をばりばり頑張ってどんどん自立し、立派な自立系武闘派女子として名を馳せるようになりますと、一般女子とは話が合わなくなりますね。

こちらは切った張ったの買いだの売りだのヤったのヤラれたのって武士の話をしたいのに、相手は「彼氏が最近すごく優しくてぇ。」とか「あそこにできたスイーツの店知ってるぅ?」とか「物価高いよねー。野菜とか気軽に買えないもん」みたいな話をされたら「おもんなーい!たいくつー!!ひまー!!うんこしてーー!」って思うでしょう?

それと同じく、社会人になって同じ会社員でも会社や立場が違えば全然違う方向に成長・変化していくわけで、そうすると話が合わなくなるわけです。

その間も失恋したり、振られたり、振ったり、逃げられたり、逃げたり、ヤリ逃げされたり、ヤリ逃げしたりしてアップダウンを繰り返しますよね?

そんなこんなでメンタルがヤバくなっちまって放浪してた時期なんぞもあったりすりゃあ、今までの友達と合わなくなるのも無理はないわけです。

友達だって海外に行ったり、結婚したり、昇進したり、転職したり、自分で商売始めたりするわけです。

そうすると学生時代のような密な話はできなくなるわけですね。

もちろん環境が変わることで変化するのは内面が大きいわけで、価値観が変わったり、考え方が変わったりするんです。

そうするとバンドやコンビの解散理由のように「方向性の違い」や「価値観の違い」が出てくるわけです。

そうするとある時期は友達でもお互いに変化すれば付き合い方も変わって行くものです。

そうして疎遠になったり、親密になったりを繰り返すのが「友達」なんですよね。

だから、そういうときは自分の成長や変化を感じ取って自己承認して、自己肯定感あげて、自信につなげる、というのが今のMさんにとて役立つことかもしれません。

Mさんの言葉でいえば、

>やっぱり、そもそも女子とは合わんのかな……

という一言がたいへん響くわけでして、「やっぱり」ということは心当たりがあるっちゅうことでんな?

てことはやな、前々から「女子とは合わん!」と思っていたっちゅうことでな、それはどういうこっちゃねん!という話になるわけや。

よく自武女のみなさまは「(ふつうの)女子とは合わん」とおっしゃってますけど、やはりMさんも同じクチですかね???

となると今時点でも「ちょっと無理して昔からの友達と付き合ってる」ってことはありませんか?

で、そこまで友達を求めるのはなんでなんでしょう?

寂しがり屋だから?
義理堅い性格だから?

・・・つまり、“今の”Mさんが求めてる友達ってどんな友達なんでしょう?

彼氏ともうまくいってるし、仕事もいい環境だし、その上で友達に何を求めてるのかな?って考えてみてください。

案外「うーん、実はそんな必要じゃない」とか「寂しさを紛らわせようとしてるだけ?」とか「一応、お姉さんキャラでやってますもんで」とかシンプルな理由が見つかるかもしれません。

でも、その辺がこの問題の本質じゃないかと思うわけです。

合わない人と会うと、相手もそれを感じるものですしね。
もうずいぶん前からお互い「ほんとは合わない」と思って付き合ってきたんじゃないでしょうか?

やっぱ今の自分の現在地(=自己肯定感)を知る、ということが必要なのかもしれません。

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