主人が会社で降格してからなぜか辛い気持ちがずっと続いています。

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長らく続く辛い気持ちには様々な解釈ができ、そのときの辛い気持ちを感じきれていなかったのか、過去の辛い気持ちとつながっているのか、ご主人の感情を奥様が引き受けているのか、等々。
だから、ちゃんとそこを見て行こうと思えばカウンセリングがお勧めなんですけどねー。
とりあえずまずはご自愛が大事ですぞ。

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おかずにしてくれと言われたら見過ごせませんから思わず採用してしまったのですが、スペシャルな動画や画像が添付ファイルについてるかと思ったんですけどそういうことじゃないんですね。くすん。

まあ、そんなわけないよなあ、つい期待しちまった自分が悪いんだわ、と思って消沈しながらお話を進めて参りたいと思います。

ちなみにその一言で反射的にネタにしようと思ったので結論は何も出ておりません。だらだらとお話して終わる回になるかもしれませんので、その際はご容赦くださいませ。

で、えーっと旦那は社長になるし、自分も時給が５倍になり、うほうほですわー。旦那ともラブラブになってニヤニヤしてますねん！という自慢話ではないのですな。

なんでなんでしょうね？

しかし、降格人事からの退職、からの転職先での社長就任なんて、旦那様の会社員人生はドラマになりそうな展開ですね。その後、大成功して、元いた超大手企業の窮地を救うなんて話になったら堺雅人氏主演でドラマ化されるかもしれませんなー。

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で、

＞主人が降格にあってから、どうも毎日を生きるのが辛く沈んだ気持ちで日々を過ごしています。

という状態のＹさんですが、今の状況を考えるとなかなか理解できない心理状態ですよねえ。

そういうときは丁寧に感情を見ていくことにするもんです。

「会社で降格したときにＹさんは何を感じたのか？はたまたご主人はそのとき何を感じていたのか？」

「降格・退職・転職という流れの中で、お二人はどんな気持ちを抱き続けてきたのか？」

「その後、Ｖ字回復を遂げようとしているＹさん夫婦ですが、今の会社で頑張ってるご主人を見てＹさんは何を感じるのか？専業主婦を辞めて本格的に仕事に復帰することになったＹさん自身はそのことをどう感じているのか？」

何かミスをしたわけでもないのに、役員側の謀略によって降格されるということは、ふつうに考えれば「悔しい」「悲しい」「ショック」「絶望」「理不尽さへの怒り」「無力感」「今まで頑張ってきたことの成果がこれか、という虚しさ」「惨めさ」「尽くしてきた会社に裏切られた痛み、切なさ」等々、様々な感情が蠢くと思います。

その間、旦那さんはどんな様子で過ごしていらっしゃったのでしょうか？
明らかに憔悴した感じなのか、表向きは気丈に、平然と過ごしていたのか。

また、その旦那さんを見てＹさんは何を感じていたのか。
そんな旦那さんにＹさんはどう接してきたのか。

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感情ってのはときに理不尽な振る舞いをすることがありまして、強いショックを受けるとその感情を引きずり続けてしまうことも多いんです。

ご主人の降格ショックは他の人が想像するよりも遥かにお二人にとって大きな悲しみを伴うものだったのかもしれません。

「世界が一変する」というできごとだったと思いますからね。

ご主人からすればこのまま超大手企業の役員になる未来が一瞬で暗黒のものになってしまったショック。
その婦人として専業主婦にお小遣い稼ぎ程度の仕事で幸せに暮らしていた奥さんもその身分から一瞬で転がり落ちてしまったショック。

例えば、ずっとエリート街道を突っ走ってきた方にとっては、こうした悲劇は想像以上のショックを与えるものだと思います。

その後、うまく別の企業に転じることができ、今度は社長になったとしても、どうでしょう？今の会社とかつての会社を比較して凹んでしまうことってないでしょうか？

ほんとだったら今頃あの企業の役員室に自席を持つことになっていたはずなのに、と思えば、悔しさも悲しさもこみあげてくるかもしれません。

転職後に必死に頑張って今の地位を得るまでの間も、どこかしら悲壮感のようなものが漂っていたのかもしれません。

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けっこう辛いことがあっても「前向きにならなきゃいけない」「過去を振り返ってもしょうがないから頑張るしかない」みたいな思いで頑張っていると、その辛さ、悲しさ、怒り、惨めさ、屈辱感、寂しさ等々の感情に「蓋」をしてしまうことがよくあります。

泣いてばかりいても始まらないから、と夫婦で頑張って立ち直ろうとする姿勢は素晴らしいことなのですが、それ故に、その当時の感情に「蓋」をしてしまうことだって珍しくないんです。

むしろ、ショックなことが起きたことでかえってアドレナリンが分泌されてめちゃくちゃ頑張ることができるのも人間です。

それはそれで状況を立て直すことができれば「災い転じて福となす」なんてことにもなるのですが、その一方で、やはり蓋をしたまんまの感情があるならば、状況が好転したとしてもその感情は心の中にとどまったままになります。

だから、それが今もしみじみと出てきてるのかなあ？という気がするのですよねー。

その辺は実際どんな風にお二人が過ごされてきたのか？
Ｙさんがその間、何を感じてきたのか？によって変わりますから、必要とあればカウンセリングなどもご利用くださいませ。

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で、ここからは可能性の話になるんですけれど、その悲しみってご主人が降格されたから出てきたわけですけど、それ以前から悲しみを溜め込んでいるようなところってありませんでした？

あるできごとがきっかけでそれまで無意識に溜め込んできた感情があふれ出すってこともよくあるんです。

だから、似たような辛い気持ちを過去に体験したことがあったかなあ？なんて目で見つめ直してみるといいかもしれません。

＞どうも毎日を生きるのが辛く沈んだ気持ちで日々を過ごしています。

というほどの辛さなわけですから、今回のできごとに限ったことではなく、過去の様々な辛い思いが今回ドッと出てきてしまったのかな？という風に解釈もできるのです。

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さらに、パートナーシップってお互いの感情を共有するところがあるんですよね。

もし、ご主人が降格になったときから気丈に強気に前向きに振舞おうとしてきた場合、先ほど書いたようにその辛さ、悔しさ、悲しさ、惨めさ等々の感情は抑圧されます。

その抑圧した感情を奥さんが引き受けるってことも非常によくあることなんです。

だからもしかするとそれってＹさんの感情ではなく、旦那さんの感情なのかもね？なんて表現することもあるくらいです。

この場合は「これはあたしの辛さじゃない！」と意識してみると意外とすーっと外れたりします。

また、そもそもご主人の感情を引き受けるのも旦那さんを助けたい気持ちからでしょうから、「あたしはこうして夫を助けているんだ」と認識されてみるといいかもしれません。

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ただまあ辛い気持ちを持ちながら日々暮らしていくのもしんどいですから、ちゃんとそこをケアしてがることは大切ですね。

理由はともかく辛いもんは辛いですから「静養」という意識を持つことも大事ですから、時給が５倍アップしたからといってお仕事もあまり頑張りすぎないようにしてくださいませー。

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