幸せになるのが怖いのは何かの拍子に幸せを感じちゃったからだし、今の新しいステージにまだ慣れてないからじゃない？

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ずっとしんどい状態を抜けて楽になってみると、どうしていいか分からず途方に暮れちゃうことがあります。
それはしんどいのが当たり前であり、それが前提で物事を考えていたことのに、その前提がなくなっちゃったから訳が分からないのです。
そういうときに「前に進む怖れ」とか「幸せになることへの怖れ」とかが出てきやすいものです。

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いい変化ですねー。
そして、王道を突っ走っていらっしゃる感じがしますので、めちゃくちゃ順調だと思いますよ。
そして、感受性が豊かな方なんだな、というのも文章を通じて伝わってきますねー。

さて、「幸せになるのが怖い」というのはよく言われることなのですが、皆さんは実感できますか？

その応用版としてはこんなのがあります。

「自分は幸せになってはいけない気がする」
「自分は幸せになれるわけがないと思っている」
「自分は幸せになる資格がない」

ちょっと想像してみてください。

「もし、自分が幸せになることを怖れている、あるいは、禁止しているとしたらなぜだろう？」

「自分が幸せになったらいいことづくめだと思っているけど、幸せになったらどうなってしまうと思っているんだろう？」

これは「考える」のではなく「想像（イメージ）する」ことが大事です。

これも「心との対話」ですね。

じっくり風呂にでも浸かりながら「幸せになったらどんなイヤなことが起こると思っているのだろう？」などと妄想してみてください。

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さて、

＞今思えば、楽になりたい、逃げたい、ばかり思ってたので幸せになるとか考えてませんでした。

これはめちゃくちゃ分かりやすい表現ですよねー。

ほんとそうなんですよー。
めちゃくちゃあるあるなんですよー。

「マイナスの状態にあるときはゼロにすることしか考えていなくて、その後、プラスにしていくことはなかなか発想できない。だから、ゼロになった途端、今度はまたマイナスに戻ろうとしてしまう。」

借金に置き換えると分かりやすいかな。

借金している人は返済が目標ですよね？
決して、貯金が目標じゃないんです。

だから、借金を返済してしまうとどうしていいか分からず、また借金するようになるんです。

持病を持つ方もそうです。

子どもの頃から持病を持っていた方が、大人になって治っちゃったんですね。
それは良いことなんだけど、病気のときは「治りますように」と祈ってばかりいたので、治って元気になってしまったら「どうしていいか分からない」と感じるようになったんです。

「マイナスの状態」にずっといると、そこに慣れてしまいます。

借金があるのが当たり前。
病気なのが当たり前。
そして、しんどい、逃げたい、という状態が当たり前。

だから、人はその状態に適応し、借金があるけど、病気だけど、しんどいけれど、それなりに日々を過ごしてきました。何ならそんな状態でも楽しもうとしてきました。

けど、元気になってきたらその「前提」が変わっちゃったんですね。

「しんどくて、楽になりたい！逃げたい！」と思っているのが当たり前で、物事を考える上での「前提」になっていたんです。

だから、しんどくなくて元気になってきたら、「えっと・・・どうしたら？？？」と途方に暮れてしまうのですね。

だからＭさんが感じている「幸せになることへの怖れ」のひとつの理由は、「いやー、まだ新しいステージに慣れてないからっしょ？そりゃ、いきなり見知らぬ街に引っ越して来たら不安だもんね。とりあえずコンビニがどこにあるか分からんしね」ということだと思います。

しんどくない。
逃げなくてもいい。
楽になっちゃった。

そんな状態は覚えてないくらい久しぶりか、もしかしたら人生初かもしれませんもんね。

そういう意味では、カウンセリングにしてくれたお弟子はどうでもいいので、素晴らしいセミナーをしてくれた根本先生に感謝の気持ちを大いに持つといいでしょう！！！

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そう、まずは「感謝」をしていきましょう。

自分に関わってくれた人で、感謝できる相手だけでいいので「ありがとう」と心の中で祈りましょう。直接言えそうだったら言ってあげてください。

そして、次は「気分がいいことをする」を意識してみましょう。

自分がご機嫌になること、自分が笑顔になれること、自分が安らぐこと、自分が喜ぶことを、自分に与えてあげます。

まずはこの２つでいいと思います。

「今できることをする」という意識は新しい世界になれるために大切なことです。

もう少し別の見方をするとこんな発想を頭の隅に入れておくといいでしょう。

「今のあたしはどんな人と出会えるのかな？」

「今のあたしは何に興味を持つのかな？」

「今のあたしがワクワクすることって何かな？」

ちょっと他人事な感じで、自分を見つめてあげるわけです。

ステージが変わると前提が変わるので感じるものも変わります。
なんなら出会う人も変わります。

そうして外の世界の変化、自分の心の中の変化を見つめていくといいでしょう。

そうすると自己肯定感もぐいーんとあがっていくものです。

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長年しんどいところにいたのなら「幸せってなんだ？」と漠然としてるでしょう？

思わず辞書を引いちゃうかもしれません。

それくらい「幸せ」とは縁遠い世界に住んでいたのかもしれません。

それがＭさんが頑張ったおかげで「新しい世界」に移動することができました。

そこは右も左も分からない世界で漠然とした不安や怖れが出てきます。
それは無理ないことですね。

そして、たぶんＭさんはそこで「幸せ」をちょっと感じたんだと思います。

しんどいところを抜けて楽になったなら、それは幸せでしょ？
逃げたい気持ちがなくなったら、安心するけど、それもまた幸せでしょ？

つまり、Ｍさんは幸せを感じちゃったんです。

もちろん、幸せにも慣れてないわけですね。
だから、怖いんです。

いいものだけど得たいの知れないものですから怖いんです。
だから、それも当たり前ですね。

だから、遠くの「幸せ」を見るのはまだ早く、まずは足元の「幸せ」を見つめることが大事です。

そうして新しい世界に慣れてくるとまた色々と探検に出たくなるでしょう。

だから、先ほどお伝えしたような「今できることをやりましょう」というのが役立つと思います。

幸せになりたい！と人は言いますが、幸せは感じるものですし、何かの拍子にいきなり幸せがやってくるわけではありません。

感情ってこの一瞬にしか存在しないんですね。

だから、幸せを「今ここ」にしか存在しないんです。

だから、今ある幸せを感じられるようになることが私たちの課題なんですね。

今、の幸せを探してみることがお勧めです。

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さて、冒頭に皆さんに出した質問ですけどイメージしてみました？何が怖いんだろう？って。

一般的にその正体は「罪悪感」です。

だから、幸せになることが怖いと感じる人、幸せになる資格がないと思う人、幸せになれないと思っている人、みなさん、罪悪感がけっこう強いわけです。

なのでそこと向き合うことを推奨しております。

＊「いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本」（ディスカバー２１）
＊セミナー動画：『私の幸せを阻む「罪悪感」を「愛」で癒して「私」を自由に解放するワークショップ』
＊心理学講座動画：『罪悪感と癒着の心理』
＊光の瞑想～疲れや罪悪感などを癒すイメージワーク～

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