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本気で欲しいと望めば必ず手に入るものですよ!と言われたらどんな風に思います?
人は本気で欲しいと思うことにどこか遠慮したり、はじめから諦めていたり、傷つくのが怖くて引いたりしてしまい、本当に望むものを手に入れないようにしがちなのです。
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以前は私のネタに回答下さってありがとうございました!
その後自分を見つめ直しながらも、話し合いの末1週間前から別居が始まりました。夫が出て行った直後は大きな悲しみの波が押し寄せて来ましたが、なんと10分ほどで気持ちが落ち着きました。
今までは夫関連の悲しい出来事の後は何週間も引きずって泣いてばかりいた私がこんな早く立ち直れるようになったのは、根本さんの本とblogとVoicyのお陰です。ありがとうございます!!現在は一人暮らしがめちゃ楽しくて自由を全身で感じていて(自由が欲しいといっていたのは夫のはずなのに)、手放しが順調に進んでるって事だと受け取っています。
さて今回のネタをお送りしたのは別件で、仕事選びに関しての悩みです。採用していただけると嬉しいです!
別居に伴い、夫に経済的自立を促され職場探しを本格的に始めました。元々デザイナーとして数社に10年程勤めた後、2年前の結婚を機に退職して現在は花屋でパートをしています。
本当は今のお花の仕事が楽しくて続けたいのですが社員として働くとなると経済面・勤務時間面が不満なため、前職のデザイナーの仕事を探しています。WワークOKな会社に勤め、週1でパートに行けたらいいなぁと考えています。
また結婚するまでは仕事も遊びも全力疾走するような生き方をしていたのですが、今の日々の暮らしに重点を置いた生活をある程度守りつつ仕事をし、余裕をもって生きていきたいなぁ~と感じています。
そこで以下のような希望条件を考えてはいるのですが、すべて当てはまるような職場orどこか妥協しても良いと思えるような職場にまだ出会えていません。
①仕事内容にワクワクする(仕事に楽しみを見出したい)
②人間関係、チームワークが良い(心地良く働きたい)
③帰宅時間が遅くならない(体力・時間・精神的に余裕のある生活を送りたい)
④Wワーク可(現在のパートの仕事を週1でも続けたい)
⑤年収がそこそこ(金銭的に我慢しない程度の生活を送りたい。)
年収ベースで探しているのですが優先順位が定まらず、あっちもいいなぁ、こっちもいいなぁ、でも大変そうだなぁ…あ~どうやって決めればいいの?!という状態です。数社順調な進み具合ではあるけれど結果は出ていないので、まだ選べる状況というわけではないのですが。
それこそライフワークを描きましょうというお話かと思いますが…なかなか難しく進んでおりません。
心理学的視点で『こういう風に考えると決めやすいよ!』などアドバイスいただけると有り難いです。よろしくお願いします。
(Nさん)
前回のネタ。ありがとうございます!
>「夫からの離婚宣言を乗り越えて夫婦関係を修復していくプロセスについて~まずは自分を見つめ直し、自分らしさを追求していくこと~」
さて、夫が出て行って10分で回復、その後、一人暮らしを全力で楽しめてるって素晴らしい。別居したかったのはNさんの方じゃね?というツッコミが成り立つほどですな。よかったです。
けど、一人暮らしで好きな仕事もできて自由な生活を仕事することで手放しちゃってもいいんですかね?笑
これ、けっこう重要な質問です。
・・・今の生活ってなんだかんだ楽しい花屋さんのパートで成り立つんですよね?(夫から資金的なサポートがある?)
だとするとそこから抜け出すことってどうなんでしょ?
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私のカウンセリングってその問題だけにフォーカスすることってあんまりなくて、風呂敷を広げるがごとく、様々な話をお伺いしていくことが多いものです。
だから「仕事、どうしたらいい?」という相談に「男作ったらいい」という明後日の方角からアドバイスされることもあるものです。
最近の私は「カウンセリングってクライアントさんの幸福度を上げていくお仕事」だと思っていて、仕事の問題を仕事面からアプローチしなくても、他の面からアプローチして全体的に幸福度が上がるんだったらそれでよくね?そしたら仕事に対する思いも変わるんじゃね?というスタンスなのです。
そういう意味でNさんのお話を伺う際も「ご趣味は?」「何かやりたいことはありますか?」「次のパートナーシップはどないしましょ?」と言った仕事とは関係ない質問が飛び出す可能性が非常に高いんです。
ということなんですが、今日はそっちではなく、がっつり仕事について、というよりも、願望実現的なテーマでお届けしようと思います。
今度、願望実現的なセミナーを企画しようと下書きまでしているのですが、告知するのをすっかり忘れておりました。笑
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根本にこういう相談をされますと、色々とネチネチと本音を突っ込まれることが多いんですよ。「え?そんなところを?やだ、恥ずかしい」とか言わせたいんですかね?笑
まず、職場探しを始めたのは夫に経済的自立を求められたからなのですが、それって本心ですか?そして、その仕事としてデザイナーに復帰するってことなのですが、それはそれでやりたいことなのでしょうか?
というのも「夫に言われたから」という受身の状態で、かつ、「経済的に自立しなければ」という義務感もあり、さらに、「今までやっていたから」という理由でデザイナー職を探す、という状態はあまりやる気があるとは言えない状態ですよね。
それが「夫に言われたのがきっかけだけど、デザインも好きだし、働くの好きだから、全然前向きっす!」というのであれば全然OKなのですが、もし、少しでも「えー、ほんとは仕事したくなーい。花屋がいい。今の自由な生活を続けたい」という思いがあるならば、なかなか仕事が決まらない可能性も高いものです。
ここ、仕事探しにおける非常に大切なポイントですので、じっくりねっとり吟味する必要があります。
仮に「いやあ、今の生活が楽で楽しくていいっす。これ続けたいっす」という気持ちが30%、「そろそろ戦場に復帰してバリバリ働くのもアリっす」という気持ちが50%、「うーん、どっちなんやろう?」というあいまいな気持ちが20%だとしましょう。
そうするとNさんは50%の力で職探しをすることになります。
その場合は「まあ、その程度のモチベなんだから、もう少し職場に求める基準を下げたほうがいいよ。半分の力でできるような仕事を見つけるのが今のモチベに合ってるってことだからね」というアドバイスが可能です。
※ちなみにこれは「婚活」でも全く同じ考え方をします。
もちろん、この50%だの30%だのってのはその時の気分によって変わることもあるのであくまで目安ですが、50%程度のモチベしかないのに100%やろうと思うと、50%はひたすら苦痛に変わりますから、ちゃんと自分の気持ちに素直になるってことが大事ってことです。
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さて、
>そこで以下のような希望条件を考えてはいるのですが、すべて当てはまるような職場orどこか妥協しても良いと思えるような職場にまだ出会えていません。
という条件がちゃんと考えられているところは素晴らしいところなのですが、これに関してもねっとりと吟味していく必要があります。
1つ目。ほんとうにその条件を満たす職場で仕事がしたいのか?
2つ目。ほんとうにその条件を満たす職場が存在していると思っているのか?
この1つ目については、他にも条件が隠れてるんじゃね?とか、これについてはそこまで望んでなくね?みたいな感じで、ひとつひとつ吟味していきます。
例えば、こんな感じ。
①仕事内容にワクワクする(仕事に楽しみを見出したい)
どういう仕事がワクワクするのか?
仕事での楽しみってどんなところにあるのか?
自分は何をもって「楽しい!」と思える人なのか?
②人間関係、チームワークが良い(心地良く働きたい)
チームワークがいいってのはどういう状態なのか?
心地よく働く人間関係ってどんなイメージなのか?
③帰宅時間が遅くならない(体力・時間・精神的に余裕のある生活を送りたい)
勤務時間は何時がいい?
休日は?
どういう仕事の仕方がちょうどいいんだろう?
④Wワーク可(現在のパートの仕事を週1でも続けたい)
これは今の時代、大丈夫なところが多いとは思いますが。
⑤年収がそこそこ(金銭的に我慢しない程度の生活を送りたい。)
具体的にどれくらいの年収があればいいのか?
③④⑤あたりは具体化が可能かと思うのですが、①②はけっこうあいまいな要素を含むので、こういう関係が理想っす!!という点をきちんと見つめていくといいと思います。
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さて、続いては2つ目。これが最も重要だと思っているものです。
「ほんまにそんな職場あるんか?」という疑いがあると、理想の職場を探しているつもりでもどこか引き気味になります。
どうせ無理だろう?と思ってると、やっぱり無理だった、ということになりますし、また、そう思っているとそこそこの職場で妥協してしまい、のちのち不満や後悔につながります。
「絶対こういう職場がいい!それ以外には行かん!」という強い意志を持つことはとっても大切な要素です。
この辺は婚活にしても、引っ越しにしても、お気に入りの服を買うのにも共通していまして、時間的、経済的な制約などもあり、何よりも「遠慮」というところから、「ほんとはこの条件に合う仕事がいいんだけど贅沢ですよねえ?そんな高望みしちゃいけないですよね?やっぱもう少し条件削ったほうが現実的ですよねえ?」という発想を持ちやすいものです。
それで結果的に「しょうがない」と諦め半分で仕事などを選ぶことになっていませんか?
この「遠慮」からの「躊躇」。
高望みしてはいけない。ほどほどがいい。
理想をがっつり固めてその通りじゃなかったらショックを受けるから、という防衛的な思い。
大人になると傷つくことを怖れるし、「そんな条件に合うところなんてあるはずがない」という考え方もたくさん聞きますしね。
そうした思いがその条件を妥協させることにつながるのですね。
だから、その条件には「こだわり」を持ち、絶対そういうところで仕事するぞ!とまずは決断してください。
ネチネチ自分の本音に迫るのもこのためで、「本気でゲットする!」という決意を固めるものです。
Nさんは今まで「仕事も遊びも全力疾走するような生き方をしていた」ということで、この「思いの強さ」にも自信はあるかと思いますので、ぜひ今回もそれを発揮していただければと思います。
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仕事にしても、パートナーシップにしても、引っ越し先の家にしても、世間は妥協を求めてきたり、“いい人”をやってきた人は遠慮もしがちなのですが、ほんとうに欲しいものはそんな世間の目はくそくらえで本気で取りに行った方がいいものです。
もちろん、そこまで本気にならなくてもいいってことであればそれで良いのですが、本気で欲しいものがあって、それを妥協するのって嫌じゃないですか。
だから、「そういう条件の仕事じゃなきゃ無理。やだ。」と駄々を捏ねつつ、本気で探してみて欲しいと思うのです。
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よくこういう話をすると「こだわり」なのか「執着」なのかという話が出てきます。
おそらくここまで読まれてきた方も「それって執着することにならない?」と疑問を感じた方もいらっしゃるかと思います。
この点については過去にも何度か触れていますが、「こだわり」と「執着」の違いはその裏にある感情がポジティブかネガティブかで別れます。
ワクワクしていたり、情熱を感じていたり、楽しみだったり、面白かったり、という思いが強ければそれは「こだわり」です。
一方、怖れ、不安、無価値感、劣等感、競争心等々のネガティブな感情があるならば、それは「執着」です。
「絶対こういう仕事がいい!」という同じ思いでもそこでこだわりになったり、執着になったりするわけです。
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そうした強い思いを持っていれば必ず「おぉ!そこにあったか!」という仕事に出会えるわけです。
そうすると「思いが現実を創るってほんとうだったんだね」ということが実感できると思います。
あれこれ考えずに、まっすぐに、本気で、それを望む。
言うのは簡単ですけど「必ずある!」と信じて仕事を探してみると出会える確率はぐんと上がるでしょう。
●この記事を読んで「ああ、自分の場合はどうだろう?」と思われた皆さん。そのネタ、聞かせてください!もしかしたらブログ上で回答させていただけるかもしれません!(不採用になっちゃったらごめんなさい!何度でもチャレンジ可!です)
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