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パートナーを愛したい!!という衝動的な愛情は情熱的な武闘派女子にとってはデフォルトで備わっているものですが、その衝動が強ければ強いほど苦しくなり、寂しくなるのも事実。
それを解消するにはその衝動を地に足が着いた愛に変換していくことがお勧めなのです。
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今日は「愛したい衝動の解消方法」、教えて頂けないでしょうか?
朝、目がさめるたびに「寂しい」と思うんです。
とても満ち足りた環境、だと思っています。仲のいい母親と住んでいて、溺愛中の猫もいます。
仕事相手にも恵まれ、多くの友達にも支えられています。
それにも関わらず…めちゃめちゃ寂しいんです。
この気持ちを自分なりに分析したら、「人を思い切り愛したい」に行き着きました。
特に異性を、パートナーを愛したい、そんな欲が胸のあたりで暴動を起こしてはります。
何か、いい解消方法はないでしょうか??
なお今は、元カレのロックマンをロックオン中。攻略のため、ひたすら女磨きをしているロックンロールな日々です。
おかげで、自己肯定感が爆上がりしました。明るくなった、オーラが出てきた、とも言われるようになりました。
※根本先生、お弟子さんにむっっちゃくちゃ助けられたのは言うまでもありません(合掌)
沢山の愛を受け取れるようになれた分、今度は誰かを愛したい!衝動が出てきた感じです。
行き場のない愛、どうしたら消化できますでしょうか。
ご指南いただけますと有り難いです。
(Tさん)
おー、素晴らしいー!!いいですねー。いい感じですね~♪
たくさん愛を受け取れるようになって、今度は誰かをめちゃくちゃ愛したい!!って衝動が出てくるなんて、ほんと彼は幸せ者ですね。
とはいえ「元カレのロックマン」を追いかけているところなんざさすがだなあ、と思わざるを得ません。笑
その超情熱的なTさんのエネルギーで彼を燃やし尽くしてしまわないかちょっと心配になりますけれど。笑
情熱的な女子は「愛したい!!」という熱い熱い情熱をたぎらせておりまして、確実に鉄なども溶かせるので製鉄所各社は武闘派女子を溶鉱炉として採用されるといいと思うんですよね。高炉を建設するよりもずっと安上がりだと思うので。
ああ、でも、そういう情熱の女は時に北極よりも寒いと言われる冷気を噴出されるので、ちょっと難しいか。しかも、気分屋だし。うーん。なかなかうまくいかないものですよね(苦笑)
「行き場のない愛」という表現からするにロックマンは逃走中なのかあるいは分厚い鎧をまとってTさんの愛を受け取ることを拒絶しているのかどちらかということでしょうか。
そんな愛したい衝動が爆発しているのに、その愛が行き場を失ってたらそりゃあ寂しいですよね。
「寂しさを感じるのは愛を受け取ってもらえないから」というのはけっこう真実を突いてると思います。
ただ、この本でも触れてますように「寂しさ」というのは自分とのつながりが切れちゃったときに出てくるんです。
だから、彼に対してだけでなく、お母さんや猫に対して純粋に「愛」を感じているだけならば、寂しさって起こらないんです。
どうやら「愛」以外に何か不純物が入り込んでいるようです。
たぶん、カウンセリングだったら「その愛したい衝動を具体的に表現するとどんなこと?」って聞くと思います。
Tさんも皆さんも具体的に紙などに書き出してみてください。
「こんな風に愛したい!リスト!!」を作成するわけですね。
そして、そのリストを眺めると「寂しく」なるかもしれません。
「情熱的にギューッと抱きしめて思い切りチューしたい!」と書いたところで、彼はそれを受け取ってくれないわけですから、その思いは空振りします。
で、寂しくなります。
「彼が喜ぶことをいっぱいしてあげて、いっぱい喜ばせたい!」と書いたところで、彼にそれが与えられないと思えば、その思いもまた空転します。
で、寂しくなります。
「愛を受け取ってもらえない」というのはほんと寂しく、愛情豊かなTさんのような方は地団駄を踏むが如く、モヤモヤすることでしょう。
で、なぜそれが寂しさを生むのか?というと、実は「愛したい!」という思いは「ニーズ(欲求)」だからです。
それが「衝動」と呼べるほどに強くなるのは「欲求を思い切り彼にぶつけたいのに、彼はそれを受け取ってくれないから、その欲求が行き場を失って寂しくなる」のです。
つまり「欲求が満たされない寂しさ」というわけですね。(欲求不満とも言います。)
いわば、彼のために心を込めて作ったケーキを目の前で拒否されて、一人そのケーキを持ってとぼとぼ街を歩くような気分を想像してみてください。
めちゃくちゃ寂しいし、悔しいし、悲しいし、辛いと思いませんか?
そのケーキを「愛情」という言葉に置き換えてみてください。
でも、正直彼のことが好きで、彼を喜ばせようと思って作ったケーキを拒否されたら、むしろ、そのケーキを相手に投げつけたくなりませんか?
「どんな思いであたしがこれを作ったと思ってんだよ!」と。
ついでに機関銃を取り出してやっちまいそうですよね?笑
つまり「あたしの愛を受け取れよ!受け取ってくれよ!」とか「あたしにあんたを愛させてよ!熱く熱く愛させてよ!」という欲求って、言葉は悪いんですけど「愛の押し売り」になっちゃうんです。
そうすると「誰かを愛したい!」という衝動を満たそうとするならば、「あたしの愛を、誰かに、あたしが思う通りに与えたいし、受け取ってほしい」という欲求が出てきちゃうんです。
でも、ご存知の通り「欲求(ニーズ)」って愛じゃなく、ひたすら重たいものなのでしんどくなっちゃうんですね。
だから、純粋に彼や誰かのことを愛するだけであれば寂しくなったりしないのですが、そこに欲求が入り込んでいるから寂しくなってしまうし、自分の愛情を持て余しちゃったりするんです。
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けどまあ、それが悪いことか?というとそうとも言えなくて、それくらい愛情が豊かで情熱的な女性ですから、それはそれは魅力的だと思います。
しかも、そんな魅力的なTさんが女をさらに磨いて輝こうとするわけですから、それもまた素晴らしいことです。
ますますいい女になっちゃいます。
だから、その欲求的衝動を解消しようと思ったら、その寂しさから抜け出そうとすれば、いくつかのアプローチが考えられるのです。
(1)まずは「自分の愛にもっと価値を見てあげる」ということです。
私の愛ってほんとうに素晴らしい価値がある、という風に思い込むわけです。
私に愛される彼は幸せ者だよね、とふつうに言えるほどに。
そして、自分の愛に価値を見て、それを大事にしようと思えば「自分の愛を相手にぶつける」なんてもったいないことはしません。
ちゃんと丁寧に自分の愛を扱うことができるようになるでしょう。(つまりは衝動的な行動はしないってことですね。)
これはただ思うだけでいいのですぐにできると思います。
(2)そして、次にお伝えしたいのは「枠を外す」ということです。
女磨きをするとき、誰かのサポート受けてますか?
もちろん自分なりにチャレンジするのも素晴らしいことだし、ある程度はできることなのですが、どうしても「自分に手の届く範囲」にとどまってしまいます。
また、Tさん「誰かを思い切り愛してぇ!」という衝動を抱えるってことは、Tさんは無意識に自分の器というか枠を小さく見積もってしまってることを意味すると思うんです。
つまり、Tさんはもっともっと器の大きな女なのですね。
けれど、大きな器の中になぜか小さな区切り(枠)を作っちゃって自分を小さく扱ってしまってるんです。
だから、すぐに愛情があふれちゃうように思えるんです。
でも、こうした「枠を外す」というのはなかなか一人では限界があるんです。
内側から枠を外すよりも、外側からの力を得て外すほうがずっと簡単で楽で速いです。
例えば先日、やはり女磨きに精を出されてる武闘派女子をカウンセリングしたんですね。
彼女は今まで敬遠していたセクシーな下着を積極的に身に着けるようにし、メイクも女を意識するものに変えたそうなんです。
それは素晴らしいことですね。で、彼女は「もっと女を磨くにはどうしたらいいか?」というテーマをお持ちだったので、「じゃあ、セクシーなアウターはどうなの?ガーターベルトという手もあるけど?もっと大胆なオナニーをするのはどう?」などとあれこれ提案していったんです。
すると「いやあ、それはちょっと勇気が要るんですよね」と抵抗が出てくるんです。
この抵抗が「枠」なわけですね。
私たちは自分が抵抗を感じるようなことはしたくないので、自分で自分を磨こうとすると、その枠内で何とかしようとしてしまうんです。
つまり、これなら自分でもできるというチャレンジに留まるんですね。
もちろんそれも素晴らしいことなのですが、枠を外そうと思ったら私が伝えたみたいに「想像外・発想外」のことをするのが早いわけです。
でも、それは自分では浮かばないアイデアなので「誰かにサポートしてもらった方が早くて簡単で楽だよ」というわけです。
そうすると枠を外せば外すほどTさんは自由になり、その衝動も静かな炎に落ち着いていきます。
つまり、地に足の着いた愛に変わるのです。
だから、どんどん枠を外してどんどん自由になり、そして、どんどん自分を表現していくといいんです。
*そんな枠を外したい女子はこのセッションがお勧めです!!
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(3)次は純粋な愛とつながってみる。
愛したい!という衝動は「愛」ももちろん含まれるけど「ニーズ」という不純物が混じっちゃってるよね?という話を先ほどしました。
ここではそのニーズを取り除いて、より純粋な「愛」とつながっていくことを提案したいと思うのです。
言葉で書くと難しいように思えますが、それを実践するための方法はたくさんあります。
「彼に対して感謝できることをたくさん見つけて手紙を書く」
「自分を愛してくれている周りの人たち(猫たち)に感謝の手紙を書く」
もちろんこれらの手紙は出さなくてもいいですよ。
つまり「感謝」でもって欲求を取り除き、純粋な愛を感じられる(つながれる)ようにしていくのです。
「~してほしい!」という欲求ではなく「存在してくれてありがとう」と感謝の気持ちに変えていくのですね。
(4)目の前の人をとことん喜ばせてあげる「与える意識」
そして、愛情を「ぶつける」のが衝動ですから、それを「与える」という意識に変えていくのもひとつの方法です。
この「与える」というのは「相手が喜ぶことをしてあげて、相手の反応に限らず、それ自体が自分の喜びである」というほどの意味です。
彼はもちろんですけど、猫やお母さん、友達、職場の人、目の前の人を喜ばせてあげようという意識を持ってみます。
「どういう風に愛してあげたら相手は喜ぶのかな?」
「どうしてあげたら相手は嬉しいのかな?」
そういう発想を自分の中に常に持ち続けるのです。
お母さんの肩を揉んであげること、猫と遊んであげること、友達の話を聴いてあげること、彼が好きそうなアイテムを見つけてあげること、等々、まあ、ほんと無限にあるわけです。
相手が受け取ってくれようが関係なく、自分がそうさせてもらえることで幸せを感じ、喜びを感じることをやっていくんです。
「愛したい!!」という衝動をお持ちの方は意外とこれ苦手なのでやってみられるといいと思います。
こうしたプロセスを経てくるとその衝動に駆られて苦しくなることもなくなれば、朝起きて寂しさで胸がいっぱいになることもなくなっていくでしょう。
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