正しい怒り方、教えてください!~怒りの裏にある“ルール”と“痛み”について~



情熱系な方はその分怒りも激しいわけですが、それで相手と関係が悪くなったり、自分がイヤな思いをするのは避けたいですよね。
ということで、怒りの仕組みを理解しつつ、じゃあ、本音はなんだ?という意識を持つことをお勧めする記事です。

こんにちは。
怒り、について質問させてください。
わたしは怒られる、ということが大嫌いで、怒られるとお腹が痛くなったり、からだに反応が出てしまいます。
ですが、付き合う男達は、みんな怒る人なのです。
最近付き合ったひとは、プンプン。と怒るのではなく、ネチネチと攻めてくるサイコパス系と、ライオンのようにエネルギーを放出するタイプです。

なぜ怒るのか?色んな角度から研究者のごとく調べつくし、アンガーをマネジメントする方法も学び、私自身が怒りのスペシャリストになりました。
ですが、怒る人を目の前にするとどうしてもドキドキして固まってしまいます。
その時は彼らの怒りをしずめるのに手を尽くしますが、
2日3日経ったときに、私の中で悲しみと共に怒りの渦が巻き起こります。
そして3倍返しにしてやり返します。
あのとき私に怒りをぶつけてきたのって、おかしいよね?
ふざけんなよ?
という具合で。
ちゃんと効くみたいで、やり返したら再起不能になってしまいます。

つまり私の中にも同等もしくはそれ以上の怒りが湧くのです。

昔、怒り返しては何も解決しないと知り、怒りではない伝え方、コミュニケーションを習得した過去があります。
無意識にじぶんの怒りを抑え込んでるため、怒る人が目の前にあらわれてくるのかな?なんて思います。

怒られるのは嫌だし、怒るのも嫌です。
でも、怒りはたしかに存在してます。
わたしが惹かれるタイプは、男らしいたくましさのある男性です。男性性強めの人です。
でも男性性強めの人ってだいたい怒るよなぁ。と気づきました。

いちど、わたしが生理中、理不尽なことをされ怒り狂ったとき、彼に抱きしめられたことがありました。
そのときの安心感は忘れられません。
怒りがスーッとひき、彼もダメージは受けていませんでした。
あれ?わたし、怒りたいのでは?もしかすると。

怒りを抑え込むのではなく、上手に怒れたらいいのかも、と感じています。
正しい怒り方を、ぜひ伝授してください。
その先に平穏なパートナーシップを築く鍵があると思うのです!
気長に待ちますので、もしこのリクエストがお目に触れたら、よろしくお願いします。
(Iさん)

再起不能にしてしまう・・・。さすがの破壊力ですね。怖いなあ、職場とか周りの人から「女帝」とか言って怖れられていませんか?うまく隠してるのでそれはバレてないですか?笑

さて、正しい怒り方・・・。これを所望されている武闘派な女子たちはめちゃくちゃ多いと思うんですよねー。

日ごろからふんふん鼻から頭から蒸気を発生させて怒りを爆発させてるわけですから。

まあ、桜島とか西之島みたいなもんですかね。

これから武闘派女子のことを活火山女子とか呼ぶのもアリですかね。

「今日は溶岩出てないね。噴気が出てるだけだよね。ああ、でも、火山性地震が頻発してきたし、山体膨張も始まってるからそろそろ来るかな?来るかな?(どっかーん!!)来た来た来たー!!今日の噴火はめっちゃ激しいなあ。5000メートルくらいまで噴煙上がってるぞー。ヤバいヤバい。逃げろ逃げろ。」

ちなみに皆さんは最近何で怒りました?
・・・。
ありすぎて思い出せませんか?笑

「めっちゃムカつくんすよ」という話もカウンセリング中にはよく出てきますが、まあ、それは報告なのでそのときは落ち着いてますよね。

リアルタイムに怒りをマネジメントできたらいいっすよねー、と誰もが思うのですが、どうしたらいいのでしょう。

そもそも情熱系な方とかバイタリティがある方ってのは基本、怒りんぼです。

怒りも感情の一つですから、感情豊かな方ってのは当然怒りもガンガン出るもんです。

それはキャラであり性質であり個性でありタイプなのでしゃなあいことなんです。

Iさんもね、

>つまり私の中にも同等もしくはそれ以上の怒りが湧くのです。

とおっしゃるくらいですから、相当怒りんぼであり、情熱の女なのでしょう。

そんな情熱の女が情熱の男を引き寄せてるのかもしれません。

その怒りの出し方っていうのも個性があって、人それぞれ違います。

ガオーっとライオンのように怒りを前面に出す人もいれば、
じわじわネチネチと出すタイプもいれば、
「いや、別に怒ってないし」と無表情になってオーラで怒りを出す人もいれば、
あからさまに不機嫌になって拗ねる人もいます。

それも表現方法ですよね。

また、瞬間湯沸かし器って言われますけど(昭和だ)、さっきまで笑ってたのに急に激怒する人もいれば、一度怒りに火がつくとなかなか鎮火しない人もいます。

怒りの出し方も様々です。

リアルタイムで怒りは感じられず、後からじわじわと怒りがやってきて、「あたし、怒ってる!」って気づいたときには相手が目の前にいない/場面が切り替わってて怒るタイミングじゃない、という相談もよく頂きます。

もっとちゃんと怒りたい!というような。

マンガとかだと怒りってよく雷とか炎で表現されると思うんですが、まさにそういうエネルギーですね。

それをどう扱うか?ってのは、どう暴れ馬を制御するか?みたいなものですので、情熱系な方こそ、難しく感じるかもしれませぬ。

最近はアンガーマネジメントという言葉も一般化してきたし、本もセミナーもよくやられているようなので、興味ある方はチェックしてみると良いかもしれません。

さて、そんなIさんですが、

>なぜ怒るのか?色んな角度から研究者のごとく調べつくし、アンガーをマネジメントする方法も学び、私自身が怒りのスペシャリストになりました。

とか、

>昔、怒り返しては何も解決しないと知り、怒りではない伝え方、コミュニケーションを習得した過去があります。

とか、ほんまめっちゃすごいですよねー。まさに武闘派女子あるあるですよねー。

怒りのスペシャリストになったにもかかわらず正しい怒り方が分からないというのはなぜ?と思ってしまうのですが・・・。

確かに、

>無意識にじぶんの怒りを抑え込んでるため、怒る人が目の前にあらわれてくるのかな?なんて思います。

ということも多いにあり得るものです。

周りに見えるものはすべて心の内を映し出した「投影」ですね。

だから、「なんか最近、周りにイライラした人が多いなあ」とか「最近、うちの上司、めっちゃ怒りっぽくなったな」なんてときは、「もしかしたら、あたし、怒ってる?」とチェックした方がいいかもしれません。

高確率で怒ってる可能性があります。

で、「怒り」というのは感じるのもイヤな感情ですけれど、「怒ってる人」というのは「怖い」って印象を与えますね。怒りから攻撃される怖れを刺激しちゃうわけです。

それにみんな「怒られるのはイヤ」ですからね。

で、怒りの出し方についてですが、ケンカになるときあるあるなのが、「その中身ではなく、お互いの怒りの感情(エネルギー)に反応しちゃう」ということです。

相手が怒りのエネルギーを出してくると、それから身を守るために自分も怒りのエネルギーで対抗するわけです。

相手が刀を抜いてきたから、拙者も刀を抜くわけですね。

だから、怒りvs怒りの戦いになるんですが、あとから振り返れば「しょうもないことで喧嘩しちゃった」という反省を生むのです。

怒りが出てくると言いたいことが分からなくなったり、うまく伝えられなかったりしませんか?

怒りのエネルギーによってその本心が見えなくなったり、表現できなくなったりするのです。

で、その怒りなんですけれど、先ほどさらりと「身を守るため」と書きましたが、まさに防衛のために引き起こされることが多いのです。

怒りが出てくるシーンを回想してみましょう。自分はどんなときに怒ってるかな?と。

実はそのほとんどが「心の傷」に触れたときに怒りが出るんです。

だから、カッとしてしまうのは、相手の言動が自分の痛みに触れたので、それを守るために怒りが出ると解釈するといいんです。

もう少し正確に説明をさせていただきます。

私たちは何かで傷ついていると、その傷を守るために「ルール」を作ります。観念、ビリーフ、思い込み、いろんな表現がある例の奴です。

そして、誰かがそのルールを破ったとすると、心の傷に触れてしまうので防衛のために怒りが出る、という仕組みです。

これは本能的なもので、だから傷ついた野生動物を保護しようと近づくと彼らは露骨に怒りを出すんですね。傷ついて弱っている自分を守るための生存本能なんです。

だから、本質的には、その痛みが問題になってくるわけです。

そういうわけで、怒りが出た裏には何かしら自分のルールに接触した、もしくは、傷口に触れられた痛みを感じている、というわけです。

>いちど、わたしが生理中、理不尽なことをされ怒り狂ったとき、彼に抱きしめられたことがありました。
>そのときの安心感は忘れられません。
>怒りがスーッとひき、彼もダメージは受けていませんでした。

その理不尽なことをされたときにIさんのルールか傷に彼が触れたんだと思います。
「安心感」が出てすーっと怒りが引いたのであれば、生理中ということもあって「不安」だったのかもしれないですよね。

だから、抱きしめられたことで安心したのでしょう。

もし、この仕組みを理解していたら、自ら「不安だから抱きしめて」と言えたかもしれません。

皆さんが最近怒った出来事を思い出してみてください。

寂しくて怒っていたのか、バカにされたように感じて怒ったのか、自分を蔑ろにされたと感じて怒ったのか、恥ずかしくなって怒ったのか、すごく惨めさを感じて怒ったのか、罪悪感に触れたから怒ってしまったのか、頑張ってるのに認めてもらえなくて怒ったのか、、自分を分かってもらえなくて怒ったのか、等々、その「本音」を探してみてください。

その本音に気付き、それを伝えることができれば怒り狂わなくて済むんですよね。

何かにイラっと来たとき自分の何にルールや痛みに触れたのかを見るんです。

「そういう態度を取られると、私のことなんてどうでもいいんだな、と感じてしまって悲しい」という風に。

そうすると相手は怒りのエネルギーで防衛しなくてもいいので、その「悲しみ」にフォーカスすることができます。

また、怒りを出しちゃったあとでも「あたしはほんとは何を感じてたんだ?」と自問してみることで、怒りをすーっと消化することもできるものです。

とはいえ、これをリアルタイムにやろうとするのはなかなか難しいですから、怒りが鎮まった後に振り返ってみる形でもいいです。

「あのとき怒っちゃったのは、私があなたのことをどれくらい好きなのかあなたが理解してないな、と思ったからなの。なんか寂しいなって」

後日、そうラインで伝えてみてもいいでしょう。

もちろん、こういうことも「うまくやろうとする」とたいがい失敗しますので、何度も練習して上達していけばいいと思います。

とはいえ、情熱系女子は怒りに火がついちゃうと止められないし、「ほんね?そんなこたぁどうでもいいんだよ!今は目の前の敵を倒すことが大事なんだよ!」て感じだと思うので、分かっていてもなかなか難しいと思いますけど。

ということで、もうお気づきかと思いますが、その怒りの裏には痛みがあるので、その痛みを癒していくことは改めて取り組まれると良いと思います。

「なんで大事にされてないって思っちゃうんだろう?ああ、でも、これ、子ども時代からあったなあ。お母さんはいつもお姉ちゃんの味方で、怒られるのはいつもあたしだったし。そう言えば、歴代の男どもに対してもそう思い込んで怒りまくってたな」という風に。

これはもうカウンセリング案件ですけどね。

・・・ただ、怒りって情熱の表れなのですごく大事なものでもあるんですよね。
だから、とりあえず「怒っちゃった自分」を嫌いにならないで欲しいですし、そんな自分を自分が受け入れてあげて欲しいなあ、と思います。

あたしは怒りんぼなんだかしゃあないやん、と。

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