「仕事」に抵抗を覚えている人のためのワーク集を作ってみました~仕事に向き合うための男性性と自立心のお話~



今日は普段とテイストを少し変えてお届けしています。
「仕事」というもの対して強い抵抗や嫌悪感を覚える方のために、どうしてそういう思いを抱くに至ったのか?そして、どうしたら男性性と自立心を養っていけるか?についてお話しています。
まるでセミナーのレジュメのようにワークがずらりと並んでおります。

こんにちは。いつも悩んだ時に見させてもらっています。ありがとうございます。
いきなりですが、ずっと悩んでることがあります。根本先生のブログではいつも仕事はできるけど恋愛はうまく行かない、といった武闘派女子の話が多いと思うのですが、私はいつもその逆で、仕事がうまく行かない、けど恋愛はまあまあ適当に彼氏もできる。
仕事をうまく行かせたいけど、モチベーション続かない し2年前に転職してうまく行ったように見えたのですが、できないことだらけで自分がなぜ採用されたのか、お荷物だとしか感じられないです。人間関係もうまく行かないです。
というか、やりたくないです。仕事なんて。ありがとうと言ってもらえない小さな仕事ばかりで、お金もらうためとはいえわりきれないです。
でも生きていくには必要だし、その折り合いがつけられるのが大人だと思いますが、、なかなか難しいです。
たぶん、やりたくないんだから仕方ないね、という話になるのかもしれません。。。それなら、うまく行ってる彼氏の方を充実させておけばいいのでしょうか?
(Aさん)

ええ、彼氏の方を充実させておく、というのはめちゃくちゃ重要なのでそれを最優先させるのがいいと思います。

>私はいつもその逆で、仕事がうまく行かない、けど恋愛はまあまあ適当に彼氏もできる。

男に飢えている武闘派女子からすると、この発言は憧れのセリフなんですよねー。ほんと。
なので、このAさんのお言葉に「あたしも言ってみたい。めっちゃ言ってみたい!」と思われたら、実際、言葉にして言ってみるといいですよ、というお勧めです。
もしかしたら一部の人は「その気」になるかもしれないですしね。

で、確かに「親密感への怖れ」というネタから「仕事は絶好調なのに、男関係はさっぱりやねん!」という話をよくしている私ですが、何割かのクライアントさんは「男の方はうまく行ってるので仕事(ライフワーク)の話をしたい」とセッションに通われています。
(でも、Aさんのようにとても気を遣われるんですが!笑)(全然、そんな必要ないんですが!)

さて、「仕事」というものに対しては苦手意識ならびに怖れ、抵抗、嫌悪感等々をお持ちの方も少なくないと思いますし、「仕事は全然問題ねーんだよ!男だよ!男!」とお叫びの皆様の周りにもきっと同様の思いを抱えられてる方がいらっしゃると思うので、今日は「仕事」について向き合ってみようと思います。

Aさんはたぶん「仕事」そのものが嫌いなんだと思いますが、なんで仕事に対してそんなにも嫌な思いを抱くのでしょう?

何がイヤなのか。どうしてイヤなのか。をノートを引っ張り出してきて書き出してみてください。

ついでに「お金」についても向き合ってみるといいと思います。

つまり、ワーク形式にするならこんな感じ。

Work 1. あなたにとって「仕事」「お金」はどんな感情を湧き上がらせるものですか?どんなイメージがありますか?また、なぜ、そのような感情やイメージが出てくるのだと思いますか?

Work 2.「仕事=○○」「お金=○○」と定義づけるとしたら、どんな言葉が○○に当てはまりますか?できるだけたくさん列挙してみてください。

Work 3.あなたの両親は仕事(お金)をどのように捉えていましたか?

Work 4.あなたの父親は幼少期、どんな方でしたか?あなたと父親の関係はどうでしたか?同様に母親についても思い出してみてください。

いきなり両親の話が出てきましたけど、「仕事」(お金も同じ)というのは、子どもにとっては関係ないものですから、それについての価値観はほとんど両親から引き継いでいることが多いものです。

皆さんのお父ちゃんがディズニーランドに行く勢いでニコニコしながらスキップして仕事に出かけていたり、お母ちゃんが鼻歌交じりにニコニコしながら家事をこなしていたりするならば、その子は「仕事ってすげー楽しいことなんだ!お父ちゃんズルい!僕も早く仕事したい!」という思いを抱くようになるでしょう。

一方、皆さんのお父ちゃんがドナドナをBGMに暗い顔して会社に出かけていたり、お母ちゃんが文句をたらたら言いながら家事をやってたりするならば、「仕事ってなんかすごく嫌なもんなんだ。しんどいものなんだ。怖いよー」となるんです。

男女関係も同じですが、私たちの価値観は子どもの頃にだいぶ植え付けられるので、両親からの影響は絶大なんです。

例えば、私の両親は自営業ですが、親せきにもほとんど会社員がいなかったので、私の意識の中には「毎日同じ時間に会社に行く」とか「毎月同じ金額の給料をもらう」という概念がないんです。
しかも、両親ともお金に苦労した時期もあったみたいですが、好きに仕事をしているように見えていました。(出勤時間も自由でしたし、休暇も適当でしたし)
なので、私もかつては固定給のサラリーマンを5年ほどやりましたが、ものすごく違和感しかなかったのです。

だから、Aさんや皆さんの両親がどんな風に仕事をし、その仕事にどういう思いを持っていたのか?というのは、今の皆さんに多大なる影響を与えていると考えられます。

ただ、それだけですべてが決まるか?というともちろんそうではありません。
「思春期」を経て私たちの意識が大きく変わることも珍しくないからです。

そのカギとなるのが「男性性の成長」であり、「自立心の芽生え」です。

Work 5.思春期の頃(小学校高学年~高校生くらい)のあなたはどんな生徒でしたか?学校ではどんなふるまいをしていましたか?

Wokr 6.思春期の頃の親との関係はどうでしたか?反抗しましたか?それとも反抗しませんでしたか?

「仕事」(お金)の問題って、一つは「世代間の問題」と言って、両親やその両親(つまり祖父母)などから脈々と引き継がれていることが多いので、まずはそこに注目するのですが、自立心が芽生え、男性性が成長し始める思春期もまた「運命の分かれ道」と言っていいほどの重要な時期です。

また、思春期というのは「社会的な人間関係を学び始める時期」でもあるんですね。

自立して男性性が成長していくプロセスで、周りの人たちと人間関係を築いていくんです。
思春期以前というのは「みんな同じ!みんな仲良し!」だったのですが、思春期に入ると「人はそれぞれ違うんだ!」という個別化が起こり、そうすると、独立した一人の人間同士として人間関係を築くことを始めます。

だから、思春期に人間関係で躓いたり、いじめなどがあったりすると、大人になってからも人間関係の構築に苦手意識を持つことになります。

また、何らかの事情で男性性の成長を阻害する状況にあり、自立心が抑え込まれているとするならば、大人になっても男性性がなかなか発揮できないので、仕事に対して強い苦手意識や嫌悪感を持つようになるものです。

ここで言う何らかの事情というのは、例えば、次のようなものです。

「親が非常に過干渉・過保護であれこれコントロールしてきたので、親の言う通りに従う他なかった」

「思春期にいじめを経験し、すっかり自己不信・人間不信に陥り、強い自己嫌悪と共に気配を消すように過ごしていた」

「中学から私立で、受験や習い事などにエネルギーを奪われて友達と交流する時間がほとんど持てなかった」

「家のことが大変だったので反抗する暇もなく、周りの人の面倒を見ながら大人になったのだが、気が付けば20歳くらいから燃え尽き症候群になっていたのかもしれない」

などなど。

何らかの事情で自立心が抑えられる、というのは、言い換えると「反抗期がなかった」という表現ができます。
親に反抗する、というのは、精神的に親から自立することを意味しますから、ここで躓いてしまうと「自分は全然大人じゃない。まだまだ子供だ」という思いから抜け出せなくなります。

※ただ、反抗期がない=自立心がない、ではないので、注意が必要です。親が上手に子どもの自立心を育ててくれた場合は、反抗期がなくても仕事に対する抵抗を持たずに済むことが多いです。

なので、「仕事」に対して抵抗がある方は、親との関係ならびに思春期を振り返ってみて、もしそこに何らかのわだかまりがある場合は解消していく(癒していく)といいんですね。

さて、私のブログやセミナーなどでは“自立系武闘派女子”という呼び方もそうですけど、そんな感じで「自立しちゃった人たち」が多く、時には「自立しすぎちゃった奴ら」も大量に発生しているので、「おいおい、あんたらは女性性を解放するべし!」という話をします。

ただ、ここまでお話してきたように、何らかの事情で自立できてないジャンルがある場合は、男性性が必要になってくるんですね。
こういう話はあまりしないので、案外レアかもしれませんね。

しかも、仕事というのは男性性を使う場面でもあるので、それが成長していないと、何がやりたいか分からないし、モチベもあがんないし、何のために仕事してるのかが分からなくなるし、職場でも人間関係をうまく築いていけないし、ということになります。

さらに、ここがややこしいことなのですが、この要素って結婚して専業主婦になったからと言って逃げられるものではないですよね?家事や子育てにもある種の「仕事的要素」がありますから、結婚すれば解決する問題でもないのです。

ちなみに、男性性の成長は自分に自信を持つベースにもなります。心理系の話をすると、よく男性性や自立心をネガティブに捉える表現も多いのですが、それは「男性性強すぎ」「自立しすぎ」の方々に向けたメッセージだからだと思います。

ということで、仕事と向き合うための男性性の育て方です。
これらのワークをじっくり時間をかけてやっていくと、徐々に自信を取り戻すことも可能になっていくでしょう。

Work 7.何らかの目標を設定し、それを達成することを繰り返す。(いわば、ルーティンを作る)

(例)
・月・水・金はジムに行って筋トレならびに有酸素運動をする。
・毎週土曜日の午前中は部屋を喚起しながら部屋の掃除をする。
・毎日お弁当を作って会社に持って行く。
・夜寝る前に、翌日の服をコーディネートしておく。
・毎日近所の神社に寄ってから出社する。
・根本さんのブログを毎日必ず読み、youtubeを見てGoodボタンを押す(←超推奨!)
など。

※やったほうがいいなあ、と思ってるけど、まだやれていないことで、それほど時間のかからないものがお勧めです。

Work 8.今の仕事の意味や意義を常に考えて意識しておく。また、仕事をすることそのものの意味や意義を考える。つまり「なぜ働くのか?」という点について自分なりの前向きな結論を見出す。

※この意味・意義を考え、理解することで、納得感からのモチベーションアップという流れを作れるようにしておきます。
※これは思考的に取り組んだ方がよく、自分なりの結論を出すために敢えて「哲学」した方がよいところです。

Work 9.仕事を通じてだれを喜ばせているのか?誰の役に立っているのか?ということを考える。

※たとえ、一般事務職であっても、まずは社員がいて、社員には家族がいて、また、社員の先には顧客がいて、そして、その顧客にも家族があり、、、とずっと関係性は続いていきます。

Work 10.自分は仕事を通じてどんな人を喜ばせたいのか?どんな人の役に立ちたいのか?を考える。

※これはけっこうライフワークに通じていくものでもあります。

Work 11.「今」に意識を向ける。今できることは何か?を考えてそれを淡々と実行することを繰り返す。

この辺で終わっておこうと思いますが、過去を振り返りつつ、未来を見つつ、今に生きるために取り組んでみると良い11のプロセスです。

これ、このままセミナーのレジュメになりそうですけどね(笑)

で、当然ながらAさんやAさんと同じ思いの方々は抵抗しか感じないワークが並んでいるかと思います。
仕事と向き合うために「自立」が必要ならば、ここは「頑張るところ」なんですね。

なので、ちょいと頑張って取り組んでみてくださいませ。

なお、これらのワークを見て俄然やる気になる方はもう十分男性性が育っており、自立もしているので、「女性性」の方に目を向けて「頑張らないように」してくださいませ。

さて、Aさんの話をすっ飛ばしてきていますが、今日の話はちょっときつかったかもしれませんが、どうせ仕事するなら楽しんでしたいよねー?という点と、そこから逃げてしまうといつまでも逃げることが癖になるので、どこかで向き合っておいた方がいいよねー、という点からこんな話をさせてもらいました。

自己肯定感が低いよねー、だから、自己肯定感をあげるところから始めたらいいよ!という話もできるのですが、それは重々ご理解いただいていると思い、今日は男性性と自立心というテーマでお届けしました。

ここに向き合ってみると割り切ることもできるようになるので「いや、あたしは仕事よりも恋愛に生きる女だしー、仕事はテキトーでええねん」と堂々と言えるようになるかもしれないし、俄然仕事にやる気が出てきて「男より仕事の方がおもしれーなー!」とか言い出してるかもしれません。

★ライフワーク本&セミナー動画

「つい「他人軸」になるあなたが7日間で自分らしい生き方を見つける方法」(あさ出版)

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仕事の心理学~親が与える影響と思春期の人間関係~


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