年の離れた兄・姉がいると疎外感を感じやすくなり、自信も持ちにくくなる話~けれど、長所ももちろんたくさんあるものです~



年の離れた姉や姉がいる末っ子だと、どうしても「子ども」「小さい」「何もできない」扱いをされて育つので、大人になってからもそのポジションについ収まってしまい、疎外感を感じたり、自信を持ちにくかったりするようになります。
そうしたパターンを手放していく方法について考えます。

根本さん、こんにちは!
いつもネタを取り上げてくださる根本さんに甘えて、今回も送りました。

これまで、最悪だった夫婦関係を再構築できたし、自分のことも大切にできるようになってきたおかげで、やりたかったことや気になったことに挑戦できるようになってきました。
以前は全く見えなかった理想のライフワークも見えてきて、日々の充実度は確実に上がってきていると感じてます。

でも、どこでも付き纏ってくる「疎外感」に困っています。
例えばコミュニティに参加してみて、最初の頃は、学ぶことにワクワクするし色んな人と関わるのが楽しいと感じますが、時が経つにつれ「私は受け入れられてないんじゃないか?」「私は浮いてるんじゃないか?」という感覚があります。

職場でも同様です。例えば、「あの人は私の同期と親しげに話しているのに、私にはそうでもないな。」という風に。

書くのが恥ずかしいですが、「あの人はいいね!もらえてるのに、私には反応がない」「私にはよそよそしいな」っていう感じで無意識に感じてしまうのです。

私には10歳近く歳が離れた姉が2人いて、私は家族の中で常に子供の立場だったので、「みんなの中に入れない」という気持ちがあったのも関係しているのかな?とも思っています。

「子供のくせに偉そうに言うな」というようなことも言われたことがありますが、そこまで気にしていないようで、実はすごく根が深いのかもしれません。
ゆえに、特に年上の人に意見を言うことに躊躇したり「年下のくせに偉そうに言うな」と思われてないかと怖くなる時もあります。

もともと人間関係が得意ではなく、「別にそのままでもいいじゃん」って思うものの、色々と気にしすぎて疲れるのでやめたいです。

大人数じゃなくていいから気の合う仲間が欲しいと思うのですが、無意識に感じる疎外感のおかげで人と関わるのが怖く、これからもっと人生を楽しみたいのに、人間関係での悩みがいつまでもネックです。

今まで散々自己肯定感を上げるために学んできたのに!!と悲しい気持ちにもなりますが。苦笑

何かアドバイスいただけると嬉しいです。
(Rさん)

すごい!ライフワークも見つかったし、夫婦関係も改善されたり、すごいじゃん!もっと大きな声で自慢していいよ!すごいじゃん!!

さて、結局、そのままでいいじゃんっていうのが結論かと思うんですけど(笑)
他の人と比べたり、「いいね!」を求めなくなったり、疎外感を感じ亡くなればいいんですよね?(言うのは簡単笑)

末っ子って親やきょうだいから見れば「いつまでも小さい子」だし、「いつでも子ども」って見方をどうしてもしてしまうものです(我が家もしかり)。
しかも、年の離れた姉・兄がいると、物心ついたころには「大きな大人が4人(父・母・姉・姉)と自分が1人」って図式で「あんたは何もできないんだから」「あんたは何も分からないんだから」みたいな扱いを受けることはよくあります。

しかも、いい大人になっても長年の習慣でそういう風に見られちゃうことも多く、それが自分のパターンとなって職場や恋愛でもそんな意識になっちゃうことが多いものです。

なので、そんな年の離れた末っ子ちゃんはなかなかの無価値感、疎外感を感じやすいものです。

※ちなみに、一人っ子の場合も「大人2人と子ども1人」の図式により似た心理を持つことがあります。

つまり、親や姉たちから「あなたは小さいんだから」とか「子どもの癖に」って言われてきて、その輪に入れなかった体験があると、その時の感覚がRさんの心の癖(パターン)になってしまうんですね。

そうすると周りの人たちは別にそんな風にRさんを扱ってなかったとしても、つい癖で一段下に下がり、「あたしは末っ子でやんす。まだまだ子どもでやんす。あっしは何も分かりません」的な態度をとりやすくなるんですね。

そう、ここがポイントで、長年の習慣から、自分がついつい「年の離れた末っ子」ポジションに入ってしまうってことなんです。

で、Rさんがそういう態度をとるものですから、周りもそれに合わせて「ああ、あなたは小さいから何も分からないもんね」という態度をとるようになったりしますし、Rさんも周りの人たちにそういう態度をとられているようにまた受け取ってしまうんです。

それで「あたしは人間関係が苦手でやんす。対等な関係を求めているのに難しいでやんす」という思いを抱きやすくなるんです。

だから、

>職場でも同様です。例えば、「あの人は私の同期と親しげに話しているのに、私にはそうでもないな。」という風に。

って感じるかもしれないけれど、たぶん、「そういう風に見てるからそう見えるだけ」である可能性も高いと思いますし、

>書くのが恥ずかしいですが、「あの人はいいね!もらえてるのに、私には反応がない」「私にはよそよそしいな」っていう感じで無意識に感じてしまうのです。

これに関しても「反応がなかった投稿に対してそう思っちゃう」とか「私はどこでも浮いちゃう人だからよそよそしくされるのよね」という意識でその人を見ちゃうから、単に相手が人見知りなだけであっても、あるいは、ふつうの態度をとっていてもそういう風に見えちゃったりするものです。

もちろん、先ほどお話ししたように、長年の習慣から自ら「浮いてるポジション」に入るので、実際浮いちゃうってことも多いと思います。

つまり、十分お分かりかと思いますが、この問題、かなりの部分が「自作自演」である可能性が高いと思います。

で、私はネチネチ質問していくカウンセラーなんですけど、「私は受け入れられてないんじゃないか?」とか「私は浮いてるんじゃないか?」って感じるじゃないですか。

そうするとどういう気分になるの?
受け入れられてないと思うと、何を感じるの?
浮いてるんじゃないか?と思ったら、何が困るの?

疎外感ってのは分かるんですけど、それ以外にもどんな感情感じますか?
惨めだったり、無価値感だったり、無力感だったり、寂しさだったり、悲しみだったり?

たぶん、その感情って子どものころからずっと感じていたものだと思うんですよね。
家の中でずーっと感じていた感情。

それが大人になっても出てくることが多いんです。

で、そういうときってやっぱり「自分との対話」ってのをお勧めしていまして、心の中にいる寂しがってる私と、大人になった今の私が対話するんですね。

ま、いわゆるインナーチャイルド的なものです。

「あたし、またあのコミュニティで浮いちゃってるように感じるんだ」

「へえ、そうなんだ。そりゃ辛いねー。」

「そうなのよ。なんか寂しいっていうか、惨めって言うか、またこれか、とうんざりするって感じなのよね」

「そうなんだー。それってしんどいよねー。」

みたいな感じで自分と対話するんです。

女子だったら分かると思うんですけど、カフェで友達としゃべってる感覚で、自分と対話してあげるんです。

「友達とのおしゃべり」だから、そこには否定とか説教とか嫌悪とかいじめとかはないでしょ?

「へえ、そうなんだ。大変だねー。それで?」という感じで話を進めていきゃあ、いいんです。

あるいは、そうした気持ちをノートに書き出してみるのもいいと思います。

「なんか辛いなあ。また浮いちゃってるよー。みんな仲良しで、私だけ一人ぼっち。切ないなあ。寂しいなあ。居心地わるいなあ。なんで私をそんな風に扱うんかなあ?」みたいな感じで、つらつらと気持ちを書いていくんです。

感情って解放されるとすっきりするんで、そんな気持ちも自分と対話したり、ノートに書き出したりしていると徐々に心が軽くなってきます。

実際、カウンセラーにそのことを聞いてもらうって言うのも一つの手ですね。

とはいえ、年の離れた末っ子というのはなかなか自信を持ちにくいもの。
けれど、その一方で、自信の元になるネタはたくさん持っていることも多いんです。

年の離れた妹だからこそ得られたメリット、長所、美味しいことってないですか?

どうしても人は問題の方に目が行くので、そのポジションだからこそ得られるメリットについてはあまり意識しないものなんです。当たり前になってますしね。

末っ子ってのは、やっぱりかわいがられるキャラであることも多いし、周りの人に助けられること(甘え上手)でもあったりします。
また、上にだいぶ鍛えられて育ちますから根性はだいぶあったりします。
人にもよりますけど、自己主張ができる人(時にはわがまま)も多いかもしれません。

Rさんの場合はどうでしょうか?

自分がそのポジションにいるからこそ得られたもの。

それを受け取れると「まあ、悪いこともあったけど、いいこともいっぱいあったから、あたしは末っ子でちょうどよかったなあ」なんて風に感じられるようになります。

そして、人間関係でもその長所を使っていけばいいんですよね。

で、疎外感については↓のブログでも触れましたが、自分から橋を架けることがそこを抜け出すポイントです。

「人とのつながりや居場所を作る方法~孤独感を癒し、相互依存関係を築くために「与える」を意識してみる~」

末っ子ってどうしても「受け身」になりやすい傾向があり、受け取り上手な人は多いんですけど、その一方で、与えることになかなか意識が向きにくかったり、苦手意識を持っていたりするものです。

だから、「与える」ってことに意識を向けてみるとより人間関係が楽になるかもしれません。

一般論ですけど、末っ子て愛されキャラになることが多く、周りの人を楽しませたり、喜ばせたりすることが得意な人も多いものです。
なので、そんな才能を発揮してもいいかもしれません。
(そんなのないよー、と思われるかもしれませんけど)

「与える」を意識してみると相手との対等性も感じられるようになると思うのです。


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年の離れたきょうだいがいると生まれる疎外感と自信のなさ
 


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