成長を促進させる「素直さ」と、それを妨げる「プライド」「競争心」の問題。



早く変化する人、なかなか変化できない人、その違いは何か?について考えてみました。
タイトルにすでに答えが書いてあるわけですが、じゃあ、そのプライドや競争心をどうしたら手放せるのか?までお話しています。
結局は、自己肯定感、ということになるんですけれど・・・(笑)

個人セッションやらお弟子さん制度やら連続セミナーなどでいろいろな方とお会いしてきて、それで、びっくりするくらい早く変化する人と、なかなか変化しない(動けない)人と、なんでだろうなあ・・・と考えていました。

で、結論から言いますと「素直」な人はほんとに変化が早いです。
私が言ってることがすべて正しいとは全然思わないですし、人によっては合わない人も当然いるので、その前提でぜひ読んで頂きたいのですが、「こうしてみたらどう?」って提案したことを「はい!」って言ってすぐにやる人はやっぱり変化が早いです。
しかも、何なりと結果を出してきます。
それで、「根本さんのお陰でよくなりました!」とたくさん感謝してくれます。

まあ、何て素直なんだろう!謙虚なんだろう!と思えるので、そういう人を「めちゃくちゃすごいね!」と思って、即、尊敬モードに入ってしまうものです。

・・・とはいえ、私もそんなきれいな人間じゃないので(要するに偏屈なんですな)、そんな素直に行動されて結果を出されると嬉しいんだけど、素直にそれを受け取れないんですけどね(笑)

いわゆる「手ごたえ」がほとんどないので、「根本さんのお陰って言ってくれるのはありがたいんだけど、まあ、たぶんタイミングが良かっただけで、その人は勝手に成功していくんだろうと思う。その一端を担わせてもらっただけで僕は偉くもなんともない」とか思っちゃうんですよね。

だから、あちこちで「根本さんのお陰でー」なんて言ってくれると嬉しいんだけど、「何もしてないのにー。恥ずかしいわー」と思ってしまうんですよね。

むしろ、駄々をこねたり、やるやる詐欺師だったり、こじれちゃったりしている方の方が何となく面白味を感じちゃって、そんな人があれこれ変化していってうまく行った方が、なんか「やったった感」があるじゃないですか?
やはり私が職人気質だからでしょうか。

・・・あ、それで私の読者ならびに受講生はおしなべて・・・(検閲削除)

だから、なかなか変化できない方々に対しても「まあ、しょうがないよね~」「今はそういう時期だもんねー。そのうち動けるようになるよー」みたいな感じで、あれこれ気長にお付き合いしますし、「こうした方がいいよ」って提案したことを「できませんでしたー」という方にも、「ま、いいんじゃない?」なんてお伝えするわけです。

皆さんは自分はプライドが高いと思いますか?
また、他人との競争心が強い方がと思いますか?(言い換えると「嫉妬深い」と思いますか?)
さらに言えば「特別意識」が強い方だと思いますか?(特別意識というのは、自分を特別に扱って欲しい、自分は特別な存在なんだ、という思い込みのこと)

これらが強いと、やっぱり変化は起こりにくくなります。

プライド、競争心(嫉妬心)はやはりつながっていることが多いので、ほぼイコールですね。

プライドが高く、競争心が強いと、どうしても「他人」と自分を比較し続ける癖がつきます。

「あいつと俺とは違う人間」
「周りの人間に負けたくない」
「自分のやり方でやりたい」
「人から指図されると反発したくなる」
「自分の力で何とかしたい」
「人に頼るのは屈辱的」
「誰かに教えを請うのは負けたような気がして嫌だ」

そんな思いを常に抱えていて、それが習慣化しているので、そういう思い込みを持っていること自体に気付けなくなっています。

でも、話の端々にそうした競争心がにじみ出ていたり、「私が、私が」という「我」が出ていたり、あまり人の話を聴かなかったりします。

これって実は「他人軸」なんですよね。

ぱっと見は自分軸で生きているように見えて、他人と競争している時点で他人軸ですし、他人の動向が自分の行動に影響しているならそれは他人軸ですし、人に対して勝ち負けを挑んでしまうのもまた他人軸です。

自分軸というのは「私は私」ですから、他人との間に線を引くことができていますから、他者からは影響を受けないのです(他者の動向や考えを参考にして、自分なりにアレンジして採り入れることはできます)。

で、せっかく素敵な魅力を持っているのに・・・、せっかく才能が豊かなのに・・・、人望がとてもあるのに・・・、そうしたプライドや競争心が邪魔をして、頭打ちしちゃっている人も珍しくないと思っています。

「もったいないなあ」と常に思うわけです。

お弟子さんにジュンコというアホがいまして、性教育講座を企画して早々と満席にしちゃった実力者なんですけれど、彼女と打ち合わせをするといつも「あたしアホで経験もないんで何も分からないんです。言われた通りにやりますんでよろしくお願いします」って頭を下げるんですね。
まあ、実際、アホなのは間違いないんで、こうしてみたら?とか、こうしてみようか?と言うと「はい!分かりました。よく分からないんですけど、とりあえずやってみます!」と言って、すぐに行動しやがるんですね。

まあ、なんと手ごたえのないことでしょう!(笑)

それで知らんうちにすぐに行動して結果出しちゃってるわけです。

カウンセリング・バーの企画をやっているえっちゃん村松君にしても同じことですね。
「こうしてみようか」に対して「はい!分かりました!」って言ってすぐに行動してるので、何だかんだ結果出してくるんです。

※繰り返しますが、決して私の言ってることが正しいとか、私の言う通りにしなさい!ということを言いたいわけではありませんのでご注意ください。「僕だったらこうする」とか「僕はこう思う」ということを「提案」しているだけのつもりです。

一方で、この辺から少しややこしい話をするのですが、「一見、素直なんだけど、実はプライドや競争が強いので結果が出ない」というタイプもいるんです。

「根本さん、どうしたらいいでしょうか?」って相談されたので、「こうしてみたらどう?」って提案するんですね。

で、一応、すぐに行動するんです。

でも、「すぐにできることはやるけれど、時間をかけてやることはやらない」とか、「少しやってみてできないとすぐに諦めちゃう」とか「すぐにやるんだけど、提案していることとは違うことをやってしまう」とか、何かズレちゃうんです。

それは本人のセンスの問題もあるんですけれど、やはり、もったいねーなー、と思うんですよね。

例えば、「大人の女になりたいです!いい加減変わりたいです!何でもします!」というご相談を頂いたので、「じゃあ、大人の女になるために、大人っぽい下着を買って帰ったら?」なんて提案をしたとしましょう。(もちろん、現場では他の提案もしますよ!)

でも、次に会った時、こんな報告をしてくれるんです。
「あのあとすぐにお店に行って大人っぽい下着を見てみたんですよ!でも、ちょっと違うなあ、と思って何も買わずに帰ったんです。」と。

「じゃあ、後日また見に行ったの?」と聞くと「いや、色々忙しくて行けませんでした。」とおっしゃるんですね。

もちろん私は「じゃあ、しょうがないねー。また今日の帰りに寄ってみたら?」なんて言うんですけどね。ああ、なんかもったいないなあ、簡単に変化できるチャンスだったかもしれないのになあ、と思うわけです。

あるいは「お店の人の感じがあまり良くなかったので買わずに帰りました」とかおっしゃった方もいます。「じゃあ、別の店をのぞいてみたの?」と聞いたら「いや・・・」と。

もちろん、それは私がちゃんと説明していなかった、とか、その方々との合意がうまく取れていなかった、という点で私にも大いに責任があるので、彼女たちの行動を責めることはできません。

むしろ、「ああ、もっとちゃんと伝えたら良かったなあ」と反省する次第ですし、同時に「そうか、そういうタイプなのか、よし、次はもっと逃げ道を塞ぐようなアイデアを・・・(笑)、あ、いや違う、もっと行動したくなるような提案をしてみよう」と考えるんですよね。

・・・そういうところに手ごたえを感じてしまう私はやはり職人なのか、私自身が相当こじれた人間だからなのかは分かりませんが。

「そういうことか」と気付いた方もいらっしゃるかと思いますが、プライドが高く、競争心が強い人は、何かと「言い訳」にエネルギーを注いでしまうんです。

「やらない言い訳、できない言い訳」

頭の良い人も多いので、その言い訳はほんと見事で、確かにそうだよなあ、と思えることばかりです。

その言い訳には「自分はデキが悪いから」とか「自分は経験がまだないから」みたいなものもありますし、「よく分からなくなったから」というのもあります。さらには「考えてみたらちょっと違うなあ、と思った」とか「別のやり方の方が自分に向いていると思って」なんてのもあります。

もちろん、「時間がない、忙しい、お金がない」などはよく出てくる気持ちです。

で、ここからちょっと痛い話をするのですが、「変わりたい」という気持ちよりも「時間がない」という状況の方を優先しているんですよね。

あるいは「変わりたい」という気持ちよりも「自分のやり方でやりたい」という意識の方を優先させているんですよね?

本当に変わりたいの?
本当に成功したいの?
本当にうまくやりたいの?

もちろん、私の提案が正解ではないのですけれど(しつこい?笑)、「今まであまりやったことがない、新しいやり方ならば、うまく行く可能性は高いよね?だって、今まで自分なりにやってきてうまく行ってなかったんだから」と思うんですよねー。

だから、とりあえず、騙されたつもりで一回チャレンジしてみたらどうかなあ、と思うのです。

さて、プライドが高く、競争心が強い、という話はつい先日脱稿して4月に発売になる大和書房さんの新刊に書いているのですが(宣伝っすよ!)、ちょっと本の中身を先にバラしちゃおうと思います。

プライドや競争心が「他人軸」という話は先にしましたけれど、実はそのプライドや競争心を作り出すのは「劣等感(コンプレックス)」「自信のなさ」「自己肯定感の低さ」「心の痛みからくる頑固さ」「もう傷つきたくない、という思いが作る自己防衛」「他者への不信感」「無価値感」「罪悪感」「被害者意識」などで、そうしたネガティブな思いを感じたくないがゆえに、自分をよく見せようとするものが「プライド」であり、他者との「競争心」です。

負けず嫌いというのが必ずしもネガティブな競争心に繋がるわけではないことがポイントですね。

で、そのプライドや競争心を手放すには、そうしたネガティブな要素を手放していくことも大事ですが、本ではまた違う方法を提案しています。

(1)「負け」を認める。白旗を振る。

声に出して「私の負けです」と宣言してもらい、「私は何もできません」「私は何も知りません」などの言葉を発してもらうこともあります。

それは負けを認めることで競争を降りることを意味し、プライドを外すことにつながります。

「私は何も知りません」はすごく役立つ言葉なのでぜひ使ってみてください。

そうすると「謙虚」になり、相手を「リスペクト」できるようになり、素直に相手の言葉に耳を傾けられるようになります。

(2)相手の長所や価値や魅力を認める。

競争してしまう相手に対して、敢えて、価値や感謝を認めます。
これはけっこう屈辱的であることも多いのですが、ほんとうのところは相手の価値を認めているからこそ、競争してしまうので、やろうと思えば案外簡単に見つかります。

まず、あなたがつい張り合ってしまう相手の名前を書き出します。
そして、その人の長所/価値/魅力と思えるところを一人あたり20個以上は書き出してみます。
強い競争心を感じる相手に対してはもっとたくさん書き出した方が効果的です。

これはプライドや競争を直接手放せるだけでなく、そうした価値や魅力を認めることは、同時に自分自身を認めることになるので、自己肯定感もグーンと上がるんです。

(3)その相手に感謝できることを見つける

相手だけでないのですが、プライドや競争心が強いという状況は「感謝ができない/感謝していない」状態でもあります。

だから、その相手だけでなく、日々関わる人たちに「感謝する」ことを意識づけてみましょう。

・毎日10人以上の人に「ありがとう」を伝える。
・1日1通感謝の手紙を書く。
・今日一日を振り返って、5人以上の人に感謝の思いを感じる。

この辺がよく宿題(ワーク)として提案しているものですので、良かったらやってみてください。
寝る前にやると案外気分よく眠りにつけますし、睡眠の質もあがります。

そして、この習慣は自己肯定感をぐんぐん上げてくれるので、そもそもプライドや競争心を作る原因を排除していくことが可能になります。

・・・とまあ、「お前が一番こじれてそうだな」という感想をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが(笑)、成長を妨げる競争心とプライドを手放すカギはやっぱり「自己肯定感」なんだな、というオチでございました。

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東京:2/9(日)、3/8(日)、4/12(日)

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「プライドや競争心が変化や成長を妨げてしまう。」
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