問題を通じて本来の自分を探っていくと、今何をすればよいのかが分かってくる。



両親の夫婦関係がパートナーシップの原型となり、きょうだい間の関係性が人間関係の基礎を作るゆえに、本来の自分を見失い、「問題」がある恋愛(仕事も同じだけど)を繰り返すようになるものです。
その問題から本来の自分を見てみると、今何をすればよいのかが分かります。

はじめまして!
いつも興奮してブログを読ませていただいております。私にはお付き合いして3年、7つ歳上の彼がいます。彼は離婚歴1回、子供あり、会社経営者です。彼とは飲み会で知り合い、彼の押し押しからお付き合いに発展しました。

付き合って1年ほどで同棲を始めましたが、始めの1年はまぁラブラブでした(笑)が、2年目に入った頃から彼は仕事三昧で、一緒に過ごす時間がどんどん減っていき、今は月に一度一緒に過ごせたらラッキーくらいになってきました。

セックスもどーんと減り、正直、寂しくて鼻から火が出そうです(泣)

「一緒に過ごす時間を作ってほしい」とお願いするものの、なかなか実現せず、「頑張ります」と言われ、随分たちます。

彼の休日が1年で通算10回あったかな?くらいで、彼の体、大丈夫か?と気になって、わがままも言いにくい状態です。

彼の体などが気になるものの、今の寂しい気持ちから脱出したくて、自分の過去に材料を探しました。

見付かった材料は、「自由奔放な父を我慢する母の姿」と、「私の元カレが自死したこと」でした。

私は4人兄弟の3番目で、優しくしてもらうためにいい子をしてきたことも、もしかしたら関係してるのかな?なんて風にも思うのですが・・・

私、過去の出来事から、根本さんのいう「ロックウーマン」になってるんでしょうか?
それとももともと?
それとも後方部隊?

どのように私自身を変化させていけば今の状況から抜け出して、幸せを感じられるようになるでしょうか?

ネタにしていただけましたら幸いです。
(Hさん)

す、すごい。鼻から火を噴けるの???それ、新しい技だよねー。
鼻の中に火炎放射器完備するなんて・・・さすがです!!!

しかし、よく暴れずに大人しくされてますよね!我慢していて偉いですねー!!
月に1回しか一緒に過ごせず、セックスがどーんと減ってるということは、

「こんないい女が側にいるのに一緒に過ごせないなんてかわいそうね(はあと)」
「あたしをこんなに放っておいたらどうなるか分かる?(にっこり)」

なんて脅迫したくなると思うんですけど、我慢していて偉いですねー!!

え?そんなセリフ言えない???え?なんで?

あ、でも、とりあえず、上記のセリフを鏡を見ながらレッスンしてみるといいですよ。

さて、色々と自分を深堀してくださってツッコミどころが満載のHさんですけれど、4人きょうだいの3番目って、そりゃまあ、存在感薄くなりがちですよね。

子どもの頃から寂しい思いをしてきました?→寂しさに慣れてしまってる?

子どもの頃から我慢する癖がついてきました?→我慢した方がうまくいくと思い込んでる?

いい子をしてきたんなら、なおさらですね。

「いい子」をしてくると、もれなく「都合のいい女」になりやすいわけですね。

で、同棲して1年経てば「まあ、こいつは俺のものになったのぉ」と彼は思っちゃうので、セックスに精を出すより(←生々しい表現ですね!)、仕事に精を出しちゃって、彼女の扱いがぞんざいになりますよね。

そこで、上記のようなセリフをさらっと吐けるんなら彼もさぞかし背筋が凍ると思いますので、もう少しサービスが良くなると思います。

で、Hさんにお聞きしたいんですけど、

「私なんてあまり価値がないからそういう扱いをされるにふさわしい」

とか思い込んでいませんよね???(確認)

基本的に「今起きていることは自作自演の結果である」わけですし、「今起きていることはすべて正しい」ので、この放置プレイがHさんにとって「望んでいるつもりは全然ないんだけど、勝手知ったるマイポジション」である可能性が高いと見るわけです。

それが4人きょうだいの3番目でいい子をしてきたってことからも、お母さんがひたすら我慢の人で、そのやり方を真似てしまっているということからも言えるんですね。

元カレの自死についてはあまり触れられていませんけれど、それがもしHさんに「見捨てられる怖れ」や「急に失ってしまう怖れ」などを残しているとするならば、やはりそれも今の彼との関係性を築く礎になっています。

なので、やはりその辺をなんとかしてあげることが大事なわけです。

「あたしはいい女だよなあ」ってニヤニヤしながら自然と思えることが目標なので、自分の女としての価値や魅力についても大いに受け取っておく必要があります。

会社の経営者たるもの、時間も経費も自由に使えるので、仕事にハマればHさんが体を心配するくらい猛烈に働いてしまうわけで、それが自然と止むことってまずありません。
自然と、というくらいですから、自然じゃない状態になれば止むわけで、それが病気やケガだったり、彼女の暴動だったりするわけです。

で、そういうときに、

「彼はお仕事一生懸命頑張っているんだから、わがまま言ったら申し訳ない」

なんて思うのが都合のいい女の条件でございまして、むしろ、身体が心配になるくらい仕事し過ぎならば、「あたしのわがままでハードワークを止めさせてやる」くらいの意気込みを持ってもいいんです。

じゃないと止められないですから。

でも、そこで問題なのが「そこまで本気で彼のことを愛せるの?」ということでして、彼のことを思って「ちょっと無理し過ぎだな!なんとかしないとヤバいぞ!」と思うのであれば、敢えて悪い女、憎まれ役、嫌われ役になってでも、彼を止めてあげると良いのです。

知ってます?

悪妻の方が男は伸びるんですって!

(くれぐれも根本家の事情については触れないようにお願いいたします。また、この記事を読んだ奥さまが「あ、まだまだあたしは甘いわ。もっと悪い女になった方がいいんだ」とか思わないことを切に祈ります。)

確かに男は自由を愛するので、束縛を極端に嫌います。
経営者であればなおさらのことでしょう。
しかし、時に男は暴走するので、その手綱を握るのが彼女の役割でもあるんですよね。
でも、そこには「覚悟」が要るんです。彼との幸せに「本気」になる必要があるんです。

今はそこが試されているのかもしれませんぞ。

「Hさん、あなたは本気で彼のことを愛しているの?本気で彼と幸せになりたいと思っているの?」なんて風にね。

Hさんほど典型的でなくても、両親の夫婦関係は子どもたちにとってはパートナーシップの見本であり、原型になりますね。

自由奔放な父に振り回されても我慢し続ける母を見て育ったHさんは、ついつい我慢すること、合わせることが女の役割だと思い込みがちになります。

また、きょうだい間で我慢したり、自分の居場所が見つからなかったり、あまり愛された記憶がなかったりすると、それがパートナーとの間でも再現されて、ひたすらいい彼女になって我慢し続けることになるんです。

でも、それってあくまで「後天的な」要素であって、Hさんの本質ではないんです。
(もし、本質だったらその関係性に心地よさを感じていますからね~)

鼻の中に火炎放射器を常備するくらい情熱的な女が、この状況にフィットするわけはなく、数々の戦場を渡り歩いてきた武闘派女子が、この放置プレイを喜ぶわけもないわけです。

じゃあ、そこでほんとうのあたしはどんな女なの?という問いがずーっとHさんには投げかけられているのです。

「Hさんが一番幸せを感じるラブラブな過ごし方ってどんなの?」

「Hさんが愛を感じられるセックスってどんなセックスなの?」

「Hさんがパートナーに与えたいものって何?」

「Hさんがパートナーと一緒に創り上げたい世界はどんな世界?」

「Hさんのパートナーとして相応しい男ってどんな男?」

この辺りの質問を自由奔放に考えてみてください。
ぜひノートにガンガン書き出してみてください。

例えば、私の個人セッションだと、Hさんの人生から見えてくる問題点に目を向けることもありますけれど、そこからもう一歩先に踏み込んで、その問題が与えてくれる「才能」や「魅力」に目を向けていきます。

この人の本来の姿ってどんなんだろう?というのをイメージし続けます。

そうすると、「後天的に我慢する癖が付いちゃったんだけど、ほんとうはものすごくワガママで自由奔放なキャラだよね~」とか「セクシャリティがめっちゃ豊かだから、セックスって人生において重要なもんなんだよね~」とか「経営者の彼と一緒に住めるってことは、それだけエネルギーが強い女ってことだよね?」とかいろんなことが分かってきます。

そこから、じゃあ、その豊かなエネルギーをどう活かそうか?どうライフワークに変換していこうか?ってことをデザインすることができます。

「今日から自分のことを“女帝”と呼ぶことにしましょう。女帝に相応しい服を伊勢丹で買って帰って。」

「毎日、“あたしは悪女(はあと)”ってうっとりしながらメイクしてみましょう。どんなメイクになるか想像できるでしょ?案外、そういうの好きなんじゃね?」

「セックスに自信ある?テクニック身に着けるともっと自信付くと思うよ!伸びしろめっちゃあるしね!そういうの教えてくれる女のカウンセラーさんいるから受講してみて!」

「ぜひとも女王様プレイを身に着けて、彼のM性をますます引き出してあげましょ。そんなハードワークする経営者なんてドMに決まってんだから。だから、とりあえず、ドンキで拘束具買って帰って!目隠しも!鞭も!」

なんて具体的な方針を見出していきます。(この程度の話をふつうにするのが私のセッションです(笑))

そうして自分本来の姿を求めて試行錯誤(←これは必要なの!ごめん!一発で正解は出ないの!)しながら自分を解放していくと、だんだん冒頭に紹介したセリフが“自然と”口をついて出てくるようになります。

ということで、できることから一つずつ取り組んでいきましょうね。

とりあえず、すぐ上に書いてある「 」内は全部やってみてね~♪

◎そんなハードワークな彼を癒してあげるためにこの記事も参照くださいませ。

『大人のセックスの問題は、女性性を知らない夫と、男性性に躊躇する妻のすれ違いから生まれる。』

★(残席わずか)セクシャリティを解放するためのジュンコ先生による連続講座

東京:1/22(水)~ ジュンコ先生の「大人の性教育講座 体は大人、心は思春期のあなたへ」
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/33028

★なかなか自分に自信が持てない皆様に送る(宿題付)3日間プログラム。

『自己肯定感をあげる3daysプログラム』
東京:2/9(日)、3/8(日)、4/12(日)
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/31475

今日の話を無料アプリのvoicyで音声でラジオみたいに聴けます!

『問題を通じて本来の自分を探っていくと才能が見えてくる』
https://voicy.jp/channel/962/67827

★お弟子さんたちのカウンセリングはこちらから。
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