仲良し4人組のうちの一人があたしにマウンティングとかしてきてウザいです。



人間関係をうまくやろうとすると、どこかに犠牲・我慢・コントロールなどの負担をかけるので、あんまりおススメじゃないですよね。
そのストレスで関係性壊しちゃうしねー。
それに、そのうまくいかない奴って誰なのよ?ということで、投影の法則を駆使して心の中に切れ込むのです。

根本先生こんにちは。友人関係のネタ提供としてお送りします。
どうもマウンティングされるな、と感じる友人がいます。会社の同期で、退職後も仲良くしている私も含めて四人組のひとりです。
彼女は姉御肌です。抜けている面もあり、たとえば彼女の失態があった時に私以外の2人からのからかいは受け止めても、私が同じように彼女をからかうことはできないな、不機嫌にさせるだけだな、と思います。
私はそのようにいじったりすることが不得手なのもありますし、私のことは尊重してもくれますが批判する観察対象のように見ているように感じます。
なにをしても肯定よりは批判されるように感じています。
合わないな、と思いはするものの、人間的に魅力的だし、仲良し4人組でいられるのは嬉しいのでうまくやりたいです。

とめどなく書かせていただくと、、
・4人で集まろうとする時に、用事で彼女が来られないとほっとします。
・内心は私が彼女を見下しているような気もします。批判されると私に言えた義理か?と思います。
・自分の過去の人間関係では、このような「気にいらない」人物はいつも1人はいて、だいたいが姉御肌でした。いま、彼女がそのポジションにいるだけ、という気もします。
・私自身は姉御肌の人に対しては自分の意見は「言わずに合わせる」性格です。姉御肌の人とは世間話ならとめどなくできますが、自分に会話の矛先が向くとシャットアウトしたくなります。とにかく些細なことで批判されるのがつらいです。

どのような心の動きで私は彼女が気にいらないのでしょうか。離れずに付き合う、うまいやり方はありますでしょうか。
アドバイスいただけたら嬉しいです。
(Mさん)

仲良し4人組ともなると、一人くらいは「こいつウゼー」という奴が出てきて、しかし、他の2人のことは好きだから付き合うのに困るぅ~という話に良くなりますよね?
女子が4人集まって全員が全員お互いのことが好きってことってある?ある?偏見?(笑)

そもそも私は「人間関係をうまくやろうとする」というところに「???」を持ってしまうタイプでして、「うまくやろうとする」という裏側には「我慢する」「犠牲する」「コントロールする」という心理が働いてると思うんです。

どれもハッピーじゃないですよね。

そういうと「いやいやそうじゃなくて、自然とみんなが仲良くなれるのがいいんです」とおっしゃるわけですが、自然と振る舞っててうまくいかなくなったんでしょ?だし、うまくいってないのをうまくいくようにやるのって自然?と意地悪な答えを返してしまったりするんです。

ということで、他人軸と自分軸って話がここで出てきます。

平和主義者な方はもめごとを嫌い、ときには「私さえ我慢すればいい」という境地に至ることが多いと思うんですが、やっぱりそれって他人軸なんですよね。

自分軸で考えたら、この質問に対する答えは・・・

>離れずに付き合う、うまいやり方はありますでしょうか。

「会いたいときに会って、会いたくないときは会わなきゃいいんじゃないの?もっと自分の好きに振る舞ったらいいんじゃないの?」

という風に思うんですよねー。

そもそも「離れずに付き合う」ってけっこう難易度高いと思いません?(笑)

どういう状態が「離れずに付き合う」のかってけっこうイメージしにくいと思いません?感覚的なもんだから。

その感覚的なものを体現しようと思ったら、自分の感覚に素直になるしかないと思うんですね。
「ああ、ちょっと近いな」
「いや、少し離れすぎてるな」
「うわっ!近っ!」
みたいな感覚に素直になって、それで離れたり、近付いたりってことをしていくと思うのです。

で、そういうのってやっぱり自分軸じゃないと難しいと思うのですね。

で、Mさん、みなさん。ちょっと振り返ってみて。

「うまくやろうと頑張ってみて、失ったり、損したりしたことって今までない?」

むしろ、そういうことの方が多いと思うんですよねー。

うまくやろうとするってのは、ストライプのパンツにボーダーのシャツを着ちゃったときに「いや、これ、今、流行ってるんすよ!」とか言っちゃうくらい無理があると思うんですよね。
(先日、京都でこれをやっちまいまして、気付いたときはとても恥ずかしく、祇園の四条通で一人笑っており、外国人観光客から眉をひそめられました。)

Mさんの話で言えば、

>どうもマウンティングされるな、と感じる友人がいます。

>・内心は私が彼女を見下しているような気もします。批判されると私に言えた義理か?と思います。

この彼女との関係は「競争」という状態になってるんだろうと思います。
お互いがお互いの足を引っ張り合うような状態ね。

見下してるから、見下されるし、マウンティングしてるからされる、という状態。

似た者同士なんでしょうか?同族嫌悪ということなんでしょうか?

で、要するに彼女のことが嫌いなんですよね?ね?ね?(笑)

「まあ、嫌いですよね?」なんて聞くと「いや、違います。決してそのようなことはございません。」とおっしゃるんですけど、でも、ここ、重要でね。

マウンティングしてくるような奴ってみんな嫌いでしょ?
集まりに来なくてホッとするってことは会いたくない奴ってことでしょう?
だから、彼女のことが「嫌いじゃない」というのは嘘になると思うんです。

ここも素直になった方がいいポイントです。(あ、Mさんは素直に「うん、あいつのことは大っ嫌いでね」とおっしゃるかもしれませんが)

「いいところもあるけれど、イヤなところもあるし、それでも好きーっ」てこともあるけれど、そういうときってこういう文面にならないと思わない?

「大好きなんですけど、許せないところがあるんすよ。どうしたらいいっすかね?」という質問になると思うんですよ。

ちなみにその質問の答えの一つは「笑い飛ばせ!ネタにせよ!ユーモアで包み込め!」という感じになります。

で、Mさんもお気付きかと思うのですが、

>・自分の過去の人間関係では、このような「気にいらない」人物はいつも1人はいて、だいたいが姉御肌でした。いま、彼女がそのポジションにいるだけ、という気もします。

この「姐御肌の気に入らない奴」って誰のことなの???

母?姉?妹?叔母?従姉妹?

きっと身近にいたはずで、そいつとの関係にいろいろとあるみたいですね。

人間関係の不思議かつ面白いところは、例えば
「姉貴と馬が合わなくてずっとケンカしてきたんですよね。あいつ、ちょっと年上だからってすぐに偉そうにして、あたしのことバカにするんすよ。それで取っ組み合いのケンカも何度もしたんすよね。でも、やっぱ力向こうの方があるし、いつも負けて悔しかったっすね」
なんて話があるとするじゃない?

そうすると、なぜか、学校でも、クラブでも、職場でも、習い事でも、なぜか、そんな「姉貴を思い出させるいけ好かない奴」が登場したりするんです!

まさに「心理パターン」とも言えるし、「投影」とも言えるし、不思議なことなんですけどね。

そういうときはどうしたらいいのか?というと、その姉貴と心の中でガッツリ向き合ってみるわけです。

我慢したこと、言えなかったこと、ムカついたこと、恨んでることなどなどを御恨み帳にガンガン書き出したりするんです。

その一方で、好きなところ、感謝しているところなども見つけていくわけね。

今まで無意識に目を逸らしてきた姉貴とそうやって向き合ってみるんです。

そうすると心の中のわだかまりが解けて、マシ、になるんですわ。

姉貴を投影する奴のことも、今ほど「気にならなくなる」んですわ。

そうすると案外楽になりまっせ、ということで、Mさんにもそれをお勧めしたいと思っております。

いい人はやめてもっと自分に素直になったらいいよね、ということ。

ちなみに4人組についてですけれど、「うまくやろう」とすると自分のどこかに負荷をかけることになるので「うまく行かなくなったらそのときね」という意識を持っておいた方がいいと思います。

Mさんのその4人組の状況がどのようなものかは分からないですが、結婚、出産、転勤、転職、子どもの進学等で関係性ってどんどん変わるものです。

ずーっと一緒、なんてことは無理しなきゃできないことで、たとえ、昨日も仲良かった仲間と今日出会う際も、新たな関係を築くつもりで出会った方が結果的に「うまく行く」のです。

一期一会ってことで。

★そんな人間関係の距離感について、自分軸について学べるのはこの本です。

「敏感すぎるあなたが人付き合いで疲れない方法」(フォレスト出版)

★自分軸になり、自分を大切にし、自己肯定感をあげる3日間のプログラム。

『自己肯定感をあげる3daysプログラム』

名古屋:10/19(土)、11/16(土)、12/15(日)
大阪:10/20(日)、11/17(日)、12/14(土)

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