自己肯定感は高いけれど、自己価値が低い、というお話。



ある人と話をしていて、「結局あんたは自己肯定感は高い方だけど、自己価値を異常に低く見積もってるから、そういう恋愛ばっかりしてんだよね~」と言ったところ、「え?何それ、美味しいの?」とか言い出したので、これはネタにしてみようと思いました。

自己肯定感が高ければ自己価値だって高いんじゃないの?という風に一般的には思われるんですけど、実は意外とそうでないケースが多いのです。

自己肯定感というのは一言で言えば「今の自分で大丈夫!と思うこと」で、自己価値というのは「自分に価値があることを認めること」であり、両者はふつう一体化しています。

だから、自己肯定感をあげるために、自己価値を高めることをワークショップなどでもよくやっております。

とはいえ、この自己肯定感と自己価値の関係については、法律の抜け穴みたいな問題が生じることがありまして、特に「こじらせ系武闘派女子」においてはよく見られる傾向なんですね。

そうなんです。うちの読者の81%くらいに相当する事案ではないかと思っております。

ある女性は仕事や日常生活、人間関係などではそれなりに自信があり、全体的な自己肯定感は高めだとしましょう。
ところが、例によって彼女は恋愛という戦場ではあれこれとこじらせまくっているので、「自分には女としての価値はあまりない」と思い込んでいるとします。
もちろん、それは事実に反するのですが、彼女が自ら望んで「あたしなんて価値ない教・恋愛部」に入信されているので仕方のないことです。

そして、それを「自己肯定」するわけです。

つまり、「女としての価値がない私でも大丈夫!」という風に。

一見、え?それってダメなの?OKじゃん!根本さん、いつもそうやって言ってんじゃん!それ問題なの??と思うでしょ?

そう、自己肯定感という意味では、OKなんです。

「今の私は女として価値がないと思ってるんだ。でも、それが今の私だからOKなんだ」と受け止めることはものすごく素晴らしいことなのですが、そもそも論として、「女として価値がない」ということは間違いなんです。

つまり、「今の自分は女としての価値が感じられないけれど、それは価値がないんじゃなくて、価値を認められていないだけだ」ということなんですね。

ややこしい?

ところが、そこで「私は価値がない女だもーん。ふーんだ!だから、あんな野良猫やロックマンやダメンズばっかりを相手にしてるんだもーん!」いう開き直り、もしくは、「何をやってもダメだもん。それでいいんでしょ?どうせあたしはそうなんだもん」なんて諦めなどが出て来ちゃうところが、さすがは「こじらせ女子」ですね。

「自己価値が低い」ということを受け入れた上で、「じゃあ、それを認めてあげようじゃないか!」と明るく前向きに捉えられるときはいいんですけど、絶賛野良猫逃走中みたいな場面だと、どうしたって「いいもん、どうせ、いいもん」と拗ねモードになるのが人情というものです。

ここまでのお話、うまく伝わりましたでしょうか?

ま、何が言いたいかというと、「自己肯定感があがっても、なかなか恋や人間関係がうまく行かないときは、自己価値を異常に低く設定したままかもよ?」という風に捉えてもらえたら幸いです。

長年「女としての価値がない」と思い込んでいると、それが当たり前になって、肯定はできても、それを何とかできるとは思えないもんなんです。

「いやいや、あんたはめちゃくちゃいい女やで」と通りすがりのカウンセラーが主張したって、「あんたにあたしの何が分かるのよ!」と一刀両断するくらいのパワーはあるわけです。

で、ここからは自己価値をあげよう!って話じゃないんです。あ、それもしますけど、その前に、ちょっとディープなお話を一発かましたろかと思いまして。

「女として価値がない」だけでなく、「自分は仕事で周りに迷惑ばかりを掛けていて、この会社には必要のない人間だ」みたいな、自分の価値を著しく低く見積もってる方も多いかと思います。

これは「自分には価値がない」と思ってるので「無価値感」という風に名付けられる感情ですけれど、実は、この自己価値を低く見る作戦、ある側面ではそれなりの効果を発しているのです。

望むと望まざるを別にして、自分の価値を低く見積もることにより「今の彼のことが好きな私」や「恋や仕事がうまく行かない私」を正当化できるんです。

例えば、幸せになれる確率が低い相手を好きになったけれど、でも、好きだから一緒にいたいと思い、頑張るわけです。でも、やっぱりしんどい思いばかりしちゃうわけです。
でも、そんなときに「あたしって女として価値がないからだもん。仕方ないよ」って思うことにより彼のことを好きなままでいる許可が自分に出せるのです。

まあ、どんな思いにもちゃんと目的があるって話ですね。

でも、長年自己価値を低く見積もって来たとするならば、それが当たり前になって、現状を肯定はできるけれど、何とかできると思えない、なんてケースもあります。

それと、私の調査によれば「女としての価値を低く見積もっている」という誤解をしている人は、たいてい、周りから見れば「え?あんたイイ女じゃん?」という場合が多いんですね。

ここで「あたしは本当に女としての価値が低いんですけど?」と感じられた方は、まさに、それに相当すると思ってください(笑)

価値というのは「ある・なし」を議論するものではなく、「どんな価値があるのか?」を認めることなんです。

「ある」が前提で、揺るがしようがないんです。

だから「女としての価値がない」という思いは正確には「女としての価値が感じられない、認められない」だけで、「ない」わけではないのです。

ここに誤解があるので「自己肯定感は高いのに、自己価値を異様に低く見積もってるから、また彼の前で爆発しちゃうんだよ!!」ということになるのです。

自己価値を認める方法ってのは本やブログでもあちこち触れてきたし、若干、筆者、それを書くことに飽きてもいるので(笑)、ちょっと違う話をしたいと思います。

「私は価値がある」もっと言えば「私は女としての価値がある」と認めりゃいいんですけど、認められない理由(言い訳)もわんさかあると思います。

なので、自己肯定感と絡めてやってみましょう。

(1)まずは「あなたが自己価値が高くなったら困る理由」を探してみてください。
言い換えれば「自分の価値を認めてしまったら困る理由」です。

いきなり難しい質問?

でも、意外とあるんです。ちょっと考えてくださいね。

「今の彼のことを好きでいられなくなる」
「今までの努力が水の泡になる」
「自己価値が高い人生なんて想像できないから怖い」

などなど。

(2)ほんで、それを「肯定」します。「今のあたしはそう思ってるんだなあ。うんうん。確かにそうだもんなあ」と。

自分のネガティブな思いを肯定する秘訣は「友達の話を聴いてるつもりになること」なんで、ここでもそれを適用しましょう。

友達がそう言ってるとき、あなたは何て言ってあげますか?と思いながらだと肯定しやすいでしょう。

これができるとずいぶんと気持ちが軽くなると同時に、自分の価値を「認めたく」なっていきます。

「友達の話を聴いている」とするならば「いやいや、そんなことないよ、あんたいい女だよ」って言いたくなるように。

そうして「どこがよ?」「だってかわいいじゃん?」「うそ?」「ほんとだよ」「でも、そう思えない」「そりゃ自分に厳しいだからよ」「そうなのかな?」「そうだよ」というガールズトークを脳内で展開してもらえたら幸いです。

もちろんそこで、「友達」がいきなり「鬼軍曹」に変わらないようにご注意ください。

で、これだけです(笑)

「自分の価値を認めたくない自分」と「自分の価値を認めたい自分」との対話を脳内でやりとりするわけです。

妄想が得意な皆さんならきっと楽しいはず!(笑)

そこで後者は「友達」に成り代わって、「うんうん」って受け入れて、否定的な言葉には「そんなことないよー」って優しく言ってあげてください。それだけ、です。

これは自己肯定感をさらに高めると同時に、自己価値もあげられる方法で、ちょっと難しいようで、慣れると実に簡単なんです。

たぶん、今までは「価値を認めたくない自分」と「鬼軍曹」が対話してたんだろうと思います。

鬼軍曹はちょっと控室に行ってもらって、そこに「友人」をはめ込むんです。

ちょっとゲーム感覚でやってみるといいですよ。

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