不満からした選択はやがて罪悪感に結びついて周りを不幸にしているように見えてしまう。


不満から行動を選択すると、仮にそれがうまく行っても周りの人に罪悪感を覚えるようになって、その関係性を壊す方向に動きやすくなります。
それは本当にやりたいこと、好きなことではなかったからなんです。

根本さん、いつも楽しくブログを拝見しております。
今回お聞きしたいのは、自分のわがまま度についてです。

約7年半の夫の駐在生活を終え、家族で帰国しました。帰国のきっかけは、私から夫にお願いしたからです。会社はいつになっても帰してくれないので、もういい加減帰りたいと夫から会社にお願いしてもらいました。

夫は特に帰りたい訳ではありませんでした。一人息子もまだ年長さんで、そういった意志もありませんでした。帰りたいのは私一人だけ。
なぜ帰りたいかと言えば、常夏の国で年中同じ環境で代わり映えもせずで、飽きが来ていました。だからと言って日本が素晴らしい!とは言いませんが、環境を変えたかったし、永住する訳でもないのでいつか帰るけどいつなの?ってずーっと思ってました。

私が帰りたいと言って、すぐ帰れるかどうかはもちろん会社の都合もあるので、可能かどうかはわかりませんでしたが、社長も気を使ってくださり無事に帰国しました。

しかしすぐに夫の仕事に対しての不満が出てきました。半ば無理やり所属した部署。仕事はなく毎日ヒマ、自分のやりたい仕事は進まないなど。
加えて夫の実家に帰省した時「あいつは日本より海外にいた方がいいと思うんだけどなあ」と義父に言われました。

それまで海外で頑張っていた夫に対して申し訳ない気持ちでいっぱいです。
根本さんは自分の好きなことをしようとは言われますが、これは単なる私のわがままだったのでしょうか…。
(Aさん)

「申し訳ない気持ちでいっぱいです」という風に罪悪感を覚えちゃうってことは「ほんとに好きなこと、やりたいこと」ではなかったのかもしれないですねー。

でも、そういうのってやってみないと分からないでしょう?
駐在先にそのまんま居たんじゃ、今度はAさんが苦しくなっちゃうでしょう?
やってみて、ああ、違ったなあ、と思えば、またそこから学び、修正していけばいいんです。
いきなり一発で完璧な回答を出すなんて難しいですものね。

ただ、他の選択肢はなかったんでしょうか?
例えば、一人(あるいはお子さんと二人)で帰国すること、日本以外の国に駐在すること、現地で仕事を見つけること(ビザの関係で難しいかもしれませんけど)、日本とその国を行き来して生活すること、など。

また、日本に帰って来てAさんはハッピーになりましたか?
今はご主人への罪悪感が出てきているんですけど、もし、「日本に帰れて幸せ~♪ありがとう♪いっぱいサービスするね~(はあと)ぐふぐふ。」という気分で、本意ではなかった旦那さんの思いをひっくり返すくらい喜びを受け取っちゃうのも手です。

そうすると旦那さんも「仕事はヒマだけどこんなにも妻が喜んでくれるのならば、この選択は良かった」と思えるようになりますね。

そもそも駐在先の仕事を切り上げることを会社に伝えたのはご主人自身ですよね?
Aさんが社長に直談判(という名の殴り込み)したんじゃないですよね?

ご主人も「妻が喜ぶなら」という思いで会社に言ってくれたんだと思うんですよねー。
そこには愛がありますよね?
(あ、もしかして、旦那さんはAさんに頭が上がらないように奴隷教育が完璧になされているのかもしれませんが)

その愛を受け取れています???

あまり幸せそうじゃない旦那さんを見て「私のわがままで旦那を苦しめちゃったかなあ」と罪悪感を覚えちゃうのも、Aさんにとって旦那さんが大切な存在だからなんですよね(その愛に自信を持つことも大事ね!)。

そこで愛じゃなくて罪悪感の方にチャンネルを合わせちゃうのでお義父さんの一言が引っかかっちゃうわけです。

罪悪感でその言葉を受け止めるのか、愛でその言葉を受け止めるのかで、感じ方は大きく変わってしまいます。

ライフワークのお話につながってくるのですが、自分が好きなことややりたいことをやることはとても重要なことです。
でも、それは家族や周りの人を不快、不幸にしたいわけじゃないわけですよね?

私が好きなことは家族にとってはあまり喜ばしいことはないんじゃないか?というのは多くの人が引っかかる罠だと思っています。

家族が喜ばないことを分かっていながら好きなことをするのはワガママではないか?自分勝手なんじゃないか?と疑心暗鬼になるわけですね。

ただ、そこで「好き」や「やりてえ!」という情熱を舐めちゃいけませんぜ!という話をよくさせてもらってるわけです。

自分が好きなことをやって幸せで、喜んでいるとしたら、その姿を見て家族や周りの人は「ああ、その選択は良かったんだなあ」と思えるようになります。
もちろん、好きなことをやっている自分はとてもハッピーなので彼らに対して感謝の気持ちが自然と出てきて、彼らを喜ばせたい気持ちも強くなります。

「俺が好き勝手やらせてもらえるのも家族のお陰だ。その家族が笑顔になれることをもっとやろう!」と自然と思えてくるわけです。

そこにあるのが「信頼」という形の愛の姿ですね。
自分が家族を信頼し、家族も自分を信頼してくれていることを受け取れているのです。

そうじゃないと単なる個人プレイになっちゃって家族の反発を招くだけになります。

Aさんのご主人にも人格はありますよね?(笑)
彼なりに考えての選択なんです。Aさんに対する彼なりの愛があって、信頼があるんです。
それを受け取りましょう!ということなんです。

ただ、ここで「好きなこと、やりたいこと」というのに再度注目する必要がありまして。

好きなこと、やりたいことって「消去法」で見つかるものでしょうか?「不満」から湧き上がってくるものでしょうか?

違いますよね?

好きなものは好きだし、やりたいことはやりたいわけです。

「今の国にいるのが飽きたから日本に帰りたい」というのは、Aさんにとって本当にやりたいことだったのか?に疑問を感じます。
だってこれ、不満発のやりたいことじゃないかな?と思うからです。

Aさんが日本に帰ってやりたいことがあったり、子どもの教育が良かったり、旦那さんの将来に向けての戦略があったり、ワクワクする目的で帰国を選ばれたんなら、たぶん、今とは感じ方が全然違ったと思うんです。

「ここにいるのが嫌だから」という理由だけだと苦しいんですよね。
わがままじゃないか?と思って罪悪感を覚える理由はここにあるわけです。

つまり、それって本当にしたいことじゃなかったんじゃね?と私は思うんです。

この辺の話は実例付でこの本に書いてますよ♪

「つい「他人軸」になるあなたが7日間で自分らしい生き方を見つける方法」(あさ出版)

とはいえ、もう帰国しちゃったわけですし、旦那さんは不満を持っているわけですし、お義父さんは嫌味を言ってるわけですし(笑)、その現実はちゃんと受け止めなきゃいけません。

ということで意識を変えましょう。

つまり、まずはAさんが率先して「日本に帰って来て良かった~♪うふふ♪」という思いをたくさん受け取るわけです。
四季があるとか、飯が旨いとか、安全だとか、何でもいいんですけど。

そして、何度も触れてますが旦那さんに感謝を向けることです。
罪悪感と感謝は相反するものなので、逆効果を与えちゃうものなんですよね。

罪悪感があるとご主人の前で笑えなくなります。
「ごめんね」と深刻な表情をしちゃったりします。

そうすると旦那さんは旦那さんで「お前が帰りたいって言うから帰国したのに全然喜んでないじゃないか」と不満を持つようになります。
仕事への不満と奥さんへの不満が重なって不機嫌になりやすくなります。
それで「あの国にもう一度戻りたいなあ」という思いも増していきます。

そして、そんな旦那さんを見てAさんは罪悪感をますます重ねる一方で、不機嫌な旦那さんに対して不満を感じるようになります。

そうしてお互い協力の上で夫婦の間に溝を掘っていくことになるんですね!(笑)

一方、愛で一連の行動を受け取れば感謝もでてくるし、愛情も深まります。
旦那さんに「ありがとう」「愛してる」を常套句にできますし、「あたしって愛されてるわあ」とヨダレを垂らすこともできるようになります。

そんな奥さんを見て旦那さんも「よかったなあ。仕事には不満があるけど、妻が幸せそうなのが一番だよなあ」とニコニコできます。
そして、そんな奥さんのためにもっと頑張ろうと思ったりします。

そうしてお互い協力の上で夫婦の絆を紡いでいくことになるんです!

全然違うでしょ?

これが「罪悪感で受け取るか?愛で受け取るか?」の違いなんですけど、これはある程度、意志の力で選択できます。

罪悪感にチャンネルを合わしてしまっても「あ、違う違う」と愛に変えればいいわけです。

ということで、改めて旦那さんの愛を受け取り、感謝を伝えましょう。
そして、今しかできないこと、今できること、今やりたいことに向けてAさんも行動を起こして参りましょう。

そうすれば「あの選択は間違いではなかった!大正解だった!」という物語を描けるようになるのです。

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