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バカにされないように、というのも他人軸の行動。
だから、自分のことを見ることができません。
それで自信が付かず、自己肯定感も低空飛行なのでより強がってバカにされないように頑張ってしまうのです。
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最近メルマガを読み始めました。
勉強させていただいております。
私は子どもの頃、外で遊ぶことが好きでお手伝いなどを全くしなかったので、父にいつも「女のクセに」と言われて育ちました。
勝気な私は、逆に男のクセに!と思うようになり、腕相撲などで男子に勝っては男はその程度と思い、今も男性を下に見てしまっている所があると思います。
30代になってからは、男性と出会っても、漫画やアニメ、ゲームをすると聞けば、バカなんじゃないの?と思って興味をなくしてしまいます。
私の場合、男性だけでなく、両親がお互いをバカにしているように感じながら育ったので、目上の人にもおかしいと思えば何やってんの?と言い方は考えますが言ってしまいます。
こんな私なので、一度結婚に失敗しています。初対面で、どうしようもない人、と思ったにもかかわらず結婚してしまいました。
押しに弱く、断ることが苦手でした。
最初は母性が働いていたと思うのですが、だんだん相手が自由過ぎて面倒臭くなってしまった気がします。
本当の私は、ただ相手に幸せを持ってきて欲しい自立していない、責任を取りたくないだけの子どもだったのだなと思います。
沢山後悔をして本当に人生をやり直したい気持ちで先生のブログを読ませていただいております。
これから書籍も読ませていただきたいと思います。オススメを教えてください。
また懲りずに素敵なパートナーと出会いたいと思っておりますが、本当の母性を身につけて男性への見方を優しいものに変えたいのですが、何かアドバイスいただけませんでしょうか?
職場でも出会いはあるのですが、男性とフランクに話すことができません。私が入って来ないで~とバリアを張っているようにも感じます。
長文で失礼しました。
よろしくお願い致します。
(Yさん)
人生って面白いもので「入ってこないで~」とバリアをかましていても、「あれ?この人は大丈夫」って人が現れたり、フランクに話すことができなかったのに「全然ふつうに話せる・・・不思議」って体験をしたり、「趣味がアニメとゲームで・・・」と聞いて今までなら引いてたのに「この人は許せる」という人が現れたりするんです。
長年、いろんな方とお会いしてくると「○○がダメ」とか「○○にならなきゃ」とか「○○だからうまくいかない」なんてことはなくて、「へえ、そう来たか!」と実感させられるんですよね。
ほんと人生ってすごく面白いです。
だから、Yさんも「本当の母性を身に着ける」ということは必要じゃないかもしれません。
もちろん、身に着けたい気持ちがあれば勝手に身に着くものですけれど。
母性を身に着けることに興味ありますか?ワクワクしますか?その答えに素直に従ってみるといいと思います。
つまり、今のままでも幸せな結婚ができる、ということです。
男性を見下したり、張り合ったりしちゃうのも「だってそれが私なんだもん」と受け入れていく方がいいと思いますよ。
子ども時代に感じていた気持ちってどんなんか思い出せます?
寂しかったのか、惨めだったのか、悔しかったのか、、、。
ずーっと背伸びして頑張ってきたところがあると、いつも自分に鞭を入れて無理をしてしまうと思うのです。
人に対しても頑張り過ぎちゃうでしょう?
気を張って、負けないように、舐められないように。
そういうパターンって子ども時代から続いていることも多いのです。
だから、そうして人生を棚卸していくのはすごく意味があります。
もちろん、否定するのではなく、肯定的に見るんですけどね。
そんな風に自分を肯定していく方法を紹介しているのがこの本です。
>「敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法」(あさ出版)
Yさんの場合、両親がお互いをバカにし合ってきて、娘のこともバカにしているような、自信のない親たちだったんですよね?
そういう場合、やっぱり「バカにされたくねえ!」という武闘派魂に火が付いて、何かと相手を見下そうとしたり、マウンティングしようとしたりする人生になると思うんです。
常に競争意識を持ち、自分が優位に立てるところを探して、優越感を得たり、見下したりすることで、自分の精神状態を保つわけです。
でも、相手をマウンティングするのって疲れる上に、その背景には強い自己否定(自信のなさ)が働いているんですね。
自分には何もないと思っているから、何かを持っているように見せる(演出する)わけです。
だから、相手をバカにして見下したときは一瞬いい気分になりますけれど、でも、長続きはしなくなると思います。
そして、虚しさや惨めさなどが心の中に溜まって行きます。
そして、自分の行動としては「バカにされないこと」が最優先となるので、けっこう頑張っちゃうと思うんですよねー。
疲れません?(笑)
そうすると、素直な気持ちがなかなか認められないのです。
「こうあるべき論」に捉われて、思考が優位になってしまいます。
だから、素直になってみようよ!というわけです。
Yさんが好きなものは何?
Yさんがしたいことは何?
Yさんは何にときめく人?
Yさんはどういう人が人が好き?
Yさんがワクワクするのはどういうとき?
とりあえず、男は好きでしょ?認めたくないけど(笑)
それから、Yさんの長所ってどんなところだと思います?
自分の魅力、価値をちゃんと知っておくことはとっても大切です。
女としての自分は好きですか?
女を楽しめることはできていますか?
自己肯定感は「私が私でよかった!」という思いを作ってくれるのですが、もちろん、「女でよかった!」というのも付随して来ます。
そうして、自分の気持ちを知り、自分を知り、自分の気持ちに素直になる、ということをやっていきましょう。
そうすると、自分が何をしたいのか?何がやりたいのか?も見えてきます。
そんな時はライフワーク本がおすすめ。
↓
>「つい「他人軸」になるあなたが7日間で自分らしい生き方を見つける方法」(あさ出版)
Yさん、押しに弱いのね??断れない人なの???
ちょっとイメージ違うなあ・・・(笑)
でも、そうやって自信のない自分と、強がっている自分とが常に葛藤してきたのかもしれないですね。
バカにされたくない、見下されたくない、というのも「他人軸」です。
そこに「自分」はいません。
相手にバカにされないような自分を演じるのですが、それが素直な自分とは限りませんよね。
だから、ほんとうの自分は置いてけぼりを食らいます。
そして、いつも他人を見ているわけですから、自分のことは放置されます。
だから、全然自分に自信が持てません。
なので、一層、外の自分を強く見せようと無理します。
そして、また自分のことを放置する、という悪循環が生まれます。
そんなときに自分軸に戻ろうぜ!という本がこれです。
↓
>『人のために頑張りすぎて疲れたときに読む本』(大和書房)
ふふふ。お言葉に甘えて本の宣伝文になっちゃいました(笑)
ちなみに、ワークショップならこれもお勧め。
↓
ワークショップ『自分を愛する、ということ』
東京:1/14(月祝)13:00-16:00
大阪:2/16(土)13:00-16:00
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/27420
★毎週月曜日はオンラインスクール!恋愛ネタももちろん扱ってます。次回のテーマなんてまさにそうじゃね?
次回はコレ!
『性欲が強い男性が抱える罪悪感を癒してあげるにはどうしたらいいのでしょうか?』
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