お察し上手な人は愛の人、癒し人。



つい相手の気持ちを考えて無理をしてしまう。
場の空気を呼んで、気が進まなくてもみんなのために頑張ってしまう。
良かれと思って先読みして行動してしまう。
その人が喜びそうなことをその人が気付く前に気付いて動いてあげる。

たとえ誰にも気付かれなくても、周りから評価されなくても、それでよい重たい荷物を背負い込むことになっても、やっぱり誰かのために頑張ってしまう。

こんな性格は不憫だと自分で気付いていても、気付いてしまうのだから動いてしまう。
動かざるを得ない。
もし、そこで見過ごしてしまったら罪悪感を抱えるから。
だから、報われないと分かっているのに、ついついやってしまう。

そして、疲れてしまう。

考えすぎだったり、気を使い過ぎだったりしてるってことは分かっているけれど、気付いちゃうんだから、分かっちゃうんだからそうせざるを得ない。

そんな風に自分のことを横において、誰かのために頑張っている自分のことは、正直あまり好きじゃないかもしれない。
そんな人の気持ちを察することができる能力なんて全然長所に思えないし、むしろ、無理やり背負い込まされた荷物のようにも感じてしまう。

でも、やっぱり気付いてしまう。
オフィスで困っている人をいの一番に見つけてしまうし、初めて訪れた店で戸惑っている人を見つけたら店員でもないのに話しかけてしまうし、このままだったらトラブルになるな、ということもみんなより早く気付いてしまう。

気付いたから動くしかないし、そういう癖は昔からずっとついている。

自立系武闘派女子というと、いつも戦ってるイメージがあるかもしれませんが、実は、そんなお察し上手で、空気が読める、そして、とても魅力的な女性のことを指しています。
誰かのために頑張る人。
それが武闘派女子でもあるんです。

後輩のために上司と戦ったり、パートナーの幸せのために苦言を呈したり、助けたい思いが勝ってうまく行かないと分かってる相手に尽くしたり。

でも、冷静に考えれば、それって長所ですよね?
とても誰かを助けてますよね?

それくらい偉大なことをしているって気付いていますか?

それくらい素晴らしい才能の持ち主だって分かっていますか?

それを受け取れたらどれくらい人生が楽になるでしょう?

お察し上手な人は自分のことをさておいて誰かのために頑張ります。
だから、疲れてしまいます。

その能力が間違ってるわけじゃないんです。
その使い方が間違っているんです。

自分軸で始めた行為が、気が付けば他人軸になってしまうだけです。

ちょっと歯車をずらせば、それはかけがえのない長所として機能します。

みんながどれくらいあなたに感謝しているかが分かってきます。
自分がしてきたことでどれくらい信用を得ているかが受け取れるようになります。
その能力をちゃんと自己評価して正しく使えるようになります。

そのカギが、自己肯定感であり、自己承認だし、自分軸なのです。

そして、そのためにはとても大切な気付きが必要です。

人の気持ちを察するのも、場の空気を読むのも、誰かのために頑張るのも、良かれと思って先読みするのも、全部、あなたの愛がなせるわざなのです。

気付いていましたか?

あなたが今すでに愛の人である、ということに。

それは両親に対してその能力を発揮していた頃からずーっと変わらないんです。

「私は愛の人。今も昔も愛の人。」

そう呟いてみてください。

心の奥深くがじーんと温かくなりませんか?

そのことを知って欲しくてこの本を書きました。
その素晴らしい才能がもっと生かされるように。
もっと多くの人を救えるように。

良かったらぜひご一読ください。

『人のために頑張りすぎて疲れたときに読む本』(大和書房)

今日、こんな感想を頂きました。

「Amazonで届いてすぐに読みました!!

 根本さーん!この本を書いてくれてありがとうございました!!号泣しました。
 もう、何もいえな~い!(笑)
 自分を解放できましたよ。
 根本さん、大好き」

ここには皆さんととても良く似た人が登場しているかもしれません。
1章を無料公開しています。

まえがき&1章を無料公開!!>11/22発売!『人のために頑張りすぎて疲れたときに読む本』(大和書房)

私ってほんとうは素晴らしかったのね!って実感して頂ければ幸いです。

短くても構いませんので、感想を送って下さると根本がとても喜びます(^^)
宛先:info@cocoronooffice.jp

SNSやブログで紹介して頂いたら根本が喜び勇んで拡散します!!
こちらにお知らせください。
宛先:info@cocoronooffice.jp


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