「あなたは何がしたいの?」
と問われたとき、あなたは素直に自分がやりたいことを言葉にできるでしょうか?
本当にしたいことを口にすることがすごく恥ずかしい、という方。
したいことが分からなくなってしまって「うーん」と口ごもってしまう方。
つい、相手が喜ぶような答えを探してしまう方。
周りの人から「それいいね!」と言われる答えを探してしまう方。
「それって他人軸ってことですよね?」と理解できていたとしても、つい私たちの行動は「相手ありき」になってしまっていることが多いのかもしれません。
しかも、それが子どもの頃から繰り返されてきたとしたら、それはもう癖になってしまってますよね。
私も本当に何がしたいのか?ってことを探し続けています。
昔はほんとうに人に気に入られること、喜ばれるもの、納得してもらえるものばかりを探していたように思います。
大学に進学したのも、一流と呼ばれる会社に入ったのも、「周りの人に理解してもらえる範囲の中で好きに選んだ」と言えると思います。
心の関する仕事がしたい、と思ってはいたけれど、それが実際どのようなものなのか、それで生活していけるのか、その道でやっていけるのか、などなど疑問や不安が山ほどあって、素直にそれがしたいとは言えませんでした。
それで色々なできごとがあって、「本当にしたいことは何?」と自分に問いかけ続けて今に至ります。
そして、少しずつ自分がしたいことを実現できるようになってきました。
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人にどう思われるのかが気になって、自分の本音を隠してしまうということは、おそらく、多くの人に当てはまることではないかと思っています。
「好きなことを好きなようにやって生きていいんだよ」という言葉を耳にすると、「そうだね!ほんと!」と同意するよりも先に、「それはきれいごとだよ」「無理だよ」とできない理由を探してしまうことに現れています。
あるいは「自分は今好きなことをやって生きてるんだ!」と思い込もうとしている人もいるでしょう。
かつての私はそうでした。
そうして、なぜ周りの人の顔色を気にしてしまうのか?のルーツをたどれば子ども時代の親子関係に行き着くのですが、それだけでなくても学校生活や社会人としての毎日の中で繰り返し繰り返ししてきた習慣がそうさせるんだと思います。
それは器用だったり、賢かったり、いい人だったり、平和主義だったり、人の気持ちを考えられる人だったり、そして、与えられた環境に適応する能力が高かったりする人にこそ、強く表れる傾向です。
だから、私のセッションを受けて下さったり、セミナーにいらっしゃる方の中には素晴らしい経歴や職歴を持った方も多いのかもしれません。
できる人だからこそ、ハマってしまう罠なのかもしれないですね。
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私はセッションでもセミナーでも、本当の自分を見つけてそれを肯定するアプローチを好んでいます。
「その仕事、合ってるの?」
「その環境って自分にフィットしてる?」
そういう問いかけをするのもそのためです。
そして、その先にあるのが、「じゃあ、あなたが本当にしたいことって何だろうね?」という問いです。
これは周りの人の目を遮断して、自分の中に深く入り込む経験が必要です。
その「深く入り込む経験」が自分の身に起こる「問題」を期にやってくるのです。
仕事がうまく行かなくなって・・・
夫婦の危機を迎えて・・・
恋愛が全然うまく行かなくて・・・
病気やケガをして・・・
受験や就活を失敗をして・・・
身近な誰かの死を体験して・・・
あるいは、海外や国内を旅していてそういう体験をされた方もいるでしょう。
そうして、その問題と向き合う中で、本当の自分を見つけ、自分らしい生き方にシフトしていくようになっていきます。
だから、皆さんも過去を振り返れば、自分の身に起きた大きな問題がきっかけとなって人生を変えた経験があろうかと思います。
だから、やっぱり問題って悪いもんじゃないんです。
生き方を変えるために、自分を見つめ直すために、そして、本当の自分に帰る(還る)ために起きるものなのでしょう。
私も仕事や時に夫婦問題で行き詰まりを感じまくっていましたから(笑)、そのたびに「何がしたいんだ?」という問いかけをずっとしてきたものです。
うちの奥さんはずーっと私の仕事に対する問題を聴いてくれてます。
だから、逆に今私が自由にあれこれするようになって一番喜んでくれているのは彼女だとも思います。
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まずは自分に素直になりましょう。
そうして、まずは何が好きで、何が嫌かを自分で認めてあげましょう。
それが分からなくても、これが心地よいのかそうでないのかはきっと分かるはず。
カギは「感情」であり、「感覚」です。
その際、思考はむしろ邪魔者になってしまいます。
嬉しいこと。
楽しいこと。
面白いもの。
嫌いなもの。
ダメなこと。
苦手なこと。
自分の感情や感覚を頼りに探していきましょう。
今からでも決して遅くありません。
そして、まずはそれが自分であるということをありのままに肯定してあげましょう。
良いも悪いもなく、それが私なんだ、と。
「ほんとうにやりたいことって何?」という問いかけをずっとしてきました。もちろん、今もしています。
そうすると、だんだんと自分が好きなものの延長に、逆に、嫌いなものの反対側に、それがぼんやりと見えてくるようになります。
文章を書くのが好きだ。
人に何かを伝えるのが好きだ。
話をするのが好きだ。
旅をするのが好きだ。
細かい作業は苦手だ。
管理されることは嫌いだ。
自由が好きだ。
美味しいものが好きだ。
インターネットが好きだ。
家族が好きだ。
人と一緒にいるのが好きだ。
干渉されるのは嫌いだ。
ネガティブな発言は嫌いだ。
それが私なんですよね。よくも悪くもなく。
そして、それは私だけでなく、みんなにあるものだと思っていますし、誰もが好きなように、自由に生きられると思っているのです。
私が発信したいのはそうしたお話です。
人にどう思われるか?を考えるのは2番目でいいんです。
まずは、自分がどう思うか?が1番です。
自分がどう思うか?があり、次に人の気持ちを考えます。
そして、自分がまず幸せになることがあって、次に周りの人の幸せを考えます。
最初に挙げたように周りの人の気持ちや思いを考えすぎる人は、ずっと2番目のトレーニングをしてきたんですね。
そのスキルは決して失われませんから大丈夫です。
だから、今度は「自分の思い」を大切にしてみることに意識を向けるんです。
そしたら、ずっと鍛えて来たそのスキルが抜群の活躍を見せることになります。
まずは、自分。
それで大丈夫なのです。
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さて、そんなお話を書いた本がコレです。
↓
>「つい「他人軸」になるあなたが7日間で自分らしい生き方を見つける方法」(あさ出版)
ぜひ、ご一読いただいて、たくさんあるワークをこなしてみてください。
こちらのページではたくさん頂いた感想も紹介しています。
>https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/24827
また、このテーマでの講演会、1DAYセミナー、ワークショップも各地で開催しています。
講演会「自分らしい幸せな人生を生きる方法~ライフワークの見つけ方・生き方~」
大阪・東京・名古屋・札幌・広島・福岡・那覇で開催。
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/24779
大阪:8/4(土)10:00-18:00
「根本裕幸の1DAYセミナー~問題を解決して幸せな自分になる~」
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/23795
東京:8/7(火)13:30-16:30
大阪:8/10(金)13:30-16:30
大阪:9/1(土)14:00-17:00
名古屋:9/2(日)13:15-16:15
東京:9/9(日)13:30-16:30
『自己肯定感をあげて自分らしく生きるためのあり方・やり方ワークショップ』
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/25116
どうぞ、ご利用くださいませ。