自分の限界を知る方法、その傾向と対策について。


昨日はライフワークセミナーのグループコンサルを夜中にしていました。
途中、息子が乱入するハプニングがありましたが、楽しい時間でした。

※ライフワークセミナー・・・根本のリトリートセミナーに参加したことのある方向けの宿泊セミナー。

その中で「もういっぱいいっぱいで自分が崩れちゃいそう。今は自分を保つのが精いっぱい」「前向きになりたいのに、このところ何が原因か分からないが気分が上がらなくてしんどい」とか「ハードワークってどういう状態を言うんでしょう?私、今12連勤で」などの声が出てきました。

私のセッションでもそうした声をお聞きすることは少なくないのですが、さすがは自立系武闘派女子(&男子)です。

限界を超えても「まだまだじゃっ!」と気合一発頑張ってしまうと、そういう状態になっちまいますね。

例えば、私のような職務上仕方なく意地悪な質問をするカウンセラーともなると、

「え?自分が崩れちゃったらあかんの?どうなるの?」

とか、

「前向きにならな、あかんの?どうして?」

とか、

「気分が上がらない?別にいいじゃん、それで」

とか、

「ハードワークって何?って感じる時点でもうハードワークしてるよね!」

などの回答をして、皆さんのお怒りスイッチを入れてしまい、さらに「ま、そりゃそうですけどぉ・・・」という返事を聞いて、「でしょ?でしょ?」とさらに火に油をガンガン注いでおります。

私も、そういう状態にたいへんご縁がありますので(え?現在進行形?笑)、他人事ではないのですけどね。

〇どうしたら自分の限界に気付けるようになるのか?

茹でガエル現象というのがありまして、日々はちょっとしたストレスなので「まだまだ大丈夫!」と思っているうちに、だんだんその負荷がどんどん大きくなって気が付けば大変なことになってた!!ということがよくあります。

これはハードワークに限らず、DV、パワハラ、セクハラ、いじめなどにも言えます。

日々はちょっとしたこと、あるいは、「耐えられるもの」。
そうした「まだまだ大丈夫だな」という状態はすでにオーバーワークになっているのですが、「できないことはない」「我慢できる」「そんな大したことないはず」という“判断”が生まれます。

そして、その状況に耐性ができて、何とかこなせるようになります。

大問題がバンバン立て続けに起こればさすがに「ヤバい!助けて!」となりやすいのですが、徐々に徐々に真綿で首を絞めるように効いてくるので、なかなか自分では気付けないものなのです。

あるいは、実際、しんどいことがドーン!と来ることもあります。
「え?そんなことが起きるの?マジで?」という風に。

悪いことは続くもの、というように、そういう時期が人生にはよく訪れるものです。
それで占いとかに行って「星の動きがそうなってる」という声を聞くのですね。

で、自分が限界を超えているかどうか?の判断基準って色々とあるし、個人差ももちろんあるのですが、私が一番意識しているのは「寝起きの良さ」です。

朝起きるのがしんどい、という時点で、すでにヤバいのです。

大好きな南の島に旅行してるとき、朝起きて、うわーしんどい!!!起きたくない!無理!と思うのは、前の晩に深酒した時か、今日いよいよ帰国だ!という日に限られるはずで、自分が楽しい、好き、面白いことをしている時の寝起きはめちゃくちゃいいはずです。

「朝起きるのがしんどい」というのは、体が休みたがっている証拠ですよね。
それは疲労が抜けていない、回復していない、という体からのメッセージです。
睡眠の目的の一つは前日の疲労を抜くことですから、まだ未達の状態で朝目が覚めてしまったわけです。

だから、体を休めることを優先させるのが本来なんです。

でも、それを聞くと「でも、仕方がないじゃん。会社に行かなきゃいけないんだし」と思われる方も多いでしょう?

そう思うのも無理はないですし、私なども前夜楽しすぎて飲み過ぎてたりした日にはそういうこともあります。

とはいえ、そうした「仕方ないじゃん」という思いがあなたの中に“定着”しているとしたら、自ら体に良くない食べ物を毎食摂り続けるのと同じことをしているのかもしれません。

そうして、体からの声を無視して「意志」や「思考」によって動き続けると、今度は夜眠りにくくなったり、夜更かしするようになったり、免疫が落ちて風邪などを引きやすくなったり、胃腸に負担を感じたりします。
更には心と体は繋がってますから、気分が上がらない、落ち込む、楽しくない、鬱々としてしまう、という状態になります。

まだそこはお医者さん的には診断名が付きにくいし、その状態でお医者さんに行く人も少ないので、「まだまだ大丈夫」って思いやすいです。

でも、心理的にはだいぶ限界越えちゃってるんですよね。

〇限界を超えてるのに修正できない原因は?

「朝起きるのがしんどい」とか「最近、体調が不調で」とか「気分が沈みがち」と思ったとしても、「仕方がない」あるいは「自分が悪い」などの理由で体の声を無視してしまう原因を一言で纏めると「他人軸」です。

「なぜ、会社に行かなきゃいけないの?」
「なぜ、その状況に甘んじているの?」

そう自分に問いかけていくと、

「○○になってしまう怖れ」

がたいてい出てきます。

○○には、仕事をクビになる、誰かに迷惑をかける、否定される、周りの人に嫌われて孤立するなど、ほんとうに様々な理由が入ります。

そして、そうした「怖れ」が「観念」(思い込み)を作ります。

「ちゃんと仕事をすべき」
「迷惑をかけちゃいけない」
「人に認められなきゃいけない」
「周りの人に好かれなきゃいけない」
等々。

その怖れや観念がどんどん自己肯定感を下げ、自信を失わせます。

それがプライドに変わる場合もあります。
「それができない自分が許せない」みたいにカッコつけてるわけです。

それはほとんどのケースで「他人軸」と言って、自分よりも自分以外のもの(他人、お金、仕事、時間等)を優先してしまうことにあります。

だから、そういう状況になるのは「真面目」「優しい」「人の気持ちが分かる」「我慢しぃ」などのいわゆる「いい人」が多いのです。

特に日本人は長らく「我慢の文化」が根付いています。
だから、ひどい状況になっても「我慢、我慢」になります。

そして、日本人に多いそうなのですが、「実より名を取る思想」も影響しています。

「実」・・・しんどいから休む。他人にどう思われようと自分は自分。
「名」・・・人にどう思われるか?バカにされたり、否定されたりしちゃダメ。

だから、そういう方には「名」を捨てて「実」を取りましょう!と言っています。

でも、長らく染みついてしまった習慣もあり、また、「頑固」になっちゃっていますから、なかなか分かっていてもできないものです。

〇逃げてもいい。負けてもいい。という許可を出す。

そういう自立をこじらしたケースでは「助けを求める」というセッションをよくやります。

でも、そうすると「どうやって助けを求めたらいいの?」という話になります。
そりゃそうですよね。
やったことないんですもの。

人に相談する?誰に?どうやって?相手はメイワクじゃないの?と考えます。
あるいは、「自分で何とかします」と自己完結しようとします。

頭では「自分の体や心以上に大切なものはない」と分かっているつもりでも、実際は「自分よりも周りを優先してしまう」という習慣があればなおさらです。

そういう時にお勧めしているアファメーションがこれです。
自分が限界かどうか分からなくても構いません。

朝起きるのがしんどい!という状態のときに、こう唱えます。

「逃げてもいいんだよ。
 負けてもいいんだよ。
 サボってもいいんだよ。
 できないって認めてもいいんだよ。
 嫌だって認めてもいいんだよ。
 頑張らなくてもいいんだよ。
 我慢しなくてもいいんだよ。」

これを何回も何回もぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつ言い続けます。

たぶん、今日の記事を「他人事じゃねえ!」と感じている方はとても効くと思います。

ガクッと体の力が抜けて気力を失くしてしまうこともあるし、「いやいや、ダメダメ!」と強い否定が沸き起こるかもしれません。
「そんなことしたら○○になっちゃうじゃない!」という怖れが湧いて出てくるかもしれません。

そんな時にも再び、

「逃げてもいいん。
 負けてもいいん。
 サボってもいい。
 できないって認めてもいい。
 嫌だと認めてもいい
 頑張らなくてもいい。
 我慢しなくてもいい。」

と唱えるのです。その言葉に同意なんて要りません。ここでいう同意というのは、所詮、思考に過ぎないので、無視しましょう。

〇脱皮のとき

たいていいっぱいいっぱいになったり、ハードワークに気付いたり、気分が上がらない時ってのは、私から見れば「潮目の変わり時」、すなわち、人生が大きく変わるときです。

今までの“古い”生き方が自分に合わなくなってきて起きる問題なのです。

だから、職務上仕方なく意地悪なカウンセラーというキャラを作っている私などは、そういう話をニコニコしながら聞いて「おお!良かったじゃん!おめでとう!!」なんて言ってしまい、「は?お前ちょっと表出ろ!」という武闘派魂に火を点けてしまうこともよくあります。

でも、いや、ほんとそうなんです。

自分が変わるときが来てるんです。
脱皮して新しい自分になるときが来てるのです。

でも、怖いし、自信ないし、自己肯定感低いままだし、頑張れないし、思考は抵抗しているし、というわけで、その葛藤が、ますますモヤモヤを作り出します。

脱皮して新しい自分になるときだから「おめでとう」なのです。

あとは素直に今の状況を認めて、それに「No!」と言うことです。

今の状況は嫌なんじゃー!!!!と夕日に向かって叫ぶのです。

「嫌であることを認める」ということは、多くの「いい人」にとっては難しいことです。
だから、さっきのアファメーションがとてもよく効きます。

ちなみに、こういうテーマでするセッションのことをこう言います。

「包茎手術」

あ、たぶん、その言葉をググっても違う情報しか得られません(笑)

グループや個人のセッションで、そういう話をしても、なかなか腑に落ちにくいんです。
今までの自分のやり方が正しいし、周りの人はそれをやってると思っているから。

だから、私は意識的に少し遠巻きでその様子を見ています。
そういう時の私の態度はすごく軽く見られてるように感じる人もいるでしょう。
「もっと真剣に私の話を聞いてください!」みたいに。

たぶん、そういう時に必要なのは「適当さ」であり、「ゆるさ」であり、「いい加減さ」であり、「無責任さ」です。

だから、真剣に話を聞いちゃいけないんです。
「適当さ」が必要な時だから、「適当に」話を聞くのが正解なんです。

「ま、そういうことだからさ、自分の人生だし、好きにしたらええやん」て言われると、突き放されたように感じる人もいるでしょう。

でも、そういう意識があれば、そんな無視して頑張って我慢して修行みたいなことを望まないのにしなくなります。

何よりも大切なのは自分自身。
その当たり前の真実を改めて大事にしたいものですね。

「逃げるときは全速力で!」
「人の迷惑省みず!」
「何があっても何とかなるもん!」

そんな意識でいたいですね~

さて、今日の記事を妻や娘が読んだら「へえ、誰のことかしらねえ。人のことは良く分かるんだねえ」と嫌味を言われそうなので、この辺で終わりにしたいと思います。。。

そんな皆さんにお勧めのセミナー。

東京:5/27(日)10:00-18:00
大阪:8/4(土)10:00-18:00
「根本裕幸の1DAYセミナー~問題を解決して幸せな自分になる~」
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7/7,8 札幌リトリートセミナー
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/24249


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