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デメリットがあるかどうか?というと微妙なんですよね。
その人にとってはデメリットも肯定できてしまうので、デメリットが問題にはならないんです。
また、自己肯定感が高い人は・・・とひとくくりにするのは実はとても危険です。
ありのままの自分を肯定できているわけで、個性は思い切り出ますからね。
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私は過去自己否定が強く、ようやく自己肯定感が高まってきたところなのですが(もちろん先生の著書のおかげでもあります!)
最近出会った人が、自他共に認める自己肯定感の高い方で、自分の良いところも悪いところも含めて自分ということがわかっており、専門職をお持ちで社会的成功もし、これまた専門職をお持ちの旦那様と3人のお子さんを育てており、悩みは寝たら忘れられるなど、これまでかなり生き辛い思いをしてきた私から見ると、順風満帆を体現したような方でして。
その方を見て、純粋に素敵!と感じたのですが、後からなぜかモヤモヤして、原因についてずっと考えています。(嫉妬心とはまた違うような気がするのです)
その中で疑問に感じたのが
・自己肯定感が高い人って、自他の境界線がハッキリしてるが故に冷たく感じることがある?
・自己肯定感の高さと鈍感さは比例するもの?
・自己否定が強かった人が身に付けていく自己肯定感と、小さい頃から自然と身に着いている生粋の自己肯定感は違うもの?
先生の著書も含め、自己肯定感を高めることの重要性が、社会的にも認知されつつありますが、なんにでもメリット・デメリットがあるとすれば、自己肯定感が高いことのデメリットって何かあるのでしょうか?
(Hさん)
おおー、それは素敵な方と出会えましたね(^^)
自己肯定感が高い人=理想の人=超素敵な人=私と相性の合う人・・・とかではありませんので、ご注意を。
つまり、「自己肯定感が高い人はこうなんだ!!」なんて定義付けはとても危険なのです。
自己肯定感が高い人というのは、「私は私のままで素晴らしいし、君たちもそのままですばらしいんだよ~」って生き方をしている人です。
なので、個性が出ます。
なので、その人と合う人もいれば、合わない人もいます。
つまり、その人のことを好きになる人もいれば、嫌いになる人もいます。
でも、自己肯定感が高い人って、自分のことを嫌いな人のことも許せるので影響を受けません。
「あ、そうなんだー。今生は縁がなかったのかあ~」って感じで。
で、Hさんが最近出会われた素敵な方についての私の見解です。
>・自己肯定感が高い人って、自他の境界線がハッキリしてるが故に冷たく感じることがある?
そういう人もいるでしょうねー。
冷たく感じさせる人もいれば、そうでない人もいるでしょう。
また、その人と接する人の、お互いの距離感の問題もあるでしょう。
自他の境界線がはっきりしているのは間違いないですが(自分軸だから)、それをその人の態度の問題と捉えることもできるし、それを冷たいと感じる側の問題という見方もできます。
>・自己肯定感の高さと鈍感さは比例するもの?
それも人によるでしょうね。
とても繊細かつ敏感なアンテナを持った自己肯定感高い人もいるでしょうし、鈍感な人もいるでしょうねー。
それはその人の個性ですもんね。
>・自己否定が強かった人が身に付けていく自己肯定感と、小さい頃から自然と身に着いている生粋の自己肯定感は違うもの?
あまり違いはないんじゃないかなあ、と思います。
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>先生の著書も含め、自己肯定感を高めることの重要性が、社会的にも認知されつつありますが、なんにでもメリット・デメリットがあるとすれば、自己肯定感が高いことのデメリットって何かあるのでしょうか?
ちなみにHさんがおっしゃる「先生の著書」とはコレです。
あ、ちなみにHさんがおっしゃる「先生」って私のことですよね??(笑)
↓
>「敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法」(あさ出版)
これはものすごく重要なことだと思っているのですが、自己肯定感が高い人は、そのメリット、デメリットとか考えなくなると思います。
「だって、私は私のままで十分素晴らしいんですもの。そこにメリットもデメリットもないじゃん。」
そういう発言を聞くと、絶賛自己否定中の方はイラッとし、完璧主義な人は「それってダメでしょ」と思い、思考的な人は「いや、きっと必ずメリット、デメリットは存在しているはず」と懐疑的になるかもしれません。
そして、この話を一般論で考えることって難しいんですよね。
「自己肯定感が高い人」とひとくくりにしてしまうには、あまりにも多様な個性があるから。
自己肯定感ってありのままの自分を受け入れて許すことだし、自分らしく生きるための基礎になるものなんですが、そうすると自分本来の個性が発揮されるようになるんです。
情熱的な人はさらに情熱的になるでしょう。
そうすると、それを鬱陶しい、ウザいと感じる人も出てくるでしょう。
学者肌な人はより学者的な風貌を身にまとうでしょう。
その結果、周りの人は「近づきにくい奴」に映るかもしれません。
一人の世界が好きな人はより一人の世界に身を置くようになるでしょう。
それが周りの人を寂しくさせてしまうこともあるかもしれません。
でも、それは「感じる側の問題」ですね。
知ったこっちゃない世界です。
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自己肯定感が高い人は自分を丸ごとOKできるので、人にもそれを投影して、相手の存在も丸ごと認めてあげることができます。
自己否定がないから、内なる攻撃性がなく、一緒にいると安全で、安心です。
また、Hさんがおっしゃるように自他の境界線をきちんと引けているので、相手の領域に無闇に侵入してくることがありません。これも安全、安心です。
そして、自分の好きなことや大切にしたいことに正直になれますし、そこにかけるエネルギーも強いので引き寄せの法則も多用しているでしょう。
また、自分の欠点や苦手なところも受け入れているので、人への感謝も忘れません。
そして、人間関係に対しても「自分の気持ちに素直に」動くことができます。
相手を尊重した行動もできますし、また、その人と合わないと思えば距離を取れます。
その方がお互いにとって良いということを知っているからです。
そして、何よりも否定がなく、自分を肯定し続けることができるので、生きることがとても楽になります。
とはいえ、自己肯定感があがったからと言って何ら問題が起きないわけでもありません。
嫉妬したり、競争したり、比べたり、凹んだりすることもあるでしょう。
でも、そんな自分を肯定できるので、ダメージを最小限に食い止めることができるんです。
「それも私だもんなあ」って。
生き易くなるし、人間関係もとても楽になるので、私は自分をもっと肯定してあげようよ~!という提案をよくしているのです。
ということで、改めてコレ。
↓
>「敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法」(あさ出版)
そんな自己肯定を体感するならこのセミナー
↓
大阪:5/16(水)19:30-22:00 ディナー付グループセッション(西梅田)
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/24045
東京:5/27(日)10:00-18:00
大阪:8/4(土)10:00-18:00
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https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/23795
7/7,8 札幌リトリートセミナー
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/24249