私の病気は自分が望んでいることなのでしょうか?



もし、自分が望んでいるとしたら、その目的があるはず。
それを見つけ、果たすことで、病気である必要がなくなりますね。
そのためにはまずは心や体の声に耳を傾けることが大事ではないでしょうか。

根本先生

いつもためになるメルマガをありがとうございます。
私は夫の不倫からどっぷりと根本教にはまり、去年はニュージーランドから大阪まで念願の根本先生のセミナーに参加しました。夢にまで見た根本先生に生サインも本にしていただきました。

今日のメルマガはまさに「おしえて根本先生~」と以前から悩んでいた謎が隠されていました。

今回思い切ってリクエストさせていただきたくてメールを書きました。
もし良かったらネタとして取り上げて頂けましたら幸いです。
私は今、癌の治療で闘病中です。
二年前に舌がんを患いました。
その後四カ月で再発、また治療をし去年の11月にまさかの喉のリンパ節に転移。そして手術、今は放射線治療と抗ガン剤治療を併用して受けています。

癌の治療のたびに自分を見直し、気づき、許し人間として成長してきたつもりでした。

でも心理学を学ぶと私の病気は自分が望んでいることなのでは?
と空恐ろしい考えにぶち当たりました。

本日のメルマガを読んでハタと思ったのですが、私にも子供の頃に叶わなかった夢を叶えるためにわざわざ病気になっているのでしょうか??

私もインナーチャイルドを癒し子供の頃の夢を叶えてあげることが病気の治癒にもつながるのでしょうか?

今後も益々のご活躍を楽しみにしております。
(Nさん)

過日は聖地巡礼の旅、お疲れ様でございました。
教祖さまも大変お喜びのご様子で、次の来日はいつじゃ?と申しております。
教祖さま直筆の署名はそれだけで魔除けの効果があると一部では信じられており、古本屋では落書きとして忌み嫌われますので売り飛ばしたりなさらないよう、お願い申し上げます。

私、なんか、NZとはご縁があるんですよね。
新婚旅行で行きましたし、娘の学校にはNZ生まれのパパを持つお友達が何人かいますし、、、。いいところですよね~。遠いけど(笑)

病気と心理(心)というのは、かねてから多く研究されてきまして、私も書籍などをいろいろとご紹介していますし、また、セラピーのネタとしても活用しています。

 心と体は繋がっている。
 体からのメッセージに耳を傾けよう。
 病気は生き方を見つめ直すチャンス。

そんな風に見ています。

よくご紹介するのはこちらの3冊ですね。他にもありますが、まずはお気に入りの一冊に出会ってください。

病気は才能(おのころ心平著)

改訂新訳ライフヒーリング(旧ライフ・ヒーリンク゛) You Can Heal Your Life(’ルイーズ・L・ヘイ著)

チャック・スペザーノ博士のこころを癒すと、カラダが癒される

すべて自作自演という目で見れば、病気だって自分が作りだすものです。
まあ、そもそも病気になるのは「病は気から」とも言えますし、また、きっかけが外にあったとしても症状として起きてるのは自分自身なので、自分が望んだって思った方が前向きに捉えやすいと思います。

これは夫婦の問題も、病気の問題も同じ見方です。

とはいえ、これは見方、考え方ですからね~。「これが真理でござる」と言うつもりはありませんし、様々な考え方がありますから、ご自身で「これだと思う」というものを探していくのがいいと思います。

さて、Nさんの疑問にお答えして参りましょう。

>でも心理学を学ぶと私の病気は自分が望んでいることなのでは?
>と空恐ろしい考えにぶち当たりました。

もし、そうだとすると、、、何を望んで病気を選んだのだのでしょうか?
子ども時代のこと?

>本日のメルマガを読んでハタと思ったのですが、私にも子供の頃に叶わなかった夢を叶えるためにわざわざ病気になっているのでしょうか??

もし、そうだとすると、、、叶えて来なかった夢ってなんでしょうか?
確かにそれを実現してみると、今、が見えてくるかもしれませんね。

癌のような病気とどう向き合うか?というのは心の世界でもとても重要なテーマでして、まあ、その本当にいろんなお話ができるので何を語ろうか?って感じですけど、一言で言えば「生き方を変えるチャンス」なんです。

うちの奥さんも昔、そんな病気にかかってたわけですが、今までの生き方を見直し、考え方を変えて行ったところ、ほんとビフォー/アフターがはっきりするくらい別人になりました。
もちろん、病気は良くなりましたしね(というか、そもそも本当に病気だったのか?という疑問もあるくらいで)。

例えば、犠牲的な生き方をしてきたのならば、それを手放して、もっとわがままに、自分らしく生きなさい、ということかもしれないですしね。

より自然に、自分らしく生きることをその病気は教えてくれているんだと思います。

もっと言えば、遠慮なく好きなことやんなさい!だって命がかかってるんでしょ?というメッセージだと私は解釈しています(^^)

逆に病気になったことを大義名分にして好きなことやりまくるのがいいと思うのですよね~。

さて、そんな癌について「性格」に踏み込んだ一冊がこちらです。
けっこう参考になりました。

50歳を超えてもガンにならない生き方(土橋 重隆)

そして、うちの奥さんはじめ、病気の相談されたらとりあえずこの先生をご紹介することが多いのですが、その三浦先生がついに癌についての本を書かれました。
間もなく発売ですが(2017/4/22)、ものすごく楽しみな一冊です。

Dr.三浦直樹 新次元の「ガンの学校」

なんか、今日は本の紹介みたいな記事になっちゃってますね(笑)

Nさんも病気になられてからいろいろと考え、学び、そして、出会ってこられたわけですが、最終的には「病気になってよかった」というレベルまで意識を向かわせることができます。

もし、病気になってよかった、と思えるとしたら、何を得たとき、どうなったときだと思いますか?
自由にそれをイメージしてみてください。

それが今、やることかもしれません。

また、この2年での成長も決して無駄ではありません。

以前、ある方が乳がんを患い、これは好きなことをしなきゃ!と海外に移住しました。そこで病気は一度治ったのですが4年後に再発するんです。
さぞ、ショックだろう!と思って話を聞いたら、「まだまだ好きなことし足りてないってことだと思うの。もっともっと好きに生きていい!というサインだと思うのよね!」と溌溂と移住先に戻って行きました。

転移や再発というのはものすごくショックで、否定されたような気がしますが、でも、それはまだまだ遠慮があるんじゃない?もっともっと輝いていいんだよ~、もっともっと好きなことしていいんだよ~、というサインと受け取ることもできます。

じゃあ、Nさん、何がしたいんでしょう?

でも、ほんと、ガンのような病気と向き合うには、どう本気で生きるのか?が試されると思うんですね。

そして、どんどん素の自分になっていきましょう。

>私もインナーチャイルドを癒し子供の頃の夢を叶えてあげることが病気の治癒にもつながるのでしょうか?

もし、これだ!と感じられたのなら、インナーチャイルドを癒すこと、子どもの頃の夢を叶えることをぜひ、意識してみてください。

そうするとね、病気も良くなっていくか、、、共存できるようになるんですよね。
一緒に生きていく、という。

病気だって自分の体の一部ですよね。
そして、何か必要があってその症状を作っているんですよね。
だとしたら、愛してあげることも大事だと思うんです。

体を愛する、自分を愛する、病気も愛する、という具合に。

自分を愛していたら、感謝してたら癌が消えた、という話もいっぱいありますね。

心の持ちよう、ですから。

Nさんはどんなメッセージをまさに今、受け取っていらっしゃるのでしょうか。
自分の心、体の声にぜひ耳を傾けてあげてくださいね。

そして、またお会いしましょう。
ご縁があればNZに呼んで下さい!!(笑)

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