傷つく、ということは、もっと自分を愛しなさい、というサイン。



誰かの言葉で傷つくとしたら、それは自己攻撃がある証拠。
だから、まだまだ自分を愛し足りないのです。
もっと自分を笑顔にしてあげて!というサインが「傷つく」ということなのです。

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毎日素晴らしいブログを本当にありがとうございます。
ハッとする内容に心を打たれ、日々新たな発見があり、今までの人生で囚われていた思考パターンとは全く違う考え方を教えてくださり、本当に感謝しております。

最近の私の周りで起こっていることについての質問です。
私は今年31歳で、1年前に婚約していた彼と別れ、その後も何ヶ月も引きずっていましたが、やっとのこと乗り越えようという気持ちになって来たので、最近は合コンや飲み会に積極的に参加をしております。

そんな中、お金持ちや役職つきなどのステータスのある方たちとご一緒すると、容姿のことで傷つくことを言われる機会が多いのです。

『今日の女の子はビジュアルいまいちだ』『ブスばっかりでつまんない』等の直接的な事を言われることもあれば、あからさまに興味のない態度をされたり、『イケメンの元彼がいたとすれば、お前が付き合っていたと勘違いしてる可能性が高い』等、等回しに私にはそれほどの価値は無いという内容を伝えてくる場合があり、その度に酷く傷つきます。

私は見た目のことを褒めて頂くこともありますが、芸能人やモデルレベルの絶世の美女ではありません。
前までは、お金持ちの方たちとご一緒しても、こんな風に酷いことを言われることのほうが少なく、むしろ紳士的に接して下さる方のほうが多かったです。

勿論、世の中には素晴らしい人格者もいれば酷いことを平気で言える人もいるのは分かっています。
しかし、なぜ最近になって、こういう思いをすることが増えたのかが疑問なのです。

自分の容姿に対して自分で危機感を感じでいて、もっと変わろう!頑張ろう!と奮起させる為の自作自演?
本当は自分の容姿をの中で蔑んでいるから、出会う人たちがその気持ちを代弁している?
30歳を超えて自分に自信がなくなっていることの表れ?
自分の価値観や人間性を鍛えて更にパワーアップするために引き寄せた試練?

これらの出来事は、一体私に何を教え、何を気付かせようとしているのでしょうか。

いちいち受けるダメージが大きく、その場で怒って急に帰ったり、泣いてしまったり、自分としても大人気ない恥ずかしい行動をしてしまうので、どういうことか解釈出来れば、まだ動じずに対処できる気がします。

お忙しい中とは存じますが、もしネタになりそうでしたら取り上げていただけると幸いです。
(Nさん)
***

>自分の容姿に対して自分で危機感を感じでいて、もっと変わろう!頑張ろう!と奮起させる為の自作自演?
>本当は自分の容姿をの中で蔑んでいるから、出会う人たちがその気持ちを代弁している?
>30歳を超えて自分に自信がなくなっていることの表れ?
>自分の価値観や人間性を鍛えて更にパワーアップするために引き寄せた試練?

どれがピンと来ますか?
複数あってもいいですよ~

たぶん、それが答えですね。

正解ってひとつじゃないし、ましてや、人によって異なります。
だから、自分が「ああ、これかー、これだよなー、これなんだよなーーーー」と思うものがあるとすれば、それが正解なんですね。

とはいえ、自分にとっての正解が「ピンと来る」かどうかは分かりませんが(笑)

>前までは、お金持ちの方たちとご一緒しても、こんな風に酷いことを言われることのほうが少なく、むしろ紳士的に接して下さる方のほうが多かったです。

ということは、ビフォー・アフターで何かが変わった、ということですよね?
以前と今とではどんな風に自己価値が変わったと思いますか??
特に婚約してた彼と別れるまでと後で変わったところがあると思いますか??

例えば、以前よりも内面に価値を置くようになったとするならば、今回のような失礼な発言を“敢えて私のために”してくださる方々を登場させて、
「もう容姿にはこだわらない生き方をするようにしたんでしょう?」
とその思いを確認させてくれている、という解釈もできますし、一方で、
「内面ばっかりこだわって、外見を軽視しすぎてるんちゃう?もっと自分、そっちが大事やったやん」
という解釈もできます。

はたまた、そういう人たちがそう言ってくるってことは、
「ああ、私はもうお金持ちとか役職付きとかステータスがある人には興味がないんだなあ」
ということを教えてくれてる可能性もあります。

さらには以前よりもNさんがものすごく内面的成長を遂げているために、
「自分自身がもう彼ら以上のパワーとエネルギーを持っているので、彼らはそんな自分を攻撃し始めた。」
などという嫉妬やら甘えやらの心理がから読み解くこともできます。

あるいは案外、

>いちいち受けるダメージが大きく、その場で怒って急に帰ったり、泣いてしまったり、自分としても大人気ない恥ずかしい行動をしてしまう

ってことは、もっと感情を出せ~~!!!もっと怒れ~~~!!泣け~~~~!!ってことかもしれませんけどね。

とりあえず、あの婚約しときながら逃げよった男を改めて成敗せい!なんてことに繋がる可能性すらあります。

私の想像力は果てしないのです(笑)

さて、ここからが大切なポイント。
Nさんは理解されていると思いますが改めて。

>その度に酷く傷つきます。

これが一番のポイントなんです。
(こんだけ短いとどの文章にこれがあるか分からないでしょ???(笑))

傷つく、ということは、同意している、ということなのです。

容姿のことを指摘されて傷つく、ということは、何かしら容姿のことでNさんが自分を否定していることを表しています。
もし、そこに自信があれば、その意見に同意することはないからです。

さて、それはどんな風に、と言えるでしょうか?

セミナーでも最近よくこんな話をします。

「私たちは誰かに“傷つけられる”ということはあり得ません。自分で自分を傷つける以外、誰かが自分のことを傷つけることはできないのです。」

今回の出来事は、Nさんに対して
「容姿にもっと自信を持ちなさい。年齢相応の魅力を持っている自分のことをもっと認めてあげなさい。そして、今の自分にもっと誇りを持ちなさい。」

少なくてもそんなメッセージを与えてくれているようです。

要するに「傷つく」ということは「まだまだ自分を愛し足りない」というサインなんです。

今日は姿見に映る自分に向かって可愛いだの、きれいだの、ここが素敵だの、いっぱい褒めてあげてください。
ガラスに自分の顔が映ったら「あら、可愛い」って口ずさむことを癖にしてもいいですよ。

もちろん、内面も含めて「自分をさらに愛する」ということは、失恋からの回復をさらに推し進めてくれるでしょう。

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