情熱の女はなぜ散々振り回されて傷つけられても好きでいることを止められないのか?


振り回されるのは彼ではなく、自分の感情。
振れ幅が大きいのが情熱の女だから、自分でもどうしていいのか分からない感情が出てきて、それに振り回される。
出て来た感情をありのままに受け容れられるようにするのが目標。

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 根本さん、こんにちは。
毎日欠かさずブログを見ています。

根本さんのブログでやっぱり気になるのは、情熱の女シリーズです(笑)
私も間違いなく情熱の女なのですが、最近、自分の成長って何だろう?って考える事が増えました。

散々振り回されて傷つけられても、会えばやっぱり『私はこの人が好きなんだ』と、心が反応して止められません。
でもまた振り回されて傷つけられて泣いている自分は、何の成長もしていないんじゃないか?って思ってしまうんです。

私は見た目が大人しそうに見られるので、根本さんのブログに出てくる、真面目で誠実そうな人(イイ人)から、好意を寄せられる事が多いのですが、この人と同じ屋根の下で暮らせるだろうか?と考えただけで、全力疾走で逃げたくなります(笑)

私が考える理想の成長は、相手がどんなダメ男であっても、ブレない自分でいる事です。
でもうまくいかないのは、違うタイプの人を好きになれる自分になる事が成長なんだよ、と、教えられているのでしょうか?

いつかネタにして頂けたら嬉しいです。
(Sさん)
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好きなものは好きでしゃあないんですけどね。
真面目で誠実そうな、まるで私のみたいないい人には好意を持てないわけでしょ?

「頭では分かってるんですよね。ちゃんと仕事もしてるし、優しいし、穏やかで、自分をコントロールできるタイプだし、ぜったい浮気なんてしないだろうし、こういう人と付き合えたら愛されて幸せなんだろうな、、、。でも、でも、心が動かないんですよ~!」

という情熱的女子が多いわけですが、そりゃあ、情熱的女子は情熱に火がついてナンボの世界で生きてるわけですから、そういう男は退屈でおもんなくて、全力疾走して逃げたくなるんですよ。(そして、全力疾走で逃げてる自分に「ああ、これがあたし、この全力度合いがあたしって感動するわけですね)

だから、情熱的になれる超一流のダメンズや、こっちを振り向いてくれないツンデレ系仕事人間みたいな刺激物じゃないと、恋なんてする意味がないって思ってるんです。

そもそも「好き」になることをコントロールなんてできません。
あなたがケーキが好きなのも、私が旅が好きなのも、しょうがないんです。
好きなんだから。

だから、違うタイプの人を好きになろうと思うのは感情をコントロールしようとしてることになるので、切ない結果になることが多いんです。

>私が考える理想の成長は、相手がどんなダメ男であっても、ブレない自分でいる事です。

いいですねえ~。これでいいと思いますよ。
Sさんの「あたしは一生、ダメンズに恋をし続けますぜ」という決意表明が見えて素晴らしいですな。

そもそもなぜ「振り回される」んでしょうね。
どうしたら、ブレなくなるんでしょうね。

実は彼に振り回されてるんじゃないんです。

例えば、ツンデレ系仕事人間の彼がある日のデートで急に積極的に迫って来て、「きゃ。このままお付き合いできるんだわ。し・あ・わ・せ(はあと)」と思ったのに、翌日から音信不通・・・なんてよくある作法なんですが、その時に「何か悪いことしたかしら?何がいけなかったのかしら?」ってああでもないこうでもないと考えたり、あの日の熱い目線は何だったの?ラブラブな雰囲気は演技だったの?私はいったい何なの?って悩んだりします。
そんなことが繰り返されると振り回されてる!って感じるのですが、これ、彼に振り回されてるんじゃなくて、彼に対して期待してる自分、実は自信のない自分、好きになると一直線になってしまう自分などが仕掛けてる“演出”なんです。

つまり、「彼に」振り回されてるんじゃなくて、「自分に」振り回されてるんです。
それは、嘘つき男子も、仕事するする詐欺男子も、浮気症男子に対しても同じです。

自分の何に振り回されているのか?というと、まさに情熱を創り出している「感情に」振り回されているんですね。

「めちゃくちゃ好き」な人と、「ああ、今日は幸せ~」ってデートをしてグーンと上がった情熱が、翌日「連絡取れなくて寂しい~」「何がいけなかったのか分からなくて不安」「私、何したんだろう?(自己嫌悪)」と不安、寂しさ等の感情が一気にやってきて気分が急降下したことを「振り回されてる」と思うんです。

つまり、思い通りにならない状況によって、感情が思い通りにならなくて(予想もしてない感情が湧き上がって来て)、「振り回されている」と感じるんです。

情熱的女子は元々感情の振れ方が大きいんです。
泣きたくないのに涙が止まらなくなったり、こんなにキレるつもりじゃなかったのに怒りが止まらなくて暴走したり、こんな大きな不安どうしたらいいの?ってくらい不安になって彼に執着しちゃったりするわけです。

それを「許容」しましょう、というのがブレなくなる秘訣です。

その感情の波を制御(コントロール)することを手放して、ただただ、そこに身を委ねる(サレンダーする)こと、かっこよく言えば「感情のサーファー」になって感情の波に乗ることが目標なのです。

サーファーって「波よ静まれ!」なんて思ってないでしょ?むしろ、台風が近づいて高波がやってくると興奮したりするわけでしょ?

情熱的女子も同じですね。「感情の波よ鎮まれ!」って思いますけど、本当に鎮まっちゃったら面白くもなんともないわけで、超ド級の台風が近づいてこそ「ああ、興奮するわ」ですよね。

それをダメダメ、と思ったり、何とかしようと思考したりして、高波を抑え込もうとするからややこしいんです。

その感情をただ味わう、ただその身を委ねる、、、つまり、泣きたいときに泣き、怒りたいだけ怒り、喜びたいだけ喜ぶ、ありのままの感情表現を自分に許してあげるんです。

「好きなものは好き」と同じように「悲しいものは悲しいし、辛いもんは辛いし、不安なもんは不安」で要るんです。

「今日みたいな日は仕事なんてする気分じゃねーわ!」と思ったら、「社会人なのにそれはダメ」とか「自立系女子としてそれはダメ」と思わずに、まずは、「せやな、せやな、仕事なんてする気になれねーよな!」とその気持ちを受け入れてあげることなんです。

だから、このレッスンは日常でもできます。
しかし、もちろん、恋のもたらす感情は日常では味わえないくらいの高波ですから、なかなか身を委ねるのは勇気が要ります。
「暴走しちゃいそう」「彼をぶっ殺してしまいそう」「強引に押し掛けちゃいそう」等の「人としてどうかな?」って基準に触れる恐れも出てくるでしょう。

実際に行動するのと、感じるのは別物です。

「今日なんて仕事する気にならねーよ」と思うことと、本当に仕事サボることは別物です。(実際、サボっちゃたほうがいい人もおおいですけどね)

そうして「自分の感情を受け入れていく」ことができると、振り回されることはなくなっていきます。

ただ、「振り回されること」自体が、情熱的女子にとっては「刺激物」になりますから、果たして振り回されなくなることが幸せなのかは一考の余地がありそうですが・・・。

*感情の名サーファーになるための方法*

・ふだんから自分が感じてる感情を「良い悪い」で判断せずに、「そういう気分なんだもの」と堂々と認めてあげる。

・「思考」よりも「感情」を優先してあげる時間帯を作る。「何もする気になれないから今日は家事を放棄する」とか「今日はめちゃくちゃ凹んでるから友達に愚痴りまくる」とか。

・映画やドラマを見て泣いたり、笑ったりする機会を増やす。

・感情を扱うセミナー(例えば、根本だったら「問題解決1DAYセミナー」のような長時間のセミナーや、私の出身母体が開催してる「ヒーリングワーク」など)に出て、意図的にトレーニングする。

・好きなことを思いっきりして幸せを感じまくる日を週に1日は作る。

・めちゃくちゃ泣ける映画や音楽を聴いて、思い切り泣く日を月に2,3日は作る。

・自信を付けるためのエクササイズを根本のブログなどから拾って来て続ける。あるいは自信を付けるセミナーに参加して、エクササイズに取り組む。

等々。

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