「投影の法則」は「自分を知る」ために非常に使える心理現象で、それを使いまくったワークショップでした。
まずは「今の人間関係を図式してみる」というワーク。
「近いー遠い」「ポジーネガ」で今の人間関係を表してみます。
近い・遠いは心理的距離。
ポジ・ネガは好意的か否か。
そうすると、いろいろな傾向が見えてくるんです。
・思っていたよりもポジな人が多い。自分がいつもネガな方に目を向けてるから?
・親密感への怖れ?ポジな人たちがちょっと距離が遠い。
・親族が遠くてネガ。だから実家に帰りたくないのか。
・昔の母よりも今の母の方が距離が近い。
・今カレよりも元カレの方がポジ・・・ヤバい?
・夫をどこに置いていいのか迷う・・・ポジなときもあるけどネガも多いし・・・
・夫だけが遠くてネガ・・・。やっぱ向き合わなきゃいけないよね・・・。
・過去から今の母の移り変わりが、夫とかぶってる・・・。

そうして「今向き合うべき相手」や「手放した方がいい関係性」や「人間関係のパターン」が見えてきます。
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また、「投影」を使って、自分の中の問題点と価値・魅力を見つけるワークを「同時に」やりました。
「ネガ」な相手からは自分の問題点を、「ポジ」な相手から価値・魅力を見つけるんです。
やり方は同じです。
が、みなさんの反応が面白い。
ネガの方は
「うん、分かる。納得。自分も確かにそういうところがある。」
「痛いけど認めざるを得ない。確かにそうだと思う。」
「自分ではあまり自覚ないけど、周りからはそう見られてるような気がする。」
と大変”前向きに”受け止められてるんですよね。
しかし、ポジの方は、
「これが自分にあるとは思えない。」
「信じられない。絶対ないと思う。」
「ありえない。真逆な気がする。」
と大変”反抗的”なわけです。笑
価値・魅力を受け取ることにたいへん抵抗があることがよく分かります。
同じ方法でやったからこそ、そこが浮き彫りになるんですよね。
ネガの方に同意するなら、同じ熱量でポジの方も同意していただきたいところです。
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私たちは価値を受け取ることに対して非常に慎重になります。日本人特有かもしれません。
例えば「怒りっぽい。感情的。」というネガな要素については、「確かに自分にもそういうところがあるわ・・・」と素直に認めます。
そして、饒舌に「こういうときはほんとイライラしちゃうし、こういう人を見かけるとほんとムカつくもん」と語ります。
しかし、「明るくて、前向き」というポジの要素については「いやあ、ないわー。そんなことないわー」と全否定(?)します。
そして、言葉少なに「いやいや、けこうわたし暗いし、ネガティブだし」と語ります。
そこには「明るくて、前向き」を認めるなら、「いついかなるときも明るくて、前向き」でなければならないし、全日本明るさ検定で1級を取るくらいじゃなきゃそれを認めちゃいけないと思っちゃってるようです。つまりは「完璧主義」が発動しちゃうんですよね。
「怒りっぽい。感情的。」ということについては「そういうときもある。いつも怒ってるわけじゃないけど、何かあるとイライラする。」という「部分」を認めてます。
しかし、「明るくて、前向き」については「全体」を見てしまいます。なぜか「常に明るくて前向きでなければならない」と思っちゃうんです。
みなさんもそういうところありませんか?
これは「炎上」「バッシング」「アンチ」を怖れる心理でもあるんですね。
「明るい」って自分のことを認めたら、「えー、あんたが明るいの?ウケる。そんなわけないじゃん。こないだだって暗い顔して歩いてたじゃん」という否定を怖れるわけです。
その怖れから完璧主義になり、「常に明るくなければ、明るいと言ってはいけない」と思うようになるのです。
だから、そうした周りからの否定を避けるために「明るい」と認めることをせずに「暗い」と思い込むんです。
そうすることで「自己防衛」をしてるんですね。
それで私たちはなかなか自分の価値を受け取れない、認められないので、自己肯定感が低空飛行しちゃうんです。
まあ、実際に「わたし、明るいところが魅力でしょ?」なんて言わなくてもいいです。
心の中でひそかに思っていればいいんですけどね。
だから、こうしたワークで自分の魅力や価値を見つけたら「信じられなーい!」と思った後に「自分の中にもそういう要素があるんだな。」という風に受け止めることをお勧めしています。
「わたしは明るい人だ!」と宣言する必要はなく、「わたしはどっちかというと明るい人なんだよね」と心の中で認めておけばいいんです。
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自己探求ラボでは自己探求をするのでこうしてポジな面だけじゃなく、ネガな面にもちゃんと目を向けます。
ちょっと痛いところにも触れるんだけど、それは今の課題であり、これから取り組めばいい問題です。
でも、そこからも自分の価値や魅力、才能を引き出すことができますし、今の問題は「成長する余地」「のびしろ」でもあるので、とても大切なものだと思います。
こうして1日自分と向き合うことで自己成長が非常に促されます。
そして、何よりも「自分を知る」ということができます。
自分を知ることは、現在地を知ること。今の自分の位置を知ること。そして、それはまんま自己肯定感です。
「自分を知る」ことで、「これからどう生きるか?」も考えやすくなるし、見えてきます。
ファンタジーではなく、地に足の着いたヴィジョンを描けるようになるんです。
だから、この自己探求ラボは今の私にとってはライフワークのようになってきました。
それで「自己探求ラボ in 千里山」も継続するし、「自己探求ラボ+」というサロンを作ろうと考えているし、「in 神楽坂」も何とか実現できないか思案しております。
同志のみなさま、これからも一緒に自分をもっと深掘りしていきましょうねー!