ついに青山にて講座をして参りました!~終わり良ければすべてよし~



神楽坂で個人セッションを終えて、事務作業を少しして青山一丁目駅まで移動。
東西線で九段下、半蔵門線で青山一丁目。
むかーし、サラリーマンだったときに、東京本社が半蔵門駅の近くにあったので、出張の際はこの九段下からの半蔵門線というルートをよく使っていた。
(東京駅、徒歩で大手町、そこから東西線)

青山一丁目駅に着いて、その出口までの複雑な迷路に戸惑い、駅直結と聞いていた新青山ビルの入口が分からないままに地下街に迷い混み(それが新青山ビルだったのだが)、結果、地上に出て確認したら目的地は出てきたまさにそのビルだった。
悔しかったので目の前にあったATMでお金を下ろして「いや、そのために地上に出たんだよ、あはは」との言い訳を作ることにした。

そのときの私は空腹であった。
昼も軽くしか入れておらず、駅になんかあるやろう?と思ったが、ミス発覚により事務作業に時間を取られたため、なかなかいい時間に着いてしまったのだ。

NHK文化センター青山教室。
今まで柏、さいたまアリーナと都内を避けるように講座をしてきたが、いよいよ、港区青山は駅直結のビルに堂々と鎮座するNHK文化センターの本部に乗り込むのである。

さすが本部は規模がデカい。
教室もたくさんあるし、休憩スペースも広大であった。
何でも講師室が別に用意されており、お茶なども出していただけるそうなのだが、諸般の事情でギリギリ到着となった私にはそのような特別意識をくすぐる時間は残っていなかった。

80名も入るお部屋である。
おおー!っと壮観な眺めに思わず声が出た。

土曜日の高野麗子ちゃんとダリン勝也さんのコラボセミナーにも80名が集まってくださったので、不思議なつながりを感じた。
ちなみにその土曜日も空腹を抱えて神楽坂に戻ることになった点も似ている。

自己肯定感について、あがるとどう世界が変わるか?について、お話しさせていただいた。
20代から60代くらいまで、年齢層はとても幅広い。
私の講座にしては珍しく男性の方も2割くらいいた。

最初は静かだった会場にだんだん笑いが増えてくるのはうれしい。

実習もして、質疑応答もちょっとして、時間を少しオーバーして講座は終わった。
物販もあったので、本にサインもさせてもらって会場を出た。
今日はいろいろとトラブルが起きた日だったけど、講座はスベりまくることもなく、無事、終わってホッとしたのは事実だ。

最近は入門編的なセミナーをあまり企画しておらず、その代わりNHK文化センターさんや、産経学園さんの講座がその役割を担ってくださっている。
次は吉祥寺、梅田、自由が丘、そして、来月1月は再び柏とこうしたカルチャーセンターでの特別講座が毎月続く。

料金も手頃なので「根本ってどんな奴なんだろう?どんな話をするんだろう?」と生根本を検証する機会に使って頂けたら幸いである。

ビルを出たら雨上がりである。目の前に東宮御所があるはずだが暗くてよく分からない。

近くで食事を済ませても良かったのだが、慣れた街の方がきっとホッとできると、まるで自宅に帰るような感覚で信号待ちしていたタクシーに乗り込んで神楽坂に戻った。

さっきまで忘れていた空腹感を思い出したので、最近近くに引っ越してきたスタッフの伊藤幸一を呼び出して飯に行く。
すき焼きを食って腹が一杯だという彼が教えてくれた居酒屋に入り、元巨人のM選手の等身大パネルに見守られながら、旨い山形の酒と肴を食らう。
いろいろあった1日であったが、最後に旨い飯にありつけたのなら、今日はよい日である。


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