札幌でリトリートセミナーを開催して来ました!(1)



7/7,8と2日間に渡って行われた札幌リトリートセミナー。
今回も過去最高を更新したと思います。

私のライフワークとして3年前から開催しているリトリートセミナー。
沖縄から始まり、日本各地で開催して今回で9回目となります(今、指折り数えました)。
初参加の方ももちろんいれば、6回目というツワモノまでいる濃厚なメンバーが集まりました。

わざわざ遠方まで足を運んで(車で10分とか、地下鉄で2駅という人もいるけど)セミナーを受ける意味は「非日常の演出」。
日常生活を飛び出して非日常の中に自分を連れていくことで見えてくるものがあるんです。
それは「ふだん当たり前に頑張ってる自分」だったり、「素直なありのままの自分」だったり、「本当にしたいこと」だったり様々。
そうして「自分に還る」のです。

そして、全国から集まった仲間たちのパワーを借りて「生まれ変わり」を体験することもあります。
「ああ、これがほんとうの自分なのか」と。

だから、人生が変わった、という声をたくさんいただくんだと思います。
私たちは企画もしますし、セッションもしますけれど、一番の仕事はそんな場を作ることだと思っています。
だから、居心地の良さ、楽しみ、喜び、つながりなどを追及してセミナー会場の選択から、懇親会やオプショナルツアーの企画をしているのです。

前日入りしている人も多いと耳にしたので「前夜祭」を急きょ敢行。
札幌の海の幸をいきなり味わうスタートになりました。

今回は20年近くセミナーをしてきた私が一番大好きだと言ってしまうセミナールーム。
札幌でリトリートをするなら、ここ以外は考えられない、という素敵な場所、City Wallセミナールームです。

リトリートセミナーはまずは自己紹介から始まります。自席でやってもいいんだけど、やっぱり前に出てくる人も多い(笑)

ママのご挨拶、、、ではなく、札幌リトリートの開催を首を長くして待ち望み、初日からすでにロスが始まった参加者兼スタッフ。

リトリートセミナーの一つの柱は個人セッション。
フォーカスパーソンという名のモルモットは、希望者からじゃんけんで選ばれます(私と気の合う人、すなわち、アイコの人)。
私が十数年学んで来たセラピーの手法です。

今、抱えている問題とか、もっとこうしたい!ということや、これを何とかしたい!とかいうテーマを頂いて、それを公開カウンセリングしていきます。

そして、参加者に協力してもらいながらセッションを組み立てていきます。

ロールプレイというセラピーを私は十数年使っているのですが、こうして人を立てることで視覚的にも感情的にも理解でき、かつ感覚(潜在意識、無意識層)に影響を及ぼすことができます。

このセッションでは元走り屋のお姉さんが見た目とは裏腹に全然自分の価値や魅力を受け取っていないことが判明したので「どれだけあんたの価値が素晴らしいのかを思い知らせてやる」という意図のセッションをしました(笑)

ロールプレイはちょっとした演劇のような要素を持っているので参加者も感情移入しやすく、自分のこととして受け止められる効果があるのですが、個人セッションの終了後はこうしてペアになったり、グループになったりして、その実習のエッセンスを自分自身も体験するワークをよくしています。
目で見て、聞いて、感じて、体験することで、自分の素晴らしさを受け取っていくことを目的とするのです。

リトリートセミナーでは2日間でだいたい3本くらいの個人セッションをします。

2本目では「パートナーとの結婚に対する障害を乗り越える」的なテーマです。
もちろん、それはパートナーシップに限ったことではなく、ビジネスでも、子育てでも、何でも共通します。
カウンセリングの中で、結婚から仕事、家庭などの話題に広げながら話を進めていくことで、誰にもに共通するテーマになっていくのです。

とはいえ、まじめな講座ではなく、私のセミナーは笑いもとっても重要。ツッコミを入れつつ笑いを取りつつ、スベっても気にせず、再び笑いを取りに行きます。

「困難に向かう同志にあなたならどんな声をかけるでしょうか?」
武闘派女子たちに分かりやすく言うならば「戦地に赴く戦友に送る言葉」ですね(笑)
一見、困難と思われる状況に、自ら望んで入っていくならば、その時役立つのは仲間たちのメッセージ。自然とみんなの目に涙が浮かび、セミナールームはその愛で包まれるようになります。
「骨は拾ったる」「いつでも帰ってこい」「あんたなら大丈夫!」そんな男らしいメッセージがフォーカスパーソンに贈られます。
もちろん、そのメッセージは今の自分自身に贈る言葉でもあります。

お昼休みを挟んで3本目は「パートナーが欲しい!けどうまくいかない!!」というあるあるな問題。
「パートナーがいるのが当たり前」という意識をまずはインストールするために、男が切れたことがない面々に実情をインタビュー。

1本目にあったようになかなか自分の価値を受け取れないところに問題があったり、かつての恋愛を引きずっていたりすることもありますが、「家」や「親」「家族」への見えない執着が原因になることもあります。

そこで、結婚式の朝のように、両親に感謝と別れを告げて、幸せな道に踏み出すロールプレイのセッションを組み立てました。
ここで参加者の皆さんも一緒に両親への思いを感じます。そして、感謝の言葉を改めて口にします。そして、自分の幸せを願ってくれている人たちの元に足を進めていくのです。そうして、自分が幸せな結婚をすることへの許可を出していくのです。

リトリートセミナーの最初と最後は奥さんのクリスタルボウルによる瞑想。
場を作り、清め、そして、心身に響く音色に耳を傾けることで、心も整えていきます。

このクリスタルボウルのあとはみんな思い切り緩んでいい表情に変わって行きます。

こうした様々なセッションを通じて、自分自身を思い出し、自分自身に還るのです。

どのセッションも印象的かつ心に残るもので、これを機に参加された仲間たちの心の中にどのような変化が起きていくのか、私たちはそれを楽しみに見ています。

さて、リトリートセミナーの本編は以上の通りなのですが、このセミナーには相棒の岩橋くんが主に企画した様々なイベントがあります。
そして、セミナーの本編よりも、そっちのイベントの方が参加者の心に深く残るのですが(笑)、それはまた次回ご紹介することにしましょう。

札幌でリトリートセミナーを開催して来ました!(2)

この物語は次回、11/10,11の沖縄・那覇でのリトリートセミナーに引き継がれます。
北から一気に南に下りますね。

※頂いた感想やレポはこちらで紹介しています。
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/25465


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