昨日から東京にやってきています。
飛行機は梅雨前線の影響で、短い間にけっこう揺れたりして、それでもパソコンを離さず仕事していた自分は偉い・・・などと一人でほくそ笑んでおりました。
そういうわけで昨日は着陸直後くらいから晴天。
蒸し暑い、夏らしい一日になりました。(まだ梅雨明けはしてないけれど)
一転、昨晩からは大雨。午前中にかけて激しく降り、昼過ぎから爽やかに晴れてきました。まるで南国。
その光景を見るに「沖縄みたいだ・・・」としみじみ。。。
その後のじめーっとした空気も合わせて、「南国だ・・・」と実感。
もう、わくわく、わくわく、してきます。
夏が来ますね・・・。
私は昔は夏が嫌いだったんです。熱いし、汗っかきだし。
でも、ここ5、6年。夏が大好きになってきました。
沖縄へ出かけるようになってからはますます好きになりました。
そうしたら、日本の夏は意外に短いことに気付き、寂しい気持ちを感じるようになりました。
例えば、東京や大阪では、7月の下旬に梅雨明けしてからが本格的な夏。
お盆を過ぎれば「残暑」と言われ、暑い暑い夏も9月に入れば少し落ち着いてきます。
そして、10月になればさすがに爽やかな空気となり、過ごし易い日も増えてきます。
すなわち、夏!と呼べる期間は、なんと、1ヶ月ほどしかないのです。
そして、夏の名残がさらに1ヶ月半ほど続き、秋を迎えてしまうのです。
それは寂しくないでしょうか・・・儚くないでしょうか。
夏が嫌いな頃は、夏が長すぎるように感じていました。
でも、今は、真逆です。
別に私はサマースポーツに明け暮れるわけでも、積極的に海や山に出かけるタイプでもありません。
あの日差しを眺め、色の濃い日陰で汗を拭いつつ、たまに吹く風に心を揺らしながら、しみじみとその暑さを味わうのが好きなだけです。
光の強さが好きだったり、夜の濃い空気がたまらなく好きだったり。
そんなことを思いながら、銭湯の帰り、せっかく流した汗を再び流しながら歩いていました。
ゲリラ豪雨が来たり、東京なのに南国みたいにめまぐるしく天気が変わったり、温暖化の影響かもしれません。
でも、夏が好きな私としては、不謹慎にもちょっと嬉しくなってしまう出来事なのです。