東京銭湯物語。



今週は木曜日から東京に来ていまして、土日はヒーリング・ワークベーシック。
まさにその間の夜にブログを書いてます。

しかし、東京ってよく雨が降るんですね。
もしかしたら、今年の東京は、日本一の沖縄よりも雨の日が多いんじゃないでしょうか?
だってね、私が東京にいるときはいつも雨が降ってるんですよね。
大阪が晴れてても、東京は雨、なんてことがよくあるんですよ。

え?そんなことはない?
え?根本が東京に来ると雨が降る?今週だって木曜日から急に雨だった???


ま、そんなシャレはいいとして(滝汗)、一日の仕事を終えた後、雨の中、傘を差して銭湯へ向かいます。タイル張りの昔ながらの銭湯にて、疲れを流し、そして、気持ちいい夜風に当たりながら部屋に戻りました。

翌日は五反田で講座がありましたが、その後も、会場のすぐ近くにある銭湯にて一汗流してから、仲間との待ち合わせに向かい、近況などを交換して盛り上がりました。
また、次の日もセミナーを終えて遅い食事を摂った後、まだ空いていたいつもの銭湯に向かい、ふーっと一息ついて帰ってきました。

東京はオシャレで最先端の情報ばかりが溢れる大都市のように見えて、その実、下町じゃなくても昔ながらの生活がそこかしこに見られる街だとも思うんです。
人口が多い分、まだ営業を続けられる八百屋や靴屋や銭湯や飲み屋や路線バスも多いんでしょう。地方では影を潜めつつある、そんなちょっと前の日本の姿が、まだ東京には残っているような気がするんです。

もちろん、どんどん古い建物が壊されて、その上に新しい高層ビルが立ち並び、1年ですっかり景色が様変わりしてしまうところもあります。でも、その一方で、ところどころに昔ながらの銭湯がしっかり営業していて、未だに450円という破格の値段で広い湯船にしっかり浸かれる素敵な場所も残っているんです。

私は東京に出張してくると、羽田から渋谷まではリムジンバスで、時間が許せば、渋谷からカウンセリングルームまでは東急バスに揺られてやってきます。
また、講座でよく出かける五反田にも、時間に余裕があれば、やはり路線バスを乗り継いで移動します。人が多いというのもあるんですが、乗ってる時間の割りに乗り継ぎや移動距離が長い電車はあんまり好きじゃないんですね。
だから、東京に居ながらバス、もしくは、徒歩、あるいはタクシーをよく利用しています。

そうすると激しく高層化、近代化が進む山手線周辺の景色とは違う景色に出会えるんですね。
路地に古そうな居酒屋(というか呑み処)があって、中からおっちゃん、おばちゃんの笑い声が聞こえてきます。
その隣には看板も出ていないバーらしき店があり、小窓越しにゆらゆらと揺れるキャンドルの光が見えて妙にホッとします。

そして、銭湯。
地元のおじさん達はもちろん、意外に若い男の子もやってきて、慣れた手つきで体を洗ってたりします。
歴史がある分、最新のスパ施設に比べれば、ぜんぜん綺麗でもなく、また、設備だってしょぼいものなのですが、少し熱めの湯に体を沈めるとき、いっぱしの地元人になったような錯覚を味わえるんですね。
変な話、実家に帰省して、昔通った通学路を辿るような懐かしさすら味わえたりします。

今日は風呂屋が閉まるちょっと前に入ったので、出掛けに番台のおばあちゃんが「あんた、今入ったとこでしょ?もう出るの?」なんて声をかけてくれたりして、「はよ、出なあかんかな、って思て。だって、もう掃除する時間て言うてましたやん?」と答えると、「まー、そうだけどさー、そんなに慌てて出なくても、と思ってね。もうちょっとゆっくりしてけば、いいのに」なんて気を使ってくれたりします。
それだけで出張者の身分としては、ありがたいなあ、としみじみと思ってしまうんです。

「さっと入ってすっきりしたから。また来ますわ」と言い残して去りますけれど、にっこりほかほかな気分なのです。

で、住宅街の中をくねくね抜けて部屋に戻るんです。

そういうわけで、朝の代々木公園への散歩と夜の銭湯通いが“ビジターなんだけど昔からここに住んでる人の気分を味わえる習慣”となっているのです。

そんな“マーキング活動”が奏功して、すっかり今の駒場・上原・北沢周辺は地元気分。
好きな場所が増えていく、というのは素敵ですね。住みたい町がどんどん増えてしまいます・・・。

そして、月曜日には大阪に戻り、そして、再び金曜日から東京にやってきます。
来週末は雨になりませんように・・・一応、祈ってみたいと思います・・・。

あわせて読みたい