注文の多い幼児。



寝る前のひととき。
最近は仕事をしているパパの邪魔をするのに全精力を傾ける4歳児。

そもそも私は仕事部屋をオープンにしていて、来るもの拒まず、やって来たほっぺには遠慮なく吸い付くという主義を徹底しているのです。
そのため、心理学講座やNTTドコモの原稿を真剣に書いている最中でも、ふらふらと近寄ってきた幼児にとっては「仕事?んなわけないでしょ?パパ、遊んでるんでしょ?」という認識しかなく、隣の部屋から「パパはお仕事でしょ?そっちに行ったらダメでしょ?」というママの声も心地よいBGMとしか感じらないようなのです。


今日も

「ねえ、パパ~。歯磨き・・・。あぁ・・・(意訳:おらおら、そんなところで遊んでる暇があったら、あたしを洗面所に運んでは磨きせんかい、この、ボケ!)」

と床に倒れこむので、まずは、そんな4歳児(体重13kg)を抱きかかえ、お姫様抱っこスタイルにてほっぺにぶちゅ~をし(そして、さりげなく 堂々と手で拭われ)、そのまま膝に抱いたまま、書きかけのメールに目をやるのです。

(そういえば、送ってくれたメールに返事を書いたのに、おそらく「受信メール設定」などにて私のメールを受け取れないようにしているために、「根本さんってメール書いたのに、ぜんぜん返事くれないよね。それって冷たくね?」というあらぬ誤解を抱かれているだろうことは辛苦に耐えません!以上、業務連絡でした。)

そして、送信ボタンを押して、再び、幼児のほっぺに3秒間ぶちゅ~をし、洗面所に連れて行き、ごしごしと歯磨きをしてあげる過保護な私。

そして、ぐちゅぐちゅぺっ!の後は、再び「あぁ・・・」と私の腕の中に倒れこむ4歳児。(推定13kg。足腰へのダメージも大)

再び、お姫様抱っこスタイルにて抱きかかえると「おしっこ・・・(意訳:おらおら、歯磨きして寝る前はトイレやろ?そんなことも分からへんのか、ボケ。何年、うちのパパやっとると思ってんねん)」とトイレを指差す幼児。

トイレの扉を開け、電気を付け、パンツを脱がせて便座に腰掛けさせ、しばし、静止。

事を終えた後にそのまま抱きかかえてトイレを出ようとすると、

「トイレ流さな、あかんやん?」(あなたをお布団に連れて行ってから流そうと思っていました)

「電気消さな、あかんやん?」(あなたを寝かしつけた後に消そうかと思っていました)

「扉閉めな、ママに怒られんで?」(あんたは怒られるかもしれませんが、あなたが寝た後に閉めようと思っていました。)

そして、お姫様抱っこ(改)スタイルによって、娘をお布団に運ぶと、

「もっと下の方がいいやん?」(昨日は上の方がいいとおっしゃってました)

「パパは、あそこのソファのところに行って、寝転んでおいで」(あの、まだ仕事があるので寝るわけにはいかないのですが・・・)

・・・。

そして、そんな私達を見つめる、白い目。

その目が語ります。

「もう、ほんっとに甘いんだから・・・。はぁ・・・。しょうもな。」

・・・。

だまって仕事部屋に引き返します。

明日は明日の風が吹く・・・。

あわせて読みたい