新規オープンした中華料理店のホールスタッフと、私、根本の意外な共通点。



先日、カウンセリングルームの近所にできた中華料理屋さんに行ったんです。
一度は家族と、もう一度は一人で・・・(つまりは、お忍びで・・・。でも、ここに書いてしまうとお忍びではなくなってしまうけれど・・・。)

以前ここは「いつ見てもお客さんはいないのだが、味はけっこうよいので潰れないで欲しいけれど、ちょっと高価なのであんまり足を向けられない串の店」だったのですが、意外にも長年持ち続け、先々月くらいに閉店になったんですね。
「きっとお客さんは少なかったが、パトロンのように大金を使ってくれる常連さんがいて、それで持っていたんだろう・・・」とか勝手に推測してました。串なのにワインが合うような店なのですよ。



で、今回のお店のシェフは(どことは公表されていないが)“有名店を渡り歩いて修行した”と銘打っていて、ちょっと期待・・・ちょっと不安・・・で店内に入ったんです。
そしたら、意外に(失礼!)美味。

いわゆる街の中華料理屋さんではなく、それなりにきちんとした店の料理が安価で食べられる店だったのです。

ちゃんと一粒一粒が生きてるチャーハン。
油や唐辛子で味をごまかしていない黒胡椒の風味が効いた四川風麻婆豆腐。
味噌の味も、唐辛子の味も、隠し味の酢もほどよく馴染んでいる坦々麺。
さらさらとしたソースにピリっと辛さが染み込んだぷりぷりのエビチリ。

ほかにも「お、これは・・・」と思わせる点心もあったりして、ちょっと前の店を彷彿しそうなのです。
だからこそ、「長生きして欲しいよね、ここ!(力強く)」と妻と頷きあってしまうのでした。(だって、根本家では、そんなに頻繁に中華料理食べないですから)

ただし、開店してまだ間もないことを割り引いても、スタッフが余りにも初心者なのです。
全員が「サービス業、初めてです。ホールは、初めてです」という感じでぎこちなく、こちらは余裕こいて待ってるから笑えるのですが、ランチタイムや給料日後の繁盛時には、相当印象悪くしないか???と心配してしまうほどなのです。

なんせ、一人で入ったときには、メニューとお水が出てくるのに5分くらいかかりましたからね!!
カウンターだったので、目の前でバタバタしてるのが分かるから、落ち着くまで待ってたんですけど、ま、ほんと「手が足りてない・・・」という状態でした。

料理が出来る→運ぼうと伝票を見る→でも、どこのテーブルのか分からずに他の人に尋ねる→一緒に探す→どこのか分かってようやく皿を持って出る→厨房からの狭い出口で戻ってきた別のスタッフとぶつかりそうになる→他のお客さんが「すいませーん」と声がかかると半ばパニックになって「も、もうしばらくお待ち下さい」というのが精一杯→テーブルに料理を持って行き、用件を聞くのを忘れて厨房のところに戻る→もう一度呼ばれて焦って「す、すいません!」と駆けつける。

「美味しいんだから、変なところで評判落とさず、頑張ってください!!」という気持ちで帰宅しました。

あのエビチリや麻婆豆腐は癖になりそうなので、またちょっと時間が経ったら行ってみようと思います!
そのときには、皆さん慣れてて、手際のよいサービスを楽しみにしています・・・。

なんてコラムを描きながら家に帰ったら、よくよく思えば、手前の仕事がてんてこまい(笑)
こちらも、ほんと手が足りてない・・・。

NTT DoCoMoの恋愛心理学の原稿を今日中に仕上げなければならないだけでなく、心理学講座の更新やメルマガの発行などのルーティンワーク、心理学ワークショップのページの更新や管理、そのほか誤植箇所などの修正(お知らせ下さった方、いつも有難うございます!!)、さらには雑多な仕事と各種企画物が山積み。

その上で、自分のブログもチェックして、んで、メールも色々目を通して、おぉー、朝になるぞぉ~との勢いで格闘しています。

でもね・・・かなしい性なんですよね・・・。
こういうときほど、燃えちゃって頑張るんですよね・・・俺・・・。

“手は足りてなくててんてこまいだけれど味はいい”という仕事をしていきたいと思いますっ!

・・・そんなテンパッテル中の一休み(現実逃避中とも言う)にこのコラムを書いてみました(笑)

これらを片付けて、明日は日帰り温泉に行くぞぉ~!

日々のミニコラム


あわせて読みたい